Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

大升

2008-01-09 09:31:13 | ビバ☆オヤジ酒場
【銚子の旅Part. 5】

さ~て、やっとぼくのお楽しみタイム。
今回の旅の目的は、実はこれだったりして。
まずは、


銚子電鉄で向かうので、
ベスト・オブ・ベニー・グッドマンベスト・オブ・ベニー・グッドマン(2002/10/23)ベニー・グッドマン商品詳細を見る

ベニー・グッドマンの「サヴォイでストンプ」しかないでしょう。
詳しくはニッポン居酒屋紀行ファイナルでチェックしてみてね。


では“大升”さんについて説明していただきましょう。
解説者は、

無論、兄さま(写真左のヒト)。(↑情報ネタは宝月さんから。ヤエブーかぁ……行こうかな)


ではお兄様、どうぞ!

※湯上りでさっぱりしたらビールしかない。まず「ゐわし」と字の入る幟をくわえた鶴亀が見合う万祝(まいわい)式大漁旗のれんの居酒屋「大升」に入った。
生ビールのジョッキを一気に半分、空にしてひと心地ついた。鉤の手カウンターに囲まれた店内は居酒屋の年季が入りいい味である。品書にはイワシ料理として、さしみ、蒲焼、サンガ、酢〆、団子、フライ、つみれ汁が並ぶ。タタキとサンガ、銚子の夏の名物・磯ガキにマンボウの刺身を注文した。
サンガはイワシにネギ、人参、生姜しぼり汁、卵、味噌で叩いたモトが出来ていて、子供の手の平サイズを二枚フライパンにのせフライ返しで押さえて焼き、刻みキャベツを添えて出された。千倉や東京で出されるトコブシの殻に詰め大葉を一枚貼りつけて焼いたのに比べて随分無造作だ。このあたりでは酒の肴に珍重するようなものでなく平凡な日常のオカズなのだろう。人参の入るのが家庭的だ。

―略―

この店は戦前より銚子港で大手の製氷業を営んでいたが、冷蔵庫の普及で需要が減り昭和三十五年にこの店をはじめた。昔は天然氷の冬に田んぼの氷を集め、夏は軽井沢から運んだという。今は冷凍技術が発達し山の旅館でもマグロの刺身を出す。が、そうなると私のような汽車に乗って港へ来る男もあらわれるのだ。
ニッポン居酒屋放浪記ニッポン居酒屋放浪記(1997/01)太田 和彦商品詳細を見る

(↑「房総にセグロイワシの背が光る」より抜粋)

では紹介しましょう。これが、

そのサンガ焼きです。
なるほど、イワシハンバーグといったところですね。

そして、オヤジさまの髭コラムに載っていた、

メカジキの刺身(写真左)。脂がのって、旨かったです。
そのオヤジさまのいつもの席は、

この端っこのほう。いつもそこに座ります。と御主人から聞きました。
でも、ぼくが座ったのは、

燗付器の正面。太田先生が座った席。
だから何?といわれても、「いいでしょう?」としか答えられないんだけど。


この海草コンニャク、ぷるぷるとした食感がとても楽しい。

そしてついに、

イルカを食べてしまった。(初体験)
イルカのたれ焼。なんていうんでしょう……明らかに動物の肉とは食感がちがい、鯨でもないし、ちょっと独特な味。
これはビミョーだぁ。
お口なおしに、

肉豆腐食~べよっと。

そして〆は、

これっきゃないでしょ。
つみれ汁。
マイウー!

“大升”さん、ありがとうございました。
12/31大晦日、わたしたちが最後の客となりましたね。
店を出るとほどなく提灯の灯りが消えました。


だ・け・ど!
銚子の夜は、まだまだ終わらない。
今夜は大晦日。紅白なんて見なくても、K1の結果がどうであれ、酒さえあれば……さあ、今夜は飲むぞー!
ちなみに、
桜正宗は、

これでいただきました。
だから?といわれても、「いいでしょ?」としか答えられないわけで……

次行ってみよ。

詳細は【くりす的全国名居酒屋紀行/「大升」】←ここ

ビバ☆銚電

2008-01-08 09:05:24 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
【銚子の旅Part. 4】

こんにちは。熊田忍です。
今回お世話になった宿、近江屋さんの前からです。
これから駅に向かいま~す。
ということで、
熊田忍の東へ西へ!私鉄沿線何だこれ?のお時間がやってまいりました。
新企画ですが、今回きりということでお願いします。

