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組閣関連の感想

2006年09月26日 18時27分18秒 | 政治って?
主要閣僚はまずまずではないでしょうか。意外性の第一は当然ながら、大田経済財政相ですね。以前にもちょっと取り上げましたが、お名前はやはり「大田」氏が正しいのですね(笑)。以前に間違えていてスミマセンでした。


経済政策担当の登竜門?

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この意図は、諮問会議内の「経済マフィア」の系譜には、竹中・本間-大田路線があったのですが、その基本線を踏襲するという意外な結果となりました。これは竹中氏や本間氏等の意向もしくは推薦などの影響があったかどうかは定かではありませんが、いずれにしてもこれまでの路線が守られた、というのは確かですね。新たな「経済マフィア」一派というのが政府部内に食い込むことはできなかった、ということです。経済政策上でのベースは、今の所よく判らないですね。これまでとあまり変わらない、という程度なのであれば、高成長率は期待に乏しいと思われますね。


防衛庁には久間さんですか。なんとも分かり易い。額賀さんを止めた久間さんを、敢えて同じポストに充てるとは、モロですね。

それから、柳沢さんを「厚生労働」に、ですか。これも、「社会保障費削減」という極めて分かり易いメッセージですね。財政一派の頭目的存在の柳沢さんを、ぶつけてくるとは。「濡れ雑巾」状況は、今後も続くということですね(笑)。


補佐官ですけれども、小池さんの安全保障担当、というのは、一体全体どうしたというのでしょうか。他のメンバーは、「ああ、そうですね」という分かり易い配置ですけれども、ここだけは「畑違い」が否めないのではないかと思えます。どうして小池さんだったのかな?これはちょっと不可解ではあります。船頭多くして山に登らなければいいのですけどね。防衛・外務あたりと、うまく機能すればいいのですが、どうなんでしょうか。担当の専門分野に詳しくない人が補佐官の場合には、何をするのかはちょっと謎ですね。「女性の数」ということであるとか、過去(小泉さん時代)の残滓という意味であるなら、ちょっと残念ではありました。本気で機能を追求してみた方が良かったのではないでしょうか。他の4人のメンバーは、ある意味ハズレてないだけに、違和感は結構あると思いました。


内閣の命名を勝手に考えさせて頂きますと、

「再チャレ内閣」

でしょうか。

今までにも幾度か登板していた人が多く、塩崎さんが目立つくらいですかね。高市さんも一応目新しさはあるか(笑)。多くは「昔の名前で出ています」系の、まさしく「再チャレンジ」ではないかと。



中々いい庭

2006年09月26日 09時57分35秒 | 政治って?
昨日は党役員人事、今日は組閣ですね。まずは感想から。


オーソドックス、無難な選択でしたね。

軸は「秀さん」の幹事長、他は閣僚人事との兼ね合いで、ということでしたか。
「秀さん-石原ライン」で党運営を固めてもらいたい、と。石原氏の代理就任というのは、ある意味キーポイントということかと思いました。


政策面では中川昭一さんということで、NHK圧力問題のコンビ復活ですか(笑)。ゴメンなさい、違いますね。政府側意向を汲んでもらい、党側の調整をやってもらうには、安倍氏に近い人が望ましかった、と。まあ、順当ですか。

二階さんは閣内にあるよりも、国会運営の方が実力を発揮できるのは確かかもしれないですね。これもいい選択ですね。

丹羽さんの総務会長ですが、ここに一番配慮が示されていたかもしれませんね。

中川(秀)、中川(昭)、石原、二階、丹羽、ということで、
「なかなかいいにわ」と命名してみました。ダブル中川も紛らわしいけど。


津島派は、最大の失敗を犯したのでポストをもらえなかったんですよ。それは発表する前から、「ポストよこせ、貰うのは当然」という態度・発言を表明してしまったが為にですよ。考えてみてごらんなさいな。もしも、派閥から「よこせ」と言われて与えてしまったとなれば、国民の目から見た評価はどうなりますか?(笑)


折角、「脱派閥」というイメージを作ってきたのに、そんな所で派閥の要求に「折れた」となれば、出発前から大失敗となってしまうに決まっているではありませんか。なので、本当に「欲しい」時こそ、ジッと黙っておくのがベストに決まっているのです。だからこそ、他の皆はグッと堪えて静かにしていたんですよ。そんなの常識的に考えれば直ぐに判りそうなものだと思うけど(笑)。

普通の生活の中でも、「必ずお礼をしろよ」、「何かお礼をよこせ」なんて言うはずないじゃありませんか。もしもそんなことを言おうものなら、余計に「お礼なんてしたくないよ」と頑なになってしまうかもしれないですよ。いち早くポストくれ宣言を出してたのが大失敗、ということです。みすみす逃してしまったのですよ。まあ、今日の閣僚ポストはいくつか割り当てられるでしょうから、それでよしとしておくべきですよ。


その点、丹羽さんところはジーっと待って様子を窺っていたのが功を奏した結果となったようですね。


今日の閣僚人事はどうなるでしょうか。