
クマルさんの闘病と、ぼくの禁酒の記録で綴る仰臥漫録、いかがでしたか?
よくよく見ると、ぼくってろくなもの食べてないですよね。
ということで最後にイイもので締めくくるべく、ここ“土手の伊勢屋”で天麩羅をいただくことにしました。
土手の伊勢屋といえば、

天麩羅。

どうですこの佇まい。
むかしは、ここの脇のほうまで長蛇の行列ができてたのに、いまはどうしちゃったんだろう

天丼はイロハの3種類。なかをとって、

「ロ」にしてみました。
どうですこの丼からはみ出した穴子天。
ここの天ぷらは、ぜんぜん重くないので、胃がもたれることがありません。
味も濃ゆく、江戸前の天丼。

とうふのお味噌汁に三つ葉をちらしてるのがいいよね。


それにしても空いてるなぁ。
以前この近所に住んでたことがあるんだけど、いつ来ても混んでた記憶があります

天ぷらは、もう日本人の口に合わなくなっちゃったのかな



*四つの時代を見つめてきた老天麩羅屋
土手の伊勢屋は明治二十二年創業、建物は昭和二年築。戦火からも焼け残ったその凛とした佇まいは、すぐに見つけることができる。
メニューは昔ながらの江戸前料理が並ぶ。酒の中には自家製デンキブランも。実によい組み合わせだ。相性を心得ている主人のおかげで、安心して頼むことができるだろう。
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伊勢屋のお隣は、


これまた渋い店。
場所は、


吉原大門そば。
そして、

山谷(さんや)もご近所。

ドヤ街で有名な山谷。いつの間にかアーティスティックな町化してる?
でもここに来る途中、

こんなものがあって、爆笑しちゃった。
括弧の中身ってのは総称ではなく内容ってことだよね。
下町人間総合研究所って!?(爆)


おっと下町人間だ!


あ、でも、力石は下町人間じゃないよね。


下町人間の視線でとらえたスカイツリー。


で、下町人間がこよなく愛する山谷の酒場。


天丼、むかしと変わらずめっさおいしかったです

土手の伊勢屋
東京都台東区日本堤1-9-2
03-3872-4886
[日~火・木~土・祝]
11:30~14:00
17:00頃~20:00
水曜休