テツ?それって町田忍の東へ西へ!のパクリやん。


お正月限定発売のチケットをGETしました。
欲しいかた(テっちゃん)、なんなら安くしときまっせ。


テっちゃんには絶大な人気を誇る銚子電鉄。略して銚電。
桃鉄になんか負けてなるものか!と、こちらも気合を入れてるようです。
だって、ほら。

萌え~。

ひえ~。

駅舎がユニークです。

これ↑犬吠の駅なんだけど、ポルトガルの城風なんだって。
そして、

クマルさんの降りた観音駅。

こっちは、スイス登山列車駅風なんだそうです。
でもって、

銚子駅。
こちらは、オランダ風車小屋風。

まあ、あんま突っこまないでおいて。
テっちゃんが好きなのは駅舎じゃなくって、あくまでも電車君。

このドイツからきたデザインがタマラナイらしい。

この↑タイプが一番人気らしい。


以前は、廃線になりそうだったらしいけど、今いろいろ趣向を凝らしてがんばっているらしいから、みんなも応援してあげてね。(といっても、ぬれ煎餅は買ってこなかったけど)

現在、ファミリー劇場で月曜夜19:30より『銚子の旅』ってアニメが放映されてます。
詳しくは【ファミリー劇場『銚子の旅』】←ここ。


この↑DVDが欲しいヒトは【銚子電鉄物語】←ここ。


「鉄道物語3」~非現実的鉄道恋愛ドラマ~
<第2話「記憶の中のワインレッド」銚子電鉄編ストーリー(約15分)>


とまあ、いわゆるビバ☆銚電状態なわけです。

さてお待たせしました。次回は、この銚電に乗っていよいよ居酒屋。
降りるのは観音駅(スイス登山列車駅風)だよ。
期待してね。

円福寺(27番)

2008-01-07 10:02:39 | 坂東三十三観音霊場巡礼のようなもの
【銚子の旅Part. 3】
千葉銚子の旅が、なにか初日の出ツアーのようにカン違いされているようでございますようでございます。
それは、
まちがいです!
みなさま、大晦日はいかがお過ごしなさいましたか?

みなさまが、一年の仕事の疲れをとるために、紅白みながらグビグビやっている最中でも、念彼観音熊なんでございます。

ということで、銚子は圓福寺(=円福寺です)。
坂東三十三観音の27番です。
銚子音頭でもうたわれているのでございます。

♪お願いかけよか おみくじひこか
 ヨイトナ 銚子飯沼観音は
 二十七番ナ ソレ札どころ

由来によると、神亀五年(七二八)漁夫の清六は海中で十一面観音を感得し、のちに出家してご本尊を護ったようです。
本堂の短冊に、下の御朱印帳にも載っている名句があります。

 このほどはよろづのことを飯沼に
  きくもならはね波の音かな

いかにも海にふさわしい観音さまでございます。


銚子に来たら、ぜひ参拝してね。
銚子電鉄の観音って駅で降りてね。

千葉県銚子市馬場町293
TEL:0479-22-1741

今回はこれで終わりません。
大サービスで、もう一軒。
こちらは坂東ではないんだけど。

千葉県は山武郡の「芝山仁王尊 観音教寺」。

ここは一見の価値あり。
アテクシ的にはパワスポ認定ね。

お薦めよん。

桜が咲く頃またきたいなぁ。


クマルさん、ひょっとしてぼくの本棚から勝手にに本抜いたでしょ?
だって……
その銚子音頭のこととか、由来だとかって、
 
ニッポン居酒屋放浪記ニッポン居酒屋放浪記
(1997/01)
太田 和彦

商品詳細を見る

ぜ~んぶこの↑本に書いてあることじゃん。
詳しくは、96頁からの「房総にセグロイワシの背が光る」を読んでね。

近日、その章で紹介される居酒屋「大升」も紹介するよぉ。

東洋のドーバー

2008-01-05 10:20:16 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
【銚子の旅Part. 2】
初日の出を見せたなら、日の入も見せなさい!
と、抗議のeを山ほどいただき、ありがとうがざいました。

ということで、「日本のドーバー」とか「東洋のドーバー」とか呼ばれる、屏風ヶ浦の海岸にやってきました。

小学生の絵みたいな空の色です。

山が水面に映ってキレイでしょ?

