シナモンmamaのケーキ&料理教室のブログ

教室での愉快な出来事や,失敗なども,ケーキや料理の写真と一緒にのせて行きます。mama談義も!

お安いラ·フランスが手に入ったら

2014-11-26 10:18:10 | グルメ
食べごろが難しいラ·フランスは幾つかを生食用に取り置きしたら、コンポートがお薦めです。




コンポートの作り方 5個  桃、洋梨、ラ·フランス
白ワイン200cc・水300cc・グラニュー糖150g
レモン 1個
レモンの搾りかすを沈めたボールに、そこに皮をむき芯をとった果物を入れて色の変色を防ぎ、 材料を強火で沸騰させ、その中に果物を入れ、弱火で10分煮て、冷まるまでしっかりシロップをしみこませる
香は、バニラビーンズやアニス、クローブなどを使う
イチジクは赤ワインを使います

これを赤ワインでしました。私はクローブが好きなのでそれを使います。
レモンの搾りかすというのが、ちょっとおかしいですが、使い残しで十分ということです。



これは教室で時間がなくてつけ汁からあげたものです。
一晩おくと、見事な色になります。



つけ汁に漬けたまま冷蔵保存で、色々と食べてください。
ヨーグルトと一緒に、他の果物と合わせたり、レーズンやベリーの乾燥物と一緒に、アイスクリームとか。
シリアルやグラノーラと混ぜたりと。

で、残ったつけ汁も。煮詰めるとソースに!



もっと残ったのは、寒天と合わせて、バナナがあったので
大勢の人と集まるときは活躍しますね。

シリコン製であっという間に固まります。



要注意!赤ワインが大量に入っているので、お家に帰ってから食べましょう。
飲酒運転になる可能性があります。
夜いただきましょう!





山形の冬支度の最後はおみづけ作り

2014-11-19 17:43:58 | グルメ
からいもとも菊芋とも呼ばれています。
見た目は生姜のようです。



地元の農家の方に聞きましたら、「飢饉の時のために田んぼ近くに必ず植えておくんだ」と言うことでした。
背も高い黄色い菊のような花をつけます。
一つの茎からいっぱいの芋がつきます。
歯ごたえのある、パリパリ感が大好きな食材です。



干し大根や人参と一緒にどんどん切っていきます。
青菜も茎の方がパリパリ感と辛味があって、太い茎を小さめにカットしていきます。
干し大根のほとんどは、6月に漬けておいた梅酢にそのまま4つぐらいに切って漬けます。
梅酢漬けは冬の間、大いに楽しめます。



綺麗に混ぜました。

その上に漬け汁をつけます。
市役所のネットにその分量が載っていました。

2kgの青菜 塩 25g 塩漬け 1晩 水を捨てる
醤油  100cc みりん100cc 砂糖大さじ2杯 塩15g

その役2倍を上からかけて、重石をして10日ほど寒いところでゆっくり、発酵を促します。



これで、冬支度はすっかり終わりました。
山に3度雪が降ると、次は盆地の里にも雪が降ってきます。
去年はもう雪が舞っていましたが、今年はこれからのようです。

奈良漬の値段が高い訳

2014-11-13 14:28:11 | グルメ
漬物はぬか漬けで育ち、好きな漬物は奈良漬でした。
でも、新鮮な野菜の取れる山形市で、朝食はパン生活の中で、ぬか漬けは2年も続きませんでした。
その中で奈良漬、粕漬けの文化が、ここ山形の農村では当たり前でした。
知ったのも最近です。
それからは2年ごとに奈良漬をつけています。
で、市販されている奈良漬の値段の高い訳が、分かります。

塩漬けの瓜もキュウリもナスも、八百屋で普通に売られています。
産直をうたう農協の値段の半分で、地元八百屋スーパーは約300円で1kgを買えます。
瓜とキュウリの塩漬けを2kg  596円
ねり酒粕 1kg を2個    716円
砂糖   1、5kg      300円
35度 焼酎 残りがあったので小1本 224円 普通に買えば約800円 500cc

焼酎を普通に500cc買ったとして合計2412円 

今回は買いに行くタイミングがずれてしまって、1kgの瓜しか買えませんでした。
後1kgはどこかで入手しますので、あと500円ぐらいはかかりそうです。

2kgの奈良漬のつける準備が整いました。今からだとお正月には間に合うでしょうが、
私は1年近く寝かせます。
すっかり飴色になってから、ちびりちびりと食べます。
そのために慎重に食べます。
要するに3kgの奈良漬を作るのに夕に3000円、農協を通じるともう1000円アップする訳です。
そして少なくとも半年は食べられません。
高い訳です!
他のどの漬物にも敵わないほどの、高値の漬物です。
ですから、2年に1度!

