What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「ちょうちんブルマー」って知ってますか?

2006年11月24日 15時35分14秒 | 日常
 最近TV番組の「伊東家の食卓」で、”ウラ昭和史”というコーナーがあるのですが、先々週だったかな?東京オリンピックで活躍された、女子バレーの”東洋の魔女”のお話があったんです。回転レシーブをするのに、中身が見えたら嫌だから、ピタッとフィットするタイプのブルマーを特注して作って貰った、というエピソードでした。それまでは「ちょうちんブルマー」が普通だったんですね。(ワカメちゃんも、確かに履いています)

 それで思い出したんですが、私、小学校一年生の時に「ちょうちんブルマー」を履いていました(汗)なんてこったい!とショックを受けつつ、どんどん記憶が蘇ってきて(笑)そういえば運動会の写真で一枚くらい履いて写っているのがあったはず、そうそうゴワゴワの生地で、太ももにゴムが食い込んで痛くて嫌だったっけ、とすっかり思い出してしまいました・・・でも、その後すぐに「ブルマー」に替わったんですよ~、だから一時期だけだったんです~(言い訳)


 でも、このお話にはオチがあるんです。

 家人と義姉夫婦がいる時に、なんでだか学校給食の話になったんです。私が中学生の頃から「米飯給食」が始まったんですが、それ以前はほとんど「パン給食」だったよね~とか、牛乳がビンだったとかテトラパックだったとか話していたら、義兄が「脱脂粉乳は飲んだけど、美味しくなかったなぁ」と言ったんです。

 え~~!歴史の教科書に、昭和の時代の白黒写真に載ってるようなエピソードを、リアルに体験してた人が傍に居たよ~~と、うっかり全力で驚いてしまいました。直ぐに義姉に「そんなに驚いかないでやって」と突っ込まれましたが(汗)自分を棚に上げて、さすがに脱脂粉乳は飲んだ事は無いなぁと、いたく感心してしまいました。(義兄はたぶん57・8歳のはず)

 とか言っちゃって、私も「昭和生まれなの~」と、いつか驚かれる日が来るんでしょうね、とほほ。
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鋼15巻 感想を読んで

2006年11月24日 11時39分01秒 | 漫画
 あちこちのサイトさんで感想を書かれてますが、内容が「重い」という言葉が、圧倒的に多く使われています。真っ直ぐに戦争の現場を描いた巻なので当然なんですが、そう感じる皆さんの感覚に安心しました。

 戦争に、正義も愛もありません。名目上にその言葉が使われる時ほど、その戦争が如何に不当で不実なモノであるかを感じ取って欲しいです。「おかしい」と思う自分の感覚こそが、大切なんです。



 もし、時間があるのでしたら、いつかこの三本の映画をご覧下さい。
私が何を語るよりも、もっと大切な「人間の在り方」を感じられると思います。

>かくも長き不在(1960年 アンリ・コルビ監督)

 パリでうらぶれたカフェを営む女の所に、ある日突然現れた浮浪者。驚愕する女主人。彼は戦場に行ったまま行方不明になっていた彼女の夫に瓜二つだったのだ。しかし浮浪者は過去の記憶を全て失っていた……。


 白黒映画の傑作ですが、最後の方に浮浪者がようやく夫だと確信して声をかけようとしたその時・・・あの場面の衝撃と静寂の重さは、小学校低学年に観て、未だに忘れられないです。


>ひまわり(1970年 ヴィットリオ・デ・シーカ監督)

 ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連の戦線に送られて以来、戦後も行方不明になった夫を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアの娘と幸せな結婚をしていた……。


 前回ブログに書きました、ドラマ「遙かなる約束」と同様に、戦争によって起きた哀しいお話でした。音楽も主演のソフィア・ローレンさんも素晴らしいですが、こうやって何もかも巻き込んで壊してしまう、戦争の怖さ恐ろしさを感じました。


>ビルマの竪琴(1985年 市川崑監督)

 1956年に一度映画化された竹山道雄の同名小説を同じ市川崑監督で再映画化。

 1945年夏。ビルマ戦線の日本軍はタイ国へと苦難の撤退を続けたていた。そんな逃避行の最中、井上小隊長率いる部隊は、みな音楽好きで水島上等兵の弾く竪琴の音に合わせ力強く合唱していた。やがて終戦を知った彼らは投降し、ムドンに護送されることになったが、水島だけは未だ抵抗を続ける日本軍に降伏を勧めるため隊を離れるのだが……。


 竹山さんのお話を、何度も読み返しました。映画も作品そのままの素晴らしい映像です。どうして水島さんが「私は帰るわけにはいかない」と決心したのか、どれほど兵隊さんたちが日本に帰りたかったのかが、戦争未体験の私でさえ判ります。

(以上、映画のあらすじは、Yahoo!映画から引用しました)
コメント (2)
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俳優 阿部寛さんの小話

2006年11月24日 11時05分45秒 | 日常
 25日に放映される「遙かなる約束~50年の時を越えた運命の愛~」という二時間半のドラマがあるんですが、主演が大好きな阿部寛さんなのです♪


 「アンビリーバボー」で取り上げた実話を基にした作品ですが、ロシアに抑留されてしまった男性が~という役を阿部ちゃんが演じる、と判った瞬間に「はいからさんが通るだ!」と同時に叫んだ家人と私・・・家人は姉の影響でコミックからアニメから実写ドラマからみんな読んで観てたんですね~(笑)私は勿論連載から読んでましたよ(爆)阿部ちゃんの少尉さん役は、ばっちりでしたよ~♪
(こんな風にマニアックに連想しちゃうと、他人に話したいけど話せない話題になるんですよね、tanabota様。)


 話は戻って、このドラマには、旦那さんと奥さんともう一人のロシアでの奥さんが、戦争によって複雑な状況に置かれてしまいます。実話だけに、それぞれの立場に自分を置いてみて自分ならどうする?と、人の在り方を凄く考えさせられました。



 そんな阿部ちゃんが主演する映画「アジアンタムツリー」ですが、すっかり純愛を売りにしているのが、どうにも残念です。主人公がヒロインさんと出会う前の事は、さっぱり描かれないそうで、原作好きとしては、そこが勿体無い点です。彼がエロ雑誌の編集者として、社会の底辺に生きる男女の生身の苦悩を体感したからこそ、ヒロインさんとの純愛に生きる説得力が生まれるのになァと、残念な気持ちです。映画公開間近なんですが、評価が気になるところです。
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