見渡すかぎり、ヒトは誰もいません。
居るのは、

こんな足跡を残すヒトか、

クマばかり。

当たり前や!写真拡大してみせんかい!?



立ち入り禁止区域に入ってんじゃないよ!


ほんと美しいところでした。

そろそろ陽が沈むようです。

いったん雲に隠れた太陽が、そこだけ開いた空間に突如現れ

水平線に沈んでいきました。

ライブ映像で観たい方は↓↓↓。
袖ヶ浦


最後に、プロの写真家が撮ると、

こうなるらしい。

やっぱ視点がちがうなぁ。

銚子の旅、まだまだつづくよ。

2008初日の出

2008-01-04 07:40:47 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
【銚子の旅Part. 1】

大晦日です。
ここは何処でしょう?
ホームを覗いてみると、成田のようです。
でも、成田山に来たわけではありません。(多分、今夜から明日にかけて、もッのすごいヒトがいっぱいになるんだろうけど、今は閑散としてます)
かといって、海外旅行でもありません。
これから、

この鈍行列車で終点までいきます。
今回は銚子まで行く予定です。

銚子といえば、イワシです。
でも残念なことに、現在地球温暖化の影響もあり、漁は大変な苦境におちいっているようです。
それは、後のカテゴリ「ビバ☆」の方で色々説明します。

さて、銚子といえば、

「地球の丸く見える丘」です。
ちょっと写真のフレームじゃ無理です。
いや、ほんとに実際丸く見えるのには吃驚!(実は、「髭コラム」で知ったんですけどね)

※髭コラムから抜粋↓↓↓
―途中略―
さらに、地球の丸く見える丘展望館と言う長い名前の展望台にも上ってみた。すると実際に地球が丸く見えると思えるのが不思議だ。確かに地球は丸いのだが、たかが海抜80メートルも無いような高さなのだから、地球が丸く見えるはずは無く、人間の目の錯覚は面白いものだと実感。


素晴らしい景色でした。
ヒト(クマ)の見える視界いっぱい、ただただ海ばかり。
さえぎる物の何も無い景色(海)は、他ではなかなか味わえないでしょう。
そんな場所で明日は、

朝早くから、この↑辺り(写真は犬吠崎の灯台。君ヶ浜より撮影)で日本一早い初日の出を観る予定でいます。
晴れるといいなぁ。
なにやら、クマルさんが呪文を唱えているようです。
でも“念彼観音熊”って…………(汗)。(「念彼観音力」←観音経では、これが正解の偈です)

ということで、今夜は早めに寝んねしま~す!


ウソだね。その前に「大升」と「あづま」ハシゴしてたくせに。


おはようございます。ていうか、あけおめ。
現在、朝の5時半ちょっと過ぎたろころです。
てっちゃんなら、誰で知っている、銚子電鉄(略して「銚電」)の初日の出臨時列車(といっても、三両編成)に乗ってやってまいりました)
5:17a.m.で、もうすでにありえないぐらいの超満員。(東京の朝の通勤ラッシュの比ではありません)
それも仕方がありません。次は一時間後になってしまうから。
車?
もっとありえません。
規制があるし、昨日あたりから場所を確保しておかないと無理です。
なんせ五万人ぐらいのヒトが、この初日の出のためだけに銚子を訪れるのですから。
だから、車はホテルに置きっぱにしました。(昨夜「あづま」の息子さんから聞いた話では、地元のヒトが行って帰ってくるだけで、6時間かかったそうです)

まだ、灯台の灯りがともっています。

さて、ではなんでこの場所にこんなにヒトが集まるのでしょうか?
それは先にもいったように、日本で一番早く初日の出を拝みたいからなのです。
【蘊蓄コーナー↓↓↓】
富士山や小笠原諸島以外の平地では、地球の地軸の傾きのために、元日前後の数十日間に限っては、銚子が日本最東端の根室より日の出が早い。したがって銚子は「日本一早い初日の出を迎えるまち」なのである。


お、灯台の灯りが消えました。(ここからが長い。日の出はこの時期6:46頃)


雲の先っちょが輝きだしてきました。
もうすぐです。

あとはぼくが撮った↓↓↓ムービーでどうぞ。
2008年初日の出


アナログ回線のヒトは、観れないかな?
だったらサービス。

2008年(平成20年)の幕開けです。

今年もよろしくね。

ちなみに、プロが撮るとこうなるらしい(以下)。

(長崎海岸辺りで撮影しているらしい)