いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

小池さんの初仕事

2006年10月02日 19時49分50秒 | 外交問題
沈黙を守っていた小池さんがいよいよ登場ですか。目立たないようにしていた訳でもないのでしょうが、テレビなどにも一切姿を見せていなかったように思いますね。塩崎官房長官や、世耕・山谷・根本・中山補佐官はそれぞれあちらこちらに出演していたようですけれども。幹事長の秀さんでさえ出演していたのにね。たまたま、小池さんだけはスケジュール調整がつかなかったのかもしれないですね。
(ああ、私が見逃していたのならごめんなさい)


NIKKEI NET:政治 ニュース


初仕事は、訪米+「面通し」ですか(笑)。

因みに、何を持っていくおつもりなのでしょう?外務省は準備をしていたのかもしれませんがね。手ぶらでいくのは、「物見遊山」か「子どもの使い」ですよね。行動力を発揮するのはいいですが、単に「会うだけ」「自己紹介」とかってことなら、行かない方がマシではないかと思ったりもしますが、先方との約束なので行かなけりゃいけないのでしょうけれどね。

就任直後には、まずじっくりと「力をためる」方が望ましいとは思うのですけれども。ただ、内閣の出足をこの訪米に賭けていたフシがあるので、その意味では早い段階で「補佐官が機能している」ということをアピールしたい、補佐官という役職に注目させたい、という狙いが達成できればそれでよし、ということなのかもしれませんが。


「今日、訪米中の小池補佐官はハドリー補佐官らと会談し、親密な日米関係を一層強化し、共通の課題について取り組んでいくことを確認しました」とかいうニュース原稿が浮かんできます。平たく言えば、「今後ともよろしく」ということですね(笑)。


上の日経記事での小池補佐官の言葉を見ると、次のように述べています。


『首相の分身として、ハドリー米大統領補佐官(国家安全保障担当)と会うなど各国とネットワークをつくる。各省庁の情報が首相官邸にきちんと集まるシステムを構築したい』

『事務局というつもりは全くない。首相に代わってやる』

『組織はこれからじっくり考えたい。日本で最も効率的、機動的に機能するシステムをつくっていく』

『他国のものをそのまま持ってくればいいとか、船頭を多くすればいいということではない』


重要視していると思われるのは、「人的ネットワーク作り」「日本版NSCの組織作り」ですね。なるほど。

参考記事:

組閣関連の感想

いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」:肥大化する官邸?


前者は「補佐官自身がメッセンジャーとして機能する」、後者は本気で補佐官自身が「組織、システムを作っていく」ということらしいです。意気込みは判りますが、システムを作り上げるのに、小池補佐官+スタッフ1名ではかなりの困難が予想されますが・・・。本当に大丈夫なんでしょうか。

『船頭を多くすればいいということではない』というご発言は、ちょっと笑えました。これはインタビュアーがそういう聞き方をしたのでしょうか?


何も小池さんに絡みたい訳でもございませんので、誤解なさらぬようにお願い申し上げます。小池さんをシバキたいわけでもないですから!うまくいくように祈っておりますよ、勿論。


追加です。

今気付いたけど、外務省も動いてたんですね。

Yahooニュース - 毎日新聞 - <外務省>谷内事務次官、4日から訪米 次席補佐官らと会談


これって、小池さんの「お供」?
それとも、面子丸潰れの為、外務省独自の外交路線強調ですか?

なんだか微妙。既に戦いは始まっていたんですかね(笑)。外務次官が急に出かけていく、というのも、何だか・・・・腑に落ちないですよね。小池さんは3日からでしょ?うーむ、外務省かなりアセってますか?

現地の外務省スタッフとかを、小池さんに使われるのも「面白くない」とか?笑

外務省との微妙な関係が早くも浮き彫りになってきたのでしょうか。