孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

第2次世界大戦の飛行機 Part 1-1 (P-61 Black Widow)

2020年03月05日 21時21分21秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

P-61 (Northrop P-61 Black Widow) 追加版

レストア前の機体写真

Part 1でP-61 Black Widowをupしたが、この機体のレストア前の機体の写真が出てきたのでUPします。
主翼は取り外したのだろうか。 機体各所に塗装の剥げなどがあります。
駐車場で数年間野ざらしになっていました。
撮影:北京航空航天大学 駐車場(2011年6月)

大学の駐車場に野ざらしになっていて、ただし、その駐車場にはかぎが掛かっていて入れなかったのでフェンスの隙間から望遠レンズでの撮影でした。


第2次世界大戦の飛行機 Part 8 (Supermarine Spitfire)

2020年03月05日 14時14分14秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

イギリスの名機、スピットファイヤー。翼の形がかっこいいです。

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Supermarine Spitfire
Crew: one pilot
Length: 29 ft 11 in (9.12 m)
Wingspan: 36 ft 10 in (11.23 m)
Height: 11 ft 5 in (3.86 m)
Powerplant: 1 × Rolls-Royce Merlin 45[nb 16] supercharged V12 engine, 1,470 hp (1,096 kW) at 9,250 ft (2,819 m)
Maximum speed: 370 mph (322 kn, 595 km/h)
Combat radius: 410 nmi (470 mi (756 km))
Ferry range: 991 nmi (1,135 mi (1,827 km))
(写真がどのタイプか不明なのでE wingの場合) 
2 × 20 mm Hispano Mk II cannon (120 rounds per gun)
2 × .50 in M2 Browning machine guns (250 rounds per gun)
撮影:中国航空博物館(北京)(2015年3月、2018年7月) 
イギリスの代表的な戦闘機です。翼は楕円翼形で特徴のある形状です。
理由は不明だが、展示の機体に機種名やスペック等説明の記載がなにもされていませんでした。

そのため、予想以上にスマートな機体なので、のんびりと眺めているとイギリスの名機に見逃すところでした。

なお、ネットで調べたら展示機の説明として下記の記載がありました。

https://abpic.co.uk/pictures/view/1596429

Model Supermarine Spitfire Mk LFXVIe と記載されていました。

 


冷蔵庫がついに壊れた!!

2020年03月05日 13時48分54秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

自宅で使用している冷蔵庫が壊れた。
購入して17年なのでもう寿命でしょう。
そこで、家電量販店に向かったのだが、
某社製は中国生産なのでコロナの影響で入荷は5月。
某社製も中国からの部品が入荷しないとの事で入荷は…
等など、コロナの影響がここでも…
で、即納できるメーカーを確認し、その製品から冷蔵庫の購入を決めた。

街ではマスク不足は相変わらず、根拠のない買い占めで、トイレットペーパー、ティシュボックス等のそれ以外の物にも品不足は拡大しています。

 


第2次世界大戦の飛行機 Part 7 (P-40 Warhawk)

2020年03月05日 09時09分09秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

Part 7はサメ顔が一番似合う飛行機 P-40です。

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P-40E(Curtiss P-40 Warhawk)

Crew: 1
Length: 31 ft 8.5 in (9.665 m)
Wingspan: 37 ft 3.5 in (11.367 m)
Height: 10 ft 8 in (3.25 m)
Empty weight: 5,922 lb (2,686 kg)
Powerplant: 1 × Allison V-1710-39 V-12 liquid-cooled piston engine, 1,240 hp (920 kW)
Propellers: 3-bladed Curtiss-Wright electric constant-speed propeller
Maximum speed: 334 mph (538 km/h, 290 kn) at 15,000 ft (4,600 m)
Guns: 6 × 0.50 in (12.70 mm) M2 Browning machine guns with 235 rounds per gun in the wings
P‐40は特徴あるラジエターの形状から機首にサメ顔(シャークティース)が似合う。

頑丈で使いやすい飛行機と言われています。
撮影:航空博物館(北京)(2015年3月、2016年7月、2018年7月)

 


第2次世界大戦の飛行機 Part 6 (九九式双発軽爆撃機)

2020年03月04日 22時24分54秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

Part 6は旧日本陸軍の軽爆撃機、九九式双発軽爆撃機です。

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Kawasaki Ki-48 (九九式双発軽爆撃機) 
開発・製造:川崎航空機
Crew: 4
Length: 12.75 m (41 ft 10 in)
Wingspan: 17.45 m (57 ft 3 in)
Height: 3.8 m (12 ft 6 in)
Powerplant: 2 × Nakajima Ha115 14-cylinder air-cooled radial piston engines, 843 kW (1,130 hp) each
Propellers: 3-bladed variable-pitch propellers
Maximum speed: 505 km/h (314 mph, 273 kn) at 5,600 m (18,373 ft)
Range: 2,400 km (1,500 mi, 1,300 nmi)
Service ceiling: 10,100 m (33,100 ft)
Guns: 3 × 7.7 mm (0.303 in) Type 89 machine guns, in nose, dorsal and ventral positions
Bombs: 800 kg (1,764 lb) of bombs
撮影:中国航空博物館(北京)
日中戦争、太平洋戦争で使用された陸軍の軽爆撃機。この機体は、太平洋戦争後も中国軍が使用したものをベースに修復。
なぜか展示機の機体は白色に塗装されています。

