鶯谷の“信濃路”です。
ここ、すごいね。
神社の真下が酒場なんだよ。
元々は、
神社の敷地だったらしいんだけど、どういった経緯でこうなってしまったのかはわかりません。
あるいは西村君に訊いたらわかるかもしれないけど。
ということで、今日は西村君遊び。
まずはビールから。
ングングング…プハ~♪
う……こーゆーの弱いです。
はしからたのみたくなっちゃう
って、
たのんじゃうんだけどね
この店は西村君の小説のなかに度々登場する店です。
名前をビミョーに変えてあるけど、随筆集なんかにはそのままの店名を書いてあるので、もう伏せる必要ないよね。
随筆でよく店名が出てくるのは、他に早稲田の“砂場”と新宿ゴールデン街の“風花”。けど、そっちはあんま興味ないので、やっぱ西村君の原点酒場とも呼べるこの酒場で、
小銭を数えながら、
本日は飲んでみたいです。
値段設定がおもしろいですね。
ウーロンハイ(西村君がよく注文する飲み物)は310円なのに、チューハイは380円。で、ホッピーが370円!?
……どんだけ高価な炭酸水つかってるんだろう???
ううう、チューハイたのんでみたい。
けど、10円ケチって、
ホッピーに。
なぜならば、本日は小銭を数えながら飲むんだからね。
では、西村君がかならず注文する肉野菜炒めはやめて、
野菜炒めを注文(肉も入ってました)。
うわ、この器! イイね
観たことはないんだけど(観る気もないけど)、映画『苦役列車』に、ここ信濃路が使われ、さらに主人公はここで肉野菜炒めを食べていたらしいです。
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アジフライ150円。揚げたて。
メンチカツ160円。注文してから揚げてくれるのがうれしかったです。
アツアツのホクホク。
いいなぁ、ここ。
すごくディープゾーンって感じ。
西村君はいまでも通っているのには、たぶんここが彼の原点であるとともに、使い勝手がいいからなんだろうなぁ。
よく、真夜中にタクシーに乗ってくるみたい。
昼夜逆転型の作家さんには、ほんと貴重な店なんです。
つまりここ、24時間営業だから。
時間帯によっては、客筋もかなりディープ。
そこで〆の、
カレーライス(同じ350円で正油ラーメンにしようか迷ったんだけど、隣りでオジサンがうまそうに食べてたから、つい…)。
なに! カレー!?
ちなみに西村君はレトルトのカレーが大好き(聞いたわけじゃないけど、よく晩酌のアテにしてるから)。
さて〆たことだし帰りますか。
でも、なんか去りがたいんだなぁ。
もう少し、
この猥雑な雰囲気に浸っていたい。
まだ陽があるのに立ちんぼのおねえさんがいたりして、ほんと、ここ、なに時代なんでしゅうかね?
じゃあ次は“鍵屋”で江戸時代遊びでもしますか。
居酒屋
【くりす的全国名酒場紀行@信濃路】←お店の詳細