シナモンmamaのケーキ&料理教室のブログ

教室での愉快な出来事や,失敗なども,ケーキや料理の写真と一緒にのせて行きます。mama談義も!

盛夏の定番料理は豚肉の照り焼きでしょう ランチ教室です

2013-07-29 08:26:24 | グルメ
合わせ調味料の使い方一つで、味がすっかり変わって行くので
定番を覚えておいて、アレンジしていきます。
肉は片面だけを片栗粉を薄く付けるぐらいで
簡単にできます。
余ったカボチャと玉ねぎとだし昆布を薄くはさみで
カットして、ロリエとスープを最初に作ります。
オリーブオイルを少しひいて玉ねぎと薄切りのカボチャを炒めます。
カボチャの薄切りがなかなか出来ないので、皆で応援して
鍋に投入。化学調味料は一切使いません。
40分ほどかかりましたが、皆で小さなスピーン片手に味見をして
感激しました。昆布から出るグタミン酸がどれほど美味しいかと。



カボチャでくし切りのお稽古です。
まあまあですね。



先にカボチャを炒めて、お肉が待機しています。
並べ方も個性的ですね。

焼いたお肉を出して、調味料を入れて軽く熱を加え
お肉を戻します。
皿に野菜を並べ、肉を戻した後に大事な一手間が在ります。



男性はこういう食材の並べ方をしました。
ハワイアン料理のようですね。



バルサミコ酢を小さじ1杯ぐらいを入れ、フライパンの余熱で
ゴムベラで熱を加えるのです。
これがフランス料理でも、イタリアンでも大事なところです。
フライパンを直ぐに洗わない。
ゴムベラで丁寧に作ったソースを、肉の半分にたらして行きます。
そうすると、調味料だけで作ったソースの味と、バルサミコ酢のソースの味の
比較ができます。そこから次のソース作りが生まれて来ます。
夏だとバルサミコ酢が勝って、次はニンニクを加えてと
私はレモンとバルサミコ酢が好きです。そこ日本の香り付けに醤油をたらすのも好きです。
これは魚でも同じです。次回は魚のソテーにこれらのソースの勉強しましょうね。

夏のよくばりデザート お家でパテシェの教室です

2013-07-28 08:54:30 | グルメ
紅茶のババロアを本格的に作ると、どうしても白身が余ります。
その白身でレモンと紅茶のフェナンシェを焼きました。

まず、ババロアを紅茶を煮出して、生クリームを合わせて作ります。
出来たババロアはガラスの器と持ち帰り用のプラ容器にいれて
冷蔵庫へ。

さて、つぎは残っていた白身にグラニュー糖を加え、アーモンドの粉を入れ
レモンの皮と汁を少しと、紅茶のパックを外して加えて
型に入れて冷まします。フェナンシェはマドレーヌと違うので
薄く作ります。





シュリンプの型とミニマフィンの型に入れて、まだ余ったのでアルミの型に流します。
しばらくこれも冷しておきます。
その間にお片づけ。



予定より早く焼き上がりました。ガスオーブンだから火力が強いのです。



これで揃いました。アマレットをババロアに少したらします。
香りが抜群で大人のリッチな味に変身します。
紅茶はアールグレイに、ぶっといレモンの輪切りを入れました。
2時間で綺麗に出来上がりました。
今日も美味しくて楽しかったですね。
8月はキャロットチーズのマフィンと、メロンのムースとババロアの2回だ~よ。
お家の人に残すのが、我慢のみんなでした!

パスタ教室 欲張りプッタネスカ

2013-07-24 13:42:45 | グルメ
ハーブが旬な時こそ、トマトを使った簡単パスタを!



辛みいっぱいのアラビアータをパスタで!アンチョビがいっぱい。
トマトソースに混ぜるだけだし、プッタネスカの方はペンネにしたので
茹でておけば大丈夫!

