What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

自動車税を納めて来ました

2007年05月17日 18時43分16秒 | 日常
 私は昨日自動車税を納めて来たんですが、今日のTVニュースで、我らがワケル君こと村井知事さんが自ら仙台駅でティッシュ配りをして納税をアピールしていました。インタビューに答えて「納税してくれる方は六割」と仰ったのにびっくりしました。納めてる人少ないなー!私って六割に入ってるんだと家人と笑いましたよ。

 高知県の橋本知事も、同じく納税をアピールするティッシュ配りを13日にしたそうで、どこでも地域の財源確保は最重要課題なようです。(大きい声じゃ言えませんが、おばちゃんの住んでる石巻市なんて、マジで夕張市みたく破産しそうですから)

 それにしても、最近は給食費未払いや保育料未払いなどが目に付きますが(本当はずっとみんな知ってたけど表面化しなかった?させなかった?だけですけど)みなさん「税金を納める」ことに、そんなに抵抗ありますか?TVニュースの未払いの方へのインタビューを聞いていたら、「暮らしがきついから払えない」という意見はまだ判りますが「なんで払わなきゃないの」と怒りながら答えていた人が居たんです。まあ、TVとしては極端な意見をピックアップしたんでしょうけれども、道路がぼこぼこ穴だらけで転んだら、なんて文句言うんでしょうね。なんの為に税金払ってると思うの、とか平気で言うのかしら?
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藤原伊織さん死去

2007年05月17日 14時26分20秒 | 
直木賞作家・藤原伊織さん死去、食道がん59歳-本・アートのニュース:イザ!

 これは辛いです、とても好きな作家さんだったのです。もう二度と新作に会えないと思うと辛いです。闘病中とは存じ上げていたのですが、残念で堪りません。「テロリストのパラソル」以上の作品をいつか書いて下さると、ご病気からの回復を信じて待っていたんです。

 心からご冥福をお祈りいたします。
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子どもの作文で思い出したこと

2007年05月17日 12時51分58秒 | 日常
 作文で忘れられないのが、私が小学校一・二年生の頃のことです。

 私が兄のことを書いた作文が学年代表に選ばれたんですが、先生に「書き直しなさい」と言われて放課後残されたんです。今なら誤字とかへんな言い回しを直せば良かったのかな~と思うんですが、当時の私にはサッパリ何をどう直すのか判らなかったんです。先生も特に指導する訳でもなく「もう一度やり直し、もう一回読み直して」と繰り返すばかりで、結局私は代表を辞退しました。意味も判らないし飽きてしまったんですね。

 ずいぶん年配の女の先生だったんですが、明らかに指導に問題ありです。

 次男が小学校一年生の時に、夏休みの課題に作文がありました。何を書いたか忘れましたが(汗)クラス代表に選ばれたんです。そうしたら、やっぱり担任の先生から「ご一緒に書き直して下さい」と返されて来て、今度は丁寧に赤字で「ここの部分はこんな風に書いて下さい」と例文まで添えてあったんです。いや~、ここまでやるんだと笑ってしまいました。一年生の書くことですから、対した内容ではないんですよ。でも子どもらしい言い回しや拙い言葉を訂正するのは変だ、と次男と話し合いまして(笑)ほどほどに書き直したら、入賞で終わりました。

 この時の担任の先生も、定年まぢかな女の先生でした(笑)

 これとは別に、授業で絵を描く時に「人物をいれないで描くこと」と言われたのに、自分の部屋を描いた絵に妹さんを描いた女の子に「人を描くなと言っただろう」と、妹さんの部分だけ消させた初老の男性補助教員が居ました。勿論女の子にとっては、心に思い浮かべる風景の一部に妹さんが居るのは当然だったから描いたんでしょう、消しながら泣いていたそうです。これにはお兄ちゃん大好きな次男が怒りましてね(笑)かわいそうだと、随分言っていました。


 予想も出来ないエネルギーで、感じたままを言葉や絵に表せるから、お子さんの作品はとても胸を打つものになります。それを大人の基準に押し込めておいて、「最近の子どもは子どもらしくない、エネルギーがない」と言われるんじゃ、子どもたちもたまったもんじゃないですね。
 
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「文学賞メッタ斬り!リターンズ」 & 「小学五年生」

2007年05月17日 09時58分48秒 | 
○大森望&豊崎由美 「文学賞メッタ斬り!リターンズ」より

 2005年 野間文学賞・受賞 村上龍 「半島を出よ(上・下)」の書評

豊崎
「~ifの世界を描いたこの小説の行間からは、”もっと想像力を!”という声が聞こえてきます。自分ではない誰か、自分とは違う立場、自分の知らない世界、まだ見ぬ明日、マイノリティの境遇、想像するだけで気持ちが萎えたりイヤな気分になったりするようなこと。そういったものに思いを飛ばす力こそが、今の日本人にもっとも欠けているのではないか。そんなことを深く考えさせられる小説なのです」

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 「プロの書評家」さんお二人の、さまざまな文学賞の候補作や受賞作への容赦ない書評と作家さんへの褒め殺し+アルファな本です。人それぞれ感じること思うことは様々、でもしっかりとした知識と膨大な作品数を読んで来た実績から吐かれる書評は、一理あると感じるものばかりです。

 ところで、大森さんって「現代SF1500冊 乱闘編・回天編」の二冊を出されているんですね。長男の誕生祝に買おうかな・・・って自分が読みたいだけです(笑)


○重松清 「小学五年生」

 小学生の心に刺さった日々の出来事の短編集なんですが、実際の小学生作文コンクールの作品集を読んでいるのと同じ印象を受けました。これは重松さんの力量が凄いってことなんでしょうね。

 でも、飾りも無く嘘も無い子どもたちそのものの作文を読むと、同じ年齢の小学生の息子たちでも涙ぐんだり、ため息をついたりするんですよ。それを考えると、どうも作り物の方が弱く感じます。

 
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