SpiMelo! -Mie Ogura-Ourkouzounov

L’artiste d’origine Japonaise qui mélange tout sans apriori

ブラティスラヴァ・ギター室内楽祭でのコンサート

2009-04-21 00:11:34 | Concert Memories-コンサート旅行記
世界中にはいろんなミュージシャンがいて、いろんなフェスティヴァルを企画しているものである。
今回は、スロヴァキアの首都、ブラティスラヴァにて、カナダに留学していたスロヴァキア人ギタリスト、ミリアムとそのパパがオーガナイズするフェスティヴァルに招待されたのでした。
最初は、「ブラティスラヴァ」?東欧だけど、どこの首都だっけ?という位の認識だったんですが、チェコ・スロヴァキアから分かれたスロヴァキアのほうの首都です。
ハンガリー領になったり、チェコと一緒になったり、分離したりと、かなり激動の歴史を抱えている国。オーストリアの首都ウィーンからも60キロと、目と鼻の先。東欧のユニークさとドイツの落ち着きがうまく混ざっているような感じがする。


チェコ語、ドイツ語、スロヴァキア語で書かれた薬局の看板。国に歴史あり。
こういう見知らぬ国にいくのは、わくわくもんです。

初日は、ミリアムの教えている音楽学校で、フルートのクラスとギターのクラスに分かれてマスター・クラス。
つたない英語での授業は緊張もんでしたが、パリの学校とやっている曲も、学校の雰囲気も全然ちがっていて、面白い。


こちらはフルート・クラスとコンセルヴァトワールの教授で、マスタークラスを企画してくれたイヴィツァと、その先生。スロヴァキア・フルート界の重鎮らしい。さすが、東欧の先生は、フィギュアのタラソワ先生のような、なんとも懐の深い雰囲気ですね。

翌日はコンサート!東欧諸国の曲(バルトーク、リゲティ、ウルクズノフ、ブルガリア民謡など)と、ジャズ系(チック・コリア、デューク・エリントン、ガーシュウィン)を織り交ぜたプロで。
ふつうにバルトークから始まったのですが


えっそういうのやるかな。

感極まる。
ルーマニアのフルートも登場。
 アタナスも負けじとフラッピング!


   暖かく見守る聴衆。

ということで、めでたく大成功のうちに終了しました。
さいごに、ブラティスラヴァのビール、最高においしかった!さすがピルセンビールの本場。
このあとウィーン訪問記が続きます。お楽しみに。
       

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