今は日ハムが優勝するかもしれない(笑)、ということで大事な時期なのですけど、別な話題を。
桑田は清原同様にジャイアンツを離れることになるらしい。一時代を築いてきた選手だったが、ちょっと残念だ。清原と違って、将来の幹部候補だろうから、桑田のことは心配ないと思うが、現役選手としては晩年に厳しいことが多かったのは惜しいと思っていた。若手投手からの信頼もあるし、尊敬を集めていた桑田であったが、200勝投手になるのはかなり困難だろうと思う。それが本当に残念だと思うのだ。
一方、中日の山本投手だが、若い時から「負け数」が多くて、完投も結構あったが勝ち星は少ない印象だった。成績のいい年の翌年は大抵ダメな年が来るし(笑)、一流投手として華々しい脚光を浴びることも殆どなかったと言えるだろう。通常、「好きなピッチャーは?」と聞かれて、昔であれば「桑田」「斉藤」「槙原」といった有名どころとかを挙げる人が多かっただろう。中日ファン以外で、「山本昌」を選ぶ人は滅多にいなかったと思う(個人的には、1人も出会ったことがない。ゴメンね、偏りが大きくて・・・悪気はないです)。
だが、山本は私と同学年の選手なので、40過ぎても頑張っている姿を心密かに応援していました。というより、励まされる思いがしました。昔の北別府のように、ストレートは遅いのに(笑)、老練な投球術とコントロールがあれば、「一線で活躍できる」「先発ローテーションに入れる」ということを身をもって示しているし。ある意味、華やかなスターであった桑田と対照的なのだ。一昔前で、桑田よりも山本を高く評価していた人はまずいなかったろう。左投手として、今中あたりと常に比較されたりして、「左のエース」の称号を与えられることもなく、地味に過してきた山本は、本当は凄い投手なのだ。最多勝などのタイトルも何度か取っているしね。目立たないけど。
見た目はヨレヨレでも、毎年先発に入って投げ続けることができるというのは、本当に凄いことだ。イキのいい若い選手はどんどん入ってくるから競争に勝ち続けていかなければ2軍に落とされるし、ケガなんかや体調不良や肩・肘なんかの故障といったことも有り得るのだ。そういうのを乗り越えて、多くの投球回数を投げ、負け数も多いかもしれないけれど、投げ続けるというのは本当に立派ですよ。未だに、あの球速のストレートで三振を取るのだから、見上げたものですよ。球の遅さでは、阪急-オリックスの星野か、山本が双璧だったのではないかと思うね。「スクリュー命」なのかもしれんが(笑)。最近の若い投手で、あんなに遅い球を投げてる人は見ないよね?「高速スライダー」とか、山本昌のストレートより速い「フォーク」とかならあると思うけど。
おまけに今年はノーヒッターになったそうじゃないか。よく知らんうちに達成していたみたいで、忘れていたよ。ゴメンね。中日ファンじゃないからね。でもね、オジサンたちのヒーローだよ、本当に。ああいう投球術とコントロールを持てば、いつでも打たれそうで打たれない、ということなのかな。剛球ということでもなく何となく打ち取られる、というのもバッターにしてみれば「腹立たしい」ことだろう(笑)。既に術中に嵌っているのかもしれないね。
山本昌は本当に地味な、稀に見る「職人」系の人だと思う。名球界入りも可能かもしれないしね。
桑田と山本昌を見ていて、人生というものの面白さ、不思議さ、悲しさ、そういった感じがするのだ。
高校生ドラフトでイキのいい選手がまた入るだろう。是非とも、次代の「山本昌」を目指して頑張って欲しいな。ああ、華やかさのない所は真似しない方がいいと思うよ、やっぱり。客商売には違いないので(笑)。
桑田は清原同様にジャイアンツを離れることになるらしい。一時代を築いてきた選手だったが、ちょっと残念だ。清原と違って、将来の幹部候補だろうから、桑田のことは心配ないと思うが、現役選手としては晩年に厳しいことが多かったのは惜しいと思っていた。若手投手からの信頼もあるし、尊敬を集めていた桑田であったが、200勝投手になるのはかなり困難だろうと思う。それが本当に残念だと思うのだ。
一方、中日の山本投手だが、若い時から「負け数」が多くて、完投も結構あったが勝ち星は少ない印象だった。成績のいい年の翌年は大抵ダメな年が来るし(笑)、一流投手として華々しい脚光を浴びることも殆どなかったと言えるだろう。通常、「好きなピッチャーは?」と聞かれて、昔であれば「桑田」「斉藤」「槙原」といった有名どころとかを挙げる人が多かっただろう。中日ファン以外で、「山本昌」を選ぶ人は滅多にいなかったと思う(個人的には、1人も出会ったことがない。ゴメンね、偏りが大きくて・・・悪気はないです)。
だが、山本は私と同学年の選手なので、40過ぎても頑張っている姿を心密かに応援していました。というより、励まされる思いがしました。昔の北別府のように、ストレートは遅いのに(笑)、老練な投球術とコントロールがあれば、「一線で活躍できる」「先発ローテーションに入れる」ということを身をもって示しているし。ある意味、華やかなスターであった桑田と対照的なのだ。一昔前で、桑田よりも山本を高く評価していた人はまずいなかったろう。左投手として、今中あたりと常に比較されたりして、「左のエース」の称号を与えられることもなく、地味に過してきた山本は、本当は凄い投手なのだ。最多勝などのタイトルも何度か取っているしね。目立たないけど。
見た目はヨレヨレでも、毎年先発に入って投げ続けることができるというのは、本当に凄いことだ。イキのいい若い選手はどんどん入ってくるから競争に勝ち続けていかなければ2軍に落とされるし、ケガなんかや体調不良や肩・肘なんかの故障といったことも有り得るのだ。そういうのを乗り越えて、多くの投球回数を投げ、負け数も多いかもしれないけれど、投げ続けるというのは本当に立派ですよ。未だに、あの球速のストレートで三振を取るのだから、見上げたものですよ。球の遅さでは、阪急-オリックスの星野か、山本が双璧だったのではないかと思うね。「スクリュー命」なのかもしれんが(笑)。最近の若い投手で、あんなに遅い球を投げてる人は見ないよね?「高速スライダー」とか、山本昌のストレートより速い「フォーク」とかならあると思うけど。
おまけに今年はノーヒッターになったそうじゃないか。よく知らんうちに達成していたみたいで、忘れていたよ。ゴメンね。中日ファンじゃないからね。でもね、オジサンたちのヒーローだよ、本当に。ああいう投球術とコントロールを持てば、いつでも打たれそうで打たれない、ということなのかな。剛球ということでもなく何となく打ち取られる、というのもバッターにしてみれば「腹立たしい」ことだろう(笑)。既に術中に嵌っているのかもしれないね。
山本昌は本当に地味な、稀に見る「職人」系の人だと思う。名球界入りも可能かもしれないしね。
桑田と山本昌を見ていて、人生というものの面白さ、不思議さ、悲しさ、そういった感じがするのだ。
高校生ドラフトでイキのいい選手がまた入るだろう。是非とも、次代の「山本昌」を目指して頑張って欲しいな。ああ、華やかさのない所は真似しない方がいいと思うよ、やっぱり。客商売には違いないので(笑)。