スペックを見れば気が付くけど、この爆撃機、仕様は爆撃機なんだけど爆撃機のくせに爆弾搭載量が800kgしかない。同じ爆撃機のロシア製のTu-2はBombs: 1,500 kg (3,300 lb) internally and 2,270 kg (5,000 lb) externallyと記載されている。

博物館の記載では爆弾搭載量が300-500kgと記載されています。

Wikipediaでも同じ記載があります。

キ-48-II ・爆弾300~500kg

この程度なら、単発機の攻撃機でも搭載できる量です。

機体の前に掲示していた99軽爆撃機の説明文

 


第2次世界大戦の飛行機 Part 5 (Tupolev Tu-2)

2020年03月04日 13時34分11秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

Part 5は日本ではあまり知られていないソ連の急降下爆撃機Tu-2です。

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Tu-2 (Tupolev Tu-2)
Crew: 4
Length: 13.8 m (45 ft 3 in)
Wingspan: 18.86 m (61 ft 11 in)
Height: 4.13 m (13 ft 7 in)
Empty weight: 7,601 kg (16,757 lb)
Powerplant: 2 × Shvetsov ASh-82 14-cylinder air-cooled radial piston engines, 1,380 kW (1,850 hp) each
Propellers: 3-bladed АБ-5-167А, 3.8 m (12 ft 6 in) diameter , Weight: 178 kg, Pitch range: 23-53°
Maximum speed: 528 km/h (328 mph, 285 kn) [9]
Range: 2,020 km (1,260 mi, 1,090 nmi)
2 × 20 mm (0.79 in) fixed forward-firing ShVAK cannon in the wings
3 × 7.62 mm (0.30 in) rear-firing ShKAS machine guns (later replaced by 12.7 mm (0.50 in) Berezin UB machine guns) in the canopy, dorsal and ventral hatches.
Bombs: 1,500 kg (3,300 lb) internally and 2,270 kg (5,000 lb) externally
撮影:中国航空博物館(北京)(2008年4月、2016年7月、2018年7月)、北京航空航天大学 航空航天博物館(2014年4月)

ソ連のツポレフ設計局で開発された爆撃機です。スマートなフォルムが印象的で急降下爆撃機として第2次世界大戦、朝鮮戦争等で活躍しました。


第2次世界大戦の飛行機 Part 4  (P-47D Thunderbolt )

2020年03月03日 12時34分56秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

Part 4はアメリカの戦闘機P-47 Thunderboltです。

近くで見ると、Pratt & Whitneyの大きなエンジンを収納するずん胴な機首がすごい威圧感を感じます。

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P‐47D(Republic P-47 Thunderbolt )
Crew: 1
Length: 36 ft 1 in (11.00 m)
Wingspan: 40 ft 9 in (12.42 m)
Height: 14 ft 8 in (4.47 m)
Empty weight: 10,000 lb (4,536 kg)
Powerplant: 1 × Pratt & Whitney R-2800-59B 18-cylinder air-cooled radial piston engine, 2,600 hp (1,900 kW)
Maximum speed: 433 mph (697 km/h, 376 kn) at 29,000 ft (8,839 m)
8 × .50 in (12.7 mm) M2 Browning machine guns (3400 rounds)
撮影:北京航空航天大学 航空航天博物館(2014年4月、2015年4月)、北京航空航天大学 駐車場(2011年6月) 
塗装は白と黒のインベージョン・ストライプ(ノルマンディー上陸の際の連合国の友軍識別)がされ、塗装も無塗装状態ではなく灰色に塗装している。また風防にも塗装されているなど、なんとなく写真などで見慣れたP-47とは異なる違和感を感じ、実機復元機らしさがなくコピー機かと思ったのですが…
それにしても、P&WのR-2800エンジンはバカでかいし、翼の12.7mm x 4の重武装は威圧感ある。
P-47と比較すると当時の日本の戦闘機が可愛く見える。こんなでかい戦闘機を量産ラインで製作できる国力とは精神力で戦えるわけがない。
最後の写真は、北京航空航天大学の駐車場に置かれていたP-47D、エンジンなど機体前部が欠落しているようにみえる。(撮影は2011年)
この機体をレストアして航空航天博物館に展示したと思えます。


第2次世界大戦の飛行機 Part 3  (九九式高等練習機)