では其の高嶺の奈良漬の作り方です。
拍子抜けするほど、簡単です。



買って来た塩漬けの瓜やキュウリの、塩出しをします。

水3リットルに塩100gを溶かして、その中に2kgの漬物を入れます。
24時間ほど付けて、時々動かして混ぜます。



漬物2kg、酒粕 2kg、砂糖1、5kg、焼酎35度500cc
容器に入れてよく混ぜます。



漬け込みましたが、容器が小さいので混ぜた酒粕が少し残って、小さなカメに入れておきました。
後で1kgの瓜が買えたら漬けるつもりです。

買い足した220mlの焼酎です。こんな小さくても35度です。



残った酒粕の袋です。ここに昆布水を入れて、今日の夕飯は粕汁にします。
もったいないものね。隣の袋が2年物の大事な奈良漬です。
ものすごい美味しいの。薄く切って食べます!カラスミ状態ね!



要するに、水が美味く、酒造りに適していて、農地も豊かで、冬はしっかり寒い。
これで酒粕の使う料理が発展しない訳がない。
奈良でしか作れないのだと、思っていましたよ。この都会育ちは!(私のこと)
小学校3年生で帰宅したら、家の周りも全て舗装されていました。
それから殆ど、土も砂利も家の周りから消えていました。

さて、白菜も塩漬けして毎日楽しんでいるし、あとは山形ならではの
おみづけ作りです。干し大根も並び始めました。
菊芋とも唐芋とも呼ばれる芋も買ってきました。
土曜日には減農薬野菜の青菜が届きます。
次回はおみづけのアップを予定しています。

山形に来たばかりの頃は、どこも漬物をお茶うけにして
塩分の取り過ぎと言われ、脳梗塞の原因と言われ続けている漬物を
こんなに作るとは、自分でも驚きです。

私の食生活の中では塩分より、糖分の摂り過ぎのほうが
今のところ、問題です。





クオリティーも高くレベルもアップした山形親子料理コンテスト 山形ガス白山の森にて

2014-11-10 14:22:35 | グルメ
毎年行われる親子料理コンテストは、白山の森の山形ガス展示場の料理教室で始まりました。

緊張する参加の親子さんたちです。4組のうち男子3組もあります。
年々男子の参加が増えています。



1時間で4人分を揃えます。材料費は2000円内です。
皆さん、食器持参です。イメージをきちんと捉えています。

みんな時間内で終了です。





出来上がりの数かず。
ランチョンマットも箸置きも、みな秋を演出しています。



















審査する人、撮影する人、主催社側の人、準備
協力する人と、人がいっぱいです!
窓の外からも見学する人が大勢。教室に入りきらないほどの人です。
圧倒されて上がる人も、途中で疲れてくる人も出てきます。
緊張感漂う1時間がやっとすぎました。
全員出来上がった何よりでした。

別室で審査員の3人は味見と感想を述べあい、審査に臨みます。

審査結果がでました。





一組だけの女の子の親子が優勝して、これから東北大会へ!

イカの皮むきも、サンマの頭落としに腸出しと、女の子が一人、お母さんの励ましとアドバイスを受けながらサンマを切り分けて、醤油旨味にしたてました。
味付けも美味しく、山形産の野菜を使い、子供が苦手な魚を上手に取り入れていたのが
高得点になりました。
東北大会、全国大会がこれから控えています。
どうか、悲願の山形組が勝ち進みますように!





日曜日は夫婦で料理を!

2014-11-03 20:20:06 | グルメ
ご夫婦が初めてのプライベートレッスンを受けられました。
ちょっと欲張ったメニューだったので、少し心配でしたが、時間の制限がない分
じっくりと教えることができました。
5時間、みっちりでしたね!



むろんハーブ持参です!



パエリアを作りたいとのご要望でしたので、揃えやすい物ばかりです。
このムール貝の量!



リゾットにならないように、少し焦がし気味に仕上げながら
隣のフライパンで、ウイーン風カツレツを焼いていきます。
山形牛のランプ肉は結構霜降りがあって、とても柔らかく、それは美味でした。



ご主人が肉を伸ばしすぎていて、草履のように大きく見えます。グラムはそう変わりません。



ゆっくりと食事を終えたら、持参したパイとコーヒーをいただきました。
お話しも弾む、楽しいプライベートな料理教室でした。