8月に車を購入したので、それについて、少々。
今まで記事の中ではトヨタさんを結構叩いたりしてきましたが(笑)、実は結構長い間のトヨタユーザーでして、購入前は「ハリアー3.0Four」を7年以上乗っていました(初代モデル)。今年、国内新車販売が不振ということや、国内消費に翳りが見られた為(勿論冗談ですので)、新車購入を決意。後継モデルである、「ハリアーハイブリッド」を購入。数回にわたる家族会議の末、私の希望を通しました(笑、家族の希望は「スライドドアにしてくれ」が一番だった)。キャンプに便利だということと、走破性や日常ユースのバランスなどから決めました。最大の理由は、冬期間の使用かな。前のハリアーでも十分良かったのだけれど、環境に厳しいからね、やっぱり(燃費は良くない)。
購入契約は6月終わり頃でしたが、生産に時間がかかるとのことで、納車は8月末か9月と言われていた。運良く、8月中に納車となり、ちょっと嬉しかった。でも、大問題が一つ。モデルのごく僅かな変更が7月末頃にあり、それが売買契約時点の仕様と微妙に違っていたのですね。元々CDチェンジャーは車載タイプが付いていたのですが(購入時点での仕様はそうだった)、HDDタイプのオプションとなってしまい、チェンジャーそのものが消滅してしまったようなのです!!ガーン・・・・・
うーぬぬぬ、世の中、CDが消える途上(?)だからといって、これまでのCDを聴かなくなるわけではないのだし、契約時点ではあったんだから付けといてくれよ。ガックリですよ、もう。受注生産なのだから、注文した通りにしておいて欲しい。とりあえず販売店では「何か方法を考えます」と言っていたが、その後どうするかは決まっていない。
で、大体800kmくらい走ったので、その感想を。
ハイブリッド車は乗るのが今回初めてで、試乗もしたことがなかった。なので、どんな感じなのか、全く知らなかった。
印象としては、一言で言うと「電車の運転士になった気分」ですね(笑)。
まず、『重い』。
そして耳慣れないモーター音。
モーター音はすぐに気にならなくなるからいいとして、重さはどうしようもないかも。前のハリアーも十分重かったけど、さほど気にならなかった。今回はもっと「ズッシリ」って感じだ。いつも4人乗せてます、って印象。
遮音は以前よりも向上している。高速でも、前ほどタイヤ音が気にならない。タイヤを換えてた(ノーマル仕様と違うものに)せいもあるかもしれないが。外車なんかよりもはるかに静か。静粛性は高い(そういえばベンツもディーゼル投入らしいね)。
発進時にはモーターが駆動するが、重い為に後続車とかがイヤな感じになる(笑)。急発進はガソリンの無駄なんだよ!!と言ってあげたいが、みんな先を急ぐ傾向なので、ちょっと困る。モーターだけの発進・加速は、ノロい。が、私はくやしいので(何が?)、極力モーターだけで発進・加速している。因みに、乗客満載のバスよりも遅い(笑)。大体、50~60km/hくらいまでは、モーターだけで走れる。これは、中々いいですよ。特に街中とかで、進むのが遅い時に威力を発揮する!だが、大都会と違い、渋滞は滅多に発生しないので無関係。
道路の高低差がハッキリ燃費に現れる。当然重いことも関係するのだが、目で見て感じない程度の上り・下りが判る。凄いぞ。平坦かな、と思っていても、下りだとモーター駆動時間が長くなるので、ガソリンエンジンが止まったままで燃費が向上する。逆に上りだと、その重さがアダとなり、ガソリンエンジンが駆動してしまう。まあ、それでも普通に走る分には、かなり燃費は向上しているが。
以前のハリアーも同じ4駆(エンジンは3ℓ、ハイオク仕様)だが、夏場で大体ガソリン1L当たり6.5km、冬だと5.5kmくらいだった。今回のは、ガソリンエンジンは3.3ℓだけど、今まで(走行距離800kmくらい)のトータルでは約13kmくらい。約2倍まで向上している。冬になってみないとどうなるかは判らないけれど、多分夏とあまり変わらないか、逆に低速走行が増えるために向上するだろう、と予想している。
高速道路では、明らかに燃費が落ちる。以前は約9km程度だったが、ハイブリッドだと10~11kmくらい。どうしてもガソリンエンジンの駆動がほとんどになってしまい、モーター駆動が少ないからね。基本的にはアクセル踏んだまま(クルーズコントロールは一応あるけど)になるので、仕方ないね。
残念なのは、ドライバーの意志でモーター駆動とガソリンエンジン駆動の切り替えができないこと。もっとモーターで走ってくれ、と思う場面でも、勝手にガソリンエンジンで走ってしまう。一応トルクメーターみたいなのが付いていて、アクセルの踏み込み具合でモーターとガソリンが切り替わるようになっているが、境界線近辺ではほんのちょっとの道路の傾斜とか何かでガソリンエンジンが駆動してしまうのですね。