2020年03月03日 11時11分11秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

第2次世界大戦の飛行機 Part 2でアメリカの代表的な練習機のテキサンをUPしたので今回は旧日本陸軍の練習機の九九式高等練習機です。

日本以外でもタイや中国で練習機として戦後使用されていました。

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Tachikawa Ki-55 (九九式高等練習機)
開発は立川飛行機、製造は立川飛行機と川崎航空機
Crew: 2
Length: 8 m (26 ft 3 in)
Wingspan: 11.8 m (38 ft 9 in)
Height: 3.64 m (11 ft 11 in)
Empty weight: 1,292 kg (2,848 lb)
Powerplant: 1 × Hitachi Ha13a (Army Type 98 450hp Air Cooled Radial) 9-cylinder air-cooled radial piston engine, 380 kW (510 hp) for take-off
350 kW (470 hp) at 1,700 m (5,577 ft)
Propellers: 2-bladed wooden propeller
Maximum speed: 349 km/h (217 mph, 188 kn) at 2,200 m (7,218 ft)
Service ceiling: 8,200 m (26,900 ft)
Guns: one fixed, forward-firing 7.7mm (0.303in) Type 89 machine gun
撮影:中国航空博物館(北京)(2018年7月)、中国軍事博物館(北京)(2018年7月)
旧日本陸軍の練習機。旧日本軍の練習機は橙色の塗装がされていた。
複葉機の95式練習機を赤トンボと呼び親しまれていたが、この機も、第2次世界大戦中は橙色に塗装されていたのだろうか。
この機体は戦後は中国で練習機として使用された機体。


第2次世界大戦の飛行機 Part 2 (T-6 Texan)

2020年03月02日 13時03分59秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

Part  2は練習機のテキサンです。戦後は日本の自衛隊でも使用された機体です。

そして、映画のトラトラトラなどでこの機体をゼロ戦に似せて改造して撮影するなどで有名な飛行機なんです。

North American T-6 Texan (T-6 テキサン)
Crew: two (student and instructor)
Length: 29 ft (8.84 m)
Wingspan: 42 ft (12.81 m)
Height: 11 ft 8 in (3.57 m)
Empty weight: 4,158 lb (1,886 kg)
Maximum speed: 208 mph at 5,000 ft (335 km/h at 1,500 m)
Range: 730 miles (1,175 km)
Service ceiling: 24,200 ft (7,400 m)
Provision for up to 3× 0.30 in (7.62 mm) machine gun
撮影:所沢航空発祥記念館(2012年12月)、北京航空航天大学の駐車場に野ざらし(当時)(2012年7月)

T-6テキサンの原型となったNA-16の初飛行は1935年。テキサンの生産台数は15495機で、戦後は自衛隊も使用している。
この機種が有名なのは、練習機として生産数が多いからだけではなく、トラトラなどの映画の中で日本のゼロ戦に改造したテキサンが登場しているから。
ちょっと翼の形がゼロ戦とはと異なるんだけど、ま、改造して似てるといえば似てる機体といえる。
北京航空航天大学のテキサンは機体の骨組み構造が分かるようになっている。
当時は野ざらしだったが、現在はこの機体は博物館で展示されている。

 

所沢航空発祥記念館のテキサン

 

北京航空航天大学のテキサン


第2次世界大戦の飛行機 Part 1 (P-61 Black Widow)

2020年03月02日 11時13分47秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

先日、友人と久しぶりに1時間半ほどイロイロと駄弁る機会があった。

(生存確認みたいなもんでしたね・・・)

話の中で、日本では珍しい飛行機の写真あるよという話になり、じゃ、それをブログにupすると話した。ということで、第2次世界大戦の飛行機シリーズを数回に分けてupすることにします。

第1回は何にするか悩んだ結果、アメリカの夜間戦闘機 P-61 Black Widowの写真です。

(下記の英文スペックはWikipediaからの出典です)

 

P-61 (Northrop P-61 Black Widow)

Crew: 2–3 (pilot, radar operator, optional gunner)
Length: 49 ft 7 in (15.11 m)
Wingspan: 66 ft 0 in (20.12 m)
Height: 14 ft 8 in (4.47 m)
Empty weight: 23,450 lb (10,637 kg)
Maximum speed: 366 mph (318 kn, 589 km/h) at 20,000 ft (6,095 m)
Service ceiling: 33,100 ft (10,600 m)
4 × 20 mm (.79 in) Hispano AN/M2 cannon in ventral fuselage, 200 rounds per gun
4 × .50 in (12.7 mm) M2 Browning machine guns in remotely operated, full-traverse upper turret, 560 rpg
夜間戦闘機として開発された。愛称はBlack Widow「黒衣(喪服)の未亡人」。
ここに展示の期待の型名は、P-61B-15-NO、製造番号は42-397151234。
現存する機体は4機だけといわれている中の1機。
機体上部の12.7mm x 4の機銃は圧巻。上から眺めると松本零士のデスラー艦をイメージさせる。
撮影:北京航空航天大学 航空航天博物館 (撮影は2014年4月)

 

P-61の全景です

 

P-61を前から見ると

機体下部に20mm機関砲がのぞいています。機種の前方にはレーダーが収納されています。

20mm機関砲4門という重武装。 こんなのに追いかけられたら、ヒエー。

 

機種付近を上部から

 

12.7㎣ 4門の機銃が不気味さを感じます。