で、何もかも作る前にナンの材料を混ぜて、発酵をさせてしまいました。20分もかかりません。
人数分に丸めて、のばしてフライパンでぱーと焼いてしまいます。
皆、これで2回は作ったね。



そしてこれが、プッタネスカです。オリーブの実とケッパーとアンチョビ。
仕上げにハーブとパルメザンチーズです。
アラビアータよりトマトソースで少し煮込むのがコツです。

ショートパスタって食べやすいでしょ!



夏風邪引いて、休んだ生徒さん、トマトパスタを食べて元気になってね。
後で家族の方が取り置きのパスタを取りに来られました。
受付の方が、電話で2つともですかと聞いて来ました。
2つとナンの3つでした。

欲張りパスタ教室でした。

夏向けのシャキシャキ漬け物です

2013-07-19 09:43:53 | グルメ
夏向きの漬け物です。



これは漬け瓜として売られています。
塩漬けにして、酒粕に漬けると、奈良漬けになります。
今日は皮をむいて、塩とタカの爪、昆布とビニール袋を用意します。
種は計量スプーンでとります。



少し揉んでから放置して、再度空気を抜いて冷蔵庫で冷して食べます。
これを食べられる人はわずかだと思います。あまり売られていないのです。
産直でかろうじて手に入ります。お店の人に聞いて下さい。
作っていれば売ってくれます。売れないから出さないのです。
どれほど美味しいか。
シャキシャキ感が好きな人は、驚く食感が得られます。
こういう食感の夏の食材は知りませんでした。
素晴らしいですよ。


これはすりこぎでキュウリを叩いて、割ります。
タカの爪に昆布一枚に醤油とごま油をふりかけて、出来上がりです。



いずれも塩分や醤油は好き勝手で、決めて下さい。
ポイントは昆布とタカの爪です。
絶対に化学調味料は使わないでね!

山形ガス調理室で鶏の胸肉のオレンジソースを作りました

2013-07-18 09:12:39 | グルメ
以前お店には良くランチで出していた、定番メニューなので
教える方は簡単なだけ、変わった事をしたくなりますよね。

洋食で暮らしている身には、ごくありふれた料理なのですが、皆さん驚かれて、私の方がビックリするほどでした。
洋食では鴨肉のオレンジソースが一般的で、冬の料理です。
それを山形ガスのスタッフの方々のリクエストで、今夏新たなメニューでデビューです。
サイドメニューのスープに
ガスパッチョと言われたのですが、色目にオレンジにトマトの色だと、涼やかさにかけるので、ビシソワーズを薦め、ついでに蕪のスープにしました。玉ねぎと蕪をスライスして、チキンコンソメの代わりに胸肉の皮と昆布一枚を使いました。
もう誰もが驚く美味しさです。牛乳と少しの生クリームを入れましたが
個人的には、蕪だけの方が切れ味がいいです。

蕪の冷製スープにはクルトンが入り、マジョラムの涼やかな飾りがお洒落です。
向こう側に見えるのが、オレンジピールにパン耳のおやつ、シナモンドーナツ風です。
ハーブがオレンジ色に爽やかさを演出してくれています。
手作りドレッシングはレモンにオリーブオイルに、ブラウンミントをちぎって
混ぜました。もの凄く爽やかなドレッシングの出来上がりです。
この味最高!オレンジソースにぴったり。ワンプレートにしたから
皆気がつきましたか?オレンジソースにライスが合う事を!



生のオレンジも、最後にオレンジジュースのソースに加えて、甘みを出しました。
玉ねぎをバターで炒めているので、美味しさは抜群です。
肉もふんわりと焼けています。

ついでにオレンジの皮でピールの作り方を教え、クルトンも作りましたが、生徒さんたちに、クルトンを作った事がないと言われ、私は絶句しました。
クルトンのないポタージュなんか、食べた事がないのです。



あれやこれやとオレンジのピールも簡単に作るので、皆感激していました。
だって、肉を焼くのはあっという間に出来るので、スープを作り、サラダを作り、クルトンを作り、パンの耳でついでにシナモンシュガーで、プチおやつも作って、2時間の教室は1時間オーバーで終わりました。