高速道路でも、モーターのアシストがある時とアシストが切れる時があり、バッテリーにかなり電力が残ってるのに、モーターが切れる。ほぼ同じようにアクセルを踏んでいるにもかかわらず、だ。大体90~100km/h前後のゾーンでモーターの駆動が働く時と切れる時がある。モーターを駆動させるには、アクセルを戻してトルクメーターを下のゾーンに落とさないとならない。これは不便。アシストを動かしたい時には、「アシストしてくれ」モードを取り付けて欲しいぞ。
トルクメーターの下のゾーン(凄く狭い)ではモーターだけで動くのですが、ここでの「アクセル調節」はやや面倒。踏み具合を微妙にコントロールせねばならず、普通の車と似たような感覚で踏めば即ガソリンエンジンが駆動してしまう。これが悔しいのですよね。なので、トルクメーターの下のゾーンでは、アクセルの踏力コントロールの幅を広げる方がいいのではないかなと思うのですよ。たとえて言うと、今まで1cm踏んでたところを、2cmまで広げる、ということです。トルクの上の方では、同じ1cmを踏んでも、より大きな変動区間としてもいいのでは、と。油圧のコントロールボックスみたいなのが必要になってしまうのかな。でも、ある程度の幅がないと、モーター駆動時間を長くするのは面倒ですよ。他の車との乗り換え時には、馴れが必要になってしまってそれがイヤだ、ということなのかもしれないのですけどね。それか、コンピューターの判断の問題なのかな?ちょっとよく判りませんが。
コンピューターは、何だかAIっぽい感じなのかもしれない。ドライバーのクセというか傾向を反映しようとする?のかもしれないが、それが「間違った判定」みたいな気もするけど。一回だけ発進の時、いつもよりグっと踏んでガソリンエンジンで発進してみたら、次からはモーター駆動で発進してくれなくなっていた。どーして?と思ったけど、多分、ドライバーの運転傾向を反映してくれたんだろうな、と。もしそうなら、ちょっと余計なお世話だな、と思っている。エンジンスタート直後も、モーターは駆動しない。大体5分間くらいかな。その後は駆動するようになる。この理由は不明。温まっていないから?(笑)それもちょっと不思議なんですけどね。
通常の加速や追越加速とかは全く問題ない。当たり前か。踏めば進む、なので、簡単(笑)。アクセルを全く踏まずに慣性だけで走行するのも発電されるからいいのですが、充電ばかりしていても意味がない。必ずバッテリーの空きを作らないと。つまりは、モーターをある程度動かさないと減っていかないので、モーターだけで走るかアシストを確実に動かしたいのですけどね。
それから、ごく稀にヘンな振動がある。まるで前後に揺れてるみたいな。きっと、モーターとガソリンエンジンの切り替えか何かで、どちらとも言えない、というような状況なんだろうか。機械が迷う訳はではないと思うんですけどね。ガソリンエンジンからモーター駆動への切り替え時にもシフトショックに似た振動を感じる。これはその時に一回必ず発生なので、別にいいのですけどね。それより、謎の振動の方が気になる。
以前のハリアーに比べて、足回りはとても良くなっている。固さを感じられて、中々よい。前は、乗り心地を考慮していたからだろうと思うが、イマイチ「フニャ」っと軟い感じだった。車重がある為にロールは大きい感じで、コーナリング時の沈み込みが大きい印象は拭えなかった。でも、今回のはそういう挙動は解消されている。前のモデルのタイヤはノーマルで16インチ・215・70だったが、個人的趣味で18インチ・235・50に変更していた。このマッチングは非常に悪く、サスの柔らかさ+グリップ力とハンドルの重さがアンバランスになってしまった。やっぱりノーマルの方が良かったと思ったものです(笑)。今回のは標準で同じサイズ(扁平率は55だけど)なので、バランスがいい。サスの固さがある割りにはギャップを越える時でもほぼ吸収されるし、コブを越える時の浮き上がり感も以前よりかなり少ない。ハンドルの重さの変化も格段に良くなった。車重を考えれば、これくらいの固さが必要ではないかと思えます。なので、足回りの改善は高く評価しています。
総合評価としては満足度は高いが、「重い」「モーター駆動の切り替え」「不思議な振動」というのが気になるところですかね。ああ、あとは「CDチェンジャー」だね(笑)。これを何とかして欲しいです。
レクサスブランドは苦戦しているらしいけど、ハリアーはレクサスブランドでは売られていないので関係ありません。でも、北米ではレクサスだったかね。
