いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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やっぱり・・・?

2006年06月07日 23時25分11秒 | 政治って?
以前に、「ポスト小泉」でも竹中氏は有力というようなことが、雑誌とか新聞に書かれてたように思うけど、そういう見方がどこから出たのか不思議でした。立花隆氏も書いていましたし(笑)。

話題シリーズ11

竹中大臣は死地に赴くつもりなのか


で、今はどうなってるかと言えば、次のような記事があったのですけど、「これも実際どうなの?」とやや懐疑的に見ていたのですが、どうやら永田町界隈では「本当っぽい」らしい、という感じです(随分とグニャグニャした表現で申し訳ないです)。


livedoor ニュース - 竹中総務相 大学教授復帰説

(以下に一部抜粋)

一方、金融庁は“竹中寄りの企業”に厳しい行政処分を相次いで出した。消費者金融大手のアイフルへの全店業務停止、三井住友銀行の金融商品押し付け販売に対する一部業務停止、カネボウの粉飾決算事件にからむ中央青山監査法人に対する業務停止処分がそれだ。

天敵、与謝野馨にやられる

いずれも竹中金融担当相時代に「大事にされた企業」である。処分を断行したのは竹中氏の天敵でもある経済産業担当相と金融担当相を兼務する与謝野馨。三井住友銀行への処分は日本郵政の社長である西川善文氏に向けられたものとみられている。元三井住友頭取の西川氏を日本郵政社長に抜擢したのは竹中氏だった。

このように竹中氏の影響力の低下は小泉首相の退陣(9月)が近づくにつれ強まっている。この間、竹中氏はポスト小泉で安倍官房長官-中川政調会長ラインに接近した。しかし、安部氏は竹中氏と距離を置き出し、中川氏は最近では与謝野氏と蜜月になっている。

「竹中氏は最近の講演で“いま、私は第4次竹中パッシングが始まりつつあると感じています”と“泣き”が入った。政界に居場所がなくなり大学教授に戻るしかないのではないか」(政治部記者)。




で、金融庁が出した処分は「平ちゃん叩き」を明確に意図したようなもの、ということらしい。因みに、木村氏の関係している日本振興銀行も検査されるという報道がこの前出ていたと思う。これが何か関係があるのかどうか、というのは判りませんけど。


平ちゃんは、昨年末くらいから頑張りすぎたのですよ、きっと。もっと慎重に進めることを考えるべきだった。諮問会議の民間議員たちをも敵に回してしまったし、自らの存在場所を失わせることとなった。ひっそりとやっておけば、ここまで急速にスルーされるようにはならなかったかもしれない。


やっぱり政治の世界は凄いね。生き延びることがまず大変。うっかりしていると、すぐに足元をすくわれる。まあ、自らが蒔いた種だから仕方がないのかも。ライジングチームは方針転換なのかな?まずは、安倍-中川路線の堅持を重視したのでしょうね。総裁選を睨んでいるなら、戦後の処理(笑)で「いいポジション」をみんな確保したいと思っているはずですからね。どこ(誰)と仲良くしたり、くっつくか、というのは重要ですよね、確かに。