今まで記事の中ではトヨタさんを結構叩いたりしてきましたが(笑)、実は結構長い間のトヨタユーザーでして、購入前は「ハリアー3.0Four」を7年以上乗っていました(初代モデル)。今年、国内新車販売が不振ということや、国内消費に翳りが見られた為(勿論冗談ですので)、新車購入を決意。後継モデルである、「ハリアーハイブリッド」を購入。数回にわたる家族会議の末、私の希望を通しました(笑、家族の希望は「スライドドアにしてくれ」が一番だった)。キャンプに便利だということと、走破性や日常ユースのバランスなどから決めました。最大の理由は、冬期間の使用かな。前のハリアーでも十分良かったのだけれど、環境に厳しいからね、やっぱり(燃費は良くない)。
購入契約は6月終わり頃でしたが、生産に時間がかかるとのことで、納車は8月末か9月と言われていた。運良く、8月中に納車となり、ちょっと嬉しかった。でも、大問題が一つ。モデルのごく僅かな変更が7月末頃にあり、それが売買契約時点の仕様と微妙に違っていたのですね。元々CDチェンジャーは車載タイプが付いていたのですが(購入時点での仕様はそうだった)、HDDタイプのオプションとなってしまい、チェンジャーそのものが消滅してしまったようなのです!!ガーン・・・・・
うーぬぬぬ、世の中、CDが消える途上(?)だからといって、これまでのCDを聴かなくなるわけではないのだし、契約時点ではあったんだから付けといてくれよ。ガックリですよ、もう。受注生産なのだから、注文した通りにしておいて欲しい。とりあえず販売店では「何か方法を考えます」と言っていたが、その後どうするかは決まっていない。
で、大体800kmくらい走ったので、その感想を。
ハイブリッド車は乗るのが今回初めてで、試乗もしたことがなかった。なので、どんな感じなのか、全く知らなかった。
印象としては、一言で言うと「電車の運転士になった気分」ですね(笑)。
まず、『重い』。
そして耳慣れないモーター音。
モーター音はすぐに気にならなくなるからいいとして、重さはどうしようもないかも。前のハリアーも十分重かったけど、さほど気にならなかった。今回はもっと「ズッシリ」って感じだ。いつも4人乗せてます、って印象。
遮音は以前よりも向上している。高速でも、前ほどタイヤ音が気にならない。タイヤを換えてた(ノーマル仕様と違うものに)せいもあるかもしれないが。外車なんかよりもはるかに静か。静粛性は高い(そういえばベンツもディーゼル投入らしいね)。
発進時にはモーターが駆動するが、重い為に後続車とかがイヤな感じになる(笑)。急発進はガソリンの無駄なんだよ!!と言ってあげたいが、みんな先を急ぐ傾向なので、ちょっと困る。モーターだけの発進・加速は、ノロい。が、私はくやしいので(何が?)、極力モーターだけで発進・加速している。因みに、乗客満載のバスよりも遅い(笑)。大体、50~60km/hくらいまでは、モーターだけで走れる。これは、中々いいですよ。特に街中とかで、進むのが遅い時に威力を発揮する!だが、大都会と違い、渋滞は滅多に発生しないので無関係。
道路の高低差がハッキリ燃費に現れる。当然重いことも関係するのだが、目で見て感じない程度の上り・下りが判る。凄いぞ。平坦かな、と思っていても、下りだとモーター駆動時間が長くなるので、ガソリンエンジンが止まったままで燃費が向上する。逆に上りだと、その重さがアダとなり、ガソリンエンジンが駆動してしまう。まあ、それでも普通に走る分には、かなり燃費は向上しているが。
以前のハリアーも同じ4駆(エンジンは3ℓ、ハイオク仕様)だが、夏場で大体ガソリン1L当たり6.5km、冬だと5.5kmくらいだった。今回のは、ガソリンエンジンは3.3ℓだけど、今まで(走行距離800kmくらい)のトータルでは約13kmくらい。約2倍まで向上している。冬になってみないとどうなるかは判らないけれど、多分夏とあまり変わらないか、逆に低速走行が増えるために向上するだろう、と予想している。
高速道路では、明らかに燃費が落ちる。以前は約9km程度だったが、ハイブリッドだと10~11kmくらい。どうしてもガソリンエンジンの駆動がほとんどになってしまい、モーター駆動が少ないからね。基本的にはアクセル踏んだまま(クルーズコントロールは一応あるけど)になるので、仕方ないね。
残念なのは、ドライバーの意志でモーター駆動とガソリンエンジン駆動の切り替えができないこと。もっとモーターで走ってくれ、と思う場面でも、勝手にガソリンエンジンで走ってしまう。一応トルクメーターみたいなのが付いていて、アクセルの踏み込み具合でモーターとガソリンが切り替わるようになっているが、境界線近辺ではほんのちょっとの道路の傾斜とか何かでガソリンエンジンが駆動してしまうのですね。
高速道路でも、モーターのアシストがある時とアシストが切れる時があり、バッテリーにかなり電力が残ってるのに、モーターが切れる。ほぼ同じようにアクセルを踏んでいるにもかかわらず、だ。大体90~100km/h前後のゾーンでモーターの駆動が働く時と切れる時がある。モーターを駆動させるには、アクセルを戻してトルクメーターを下のゾーンに落とさないとならない。これは不便。アシストを動かしたい時には、「アシストしてくれ」モードを取り付けて欲しいぞ。
トルクメーターの下のゾーン(凄く狭い)ではモーターだけで動くのですが、ここでの「アクセル調節」はやや面倒。踏み具合を微妙にコントロールせねばならず、普通の車と似たような感覚で踏めば即ガソリンエンジンが駆動してしまう。これが悔しいのですよね。なので、トルクメーターの下のゾーンでは、アクセルの踏力コントロールの幅を広げる方がいいのではないかなと思うのですよ。たとえて言うと、今まで1cm踏んでたところを、2cmまで広げる、ということです。トルクの上の方では、同じ1cmを踏んでも、より大きな変動区間としてもいいのでは、と。油圧のコントロールボックスみたいなのが必要になってしまうのかな。でも、ある程度の幅がないと、モーター駆動時間を長くするのは面倒ですよ。他の車との乗り換え時には、馴れが必要になってしまってそれがイヤだ、ということなのかもしれないのですけどね。それか、コンピューターの判断の問題なのかな?ちょっとよく判りませんが。
コンピューターは、何だかAIっぽい感じなのかもしれない。ドライバーのクセというか傾向を反映しようとする?のかもしれないが、それが「間違った判定」みたいな気もするけど。一回だけ発進の時、いつもよりグっと踏んでガソリンエンジンで発進してみたら、次からはモーター駆動で発進してくれなくなっていた。どーして?と思ったけど、多分、ドライバーの運転傾向を反映してくれたんだろうな、と。もしそうなら、ちょっと余計なお世話だな、と思っている。エンジンスタート直後も、モーターは駆動しない。大体5分間くらいかな。その後は駆動するようになる。この理由は不明。温まっていないから?(笑)それもちょっと不思議なんですけどね。
通常の加速や追越加速とかは全く問題ない。当たり前か。踏めば進む、なので、簡単(笑)。アクセルを全く踏まずに慣性だけで走行するのも発電されるからいいのですが、充電ばかりしていても意味がない。必ずバッテリーの空きを作らないと。つまりは、モーターをある程度動かさないと減っていかないので、モーターだけで走るかアシストを確実に動かしたいのですけどね。
それから、ごく稀にヘンな振動がある。まるで前後に揺れてるみたいな。きっと、モーターとガソリンエンジンの切り替えか何かで、どちらとも言えない、というような状況なんだろうか。機械が迷う訳はではないと思うんですけどね。ガソリンエンジンからモーター駆動への切り替え時にもシフトショックに似た振動を感じる。これはその時に一回必ず発生なので、別にいいのですけどね。それより、謎の振動の方が気になる。
以前のハリアーに比べて、足回りはとても良くなっている。固さを感じられて、中々よい。前は、乗り心地を考慮していたからだろうと思うが、イマイチ「フニャ」っと軟い感じだった。車重がある為にロールは大きい感じで、コーナリング時の沈み込みが大きい印象は拭えなかった。でも、今回のはそういう挙動は解消されている。前のモデルのタイヤはノーマルで16インチ・215・70だったが、個人的趣味で18インチ・235・50に変更していた。このマッチングは非常に悪く、サスの柔らかさ+グリップ力とハンドルの重さがアンバランスになってしまった。やっぱりノーマルの方が良かったと思ったものです(笑)。今回のは標準で同じサイズ(扁平率は55だけど)なので、バランスがいい。サスの固さがある割りにはギャップを越える時でもほぼ吸収されるし、コブを越える時の浮き上がり感も以前よりかなり少ない。ハンドルの重さの変化も格段に良くなった。車重を考えれば、これくらいの固さが必要ではないかと思えます。なので、足回りの改善は高く評価しています。
総合評価としては満足度は高いが、「重い」「モーター駆動の切り替え」「不思議な振動」というのが気になるところですかね。ああ、あとは「CDチェンジャー」だね(笑)。これを何とかして欲しいです。
レクサスブランドは苦戦しているらしいけど、ハリアーはレクサスブランドでは売られていないので関係ありません。でも、北米ではレクサスだったかね。