いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

「いざなぎ越え」の陰で・・・

2006年10月18日 22時50分23秒 | 社会全般
個人消費は依然としてイマイチであり、低所得層では苦しい生活が続いています。

条件のよい大企業や裕福な自治体の公務員とか、大都会で好景気の恩恵をモロに受けられた資産持ちなんかであれば、「高級品が飛ぶように売れてます」というような実感があるのかもしれない。そりゃ、まあそうだろね。


貧乏自慢ではありませんが(笑)、私は普段腕時計をすることはありません。時計は大体何処にでもある、携帯電話を持っている時にはそれで足りる、ということで。なので、腕時計を見るという習慣が殆どありません。山や海などに出かける時だけは、腕時計をします。ウチの子から貰った「カシオ」の腕時計。何かのクジか景品でゲットしたヤツ。これで十分です。

<ちょっと寄り道:
昔、高校入学の時、親に初めて買ってもらったのがカシオの腕時計だった。妙に大人になった気がした(笑)。当時、デジタル式の腕時計はまだ出始めの頃だったので、人気だった。ストップウォッチが付いているというのが、スゲー!という時代だった。しかも100分の1秒だし。そんな精度が日常生活で特別必要ということもなかったけど。>


socioarc経由で発見した記事。


「いざなぎ」と並ぶ景気、3つの何故を考える


熊野氏の分析でも個人消費は寄与度が小さいね、やっぱり。企業利益は押し上げられたが、個人に行き渡るほどにはなっていない、ということだと思う。報道なんかだと、企業倒産件数は増えてるし。中小・零細企業にとっては、「深い谷」の中にあることには変わりないということでしょうか。あと、弱小個人も。



もう一つ、面白い記事。

NIKKEI NET:企業コラム


「再出発」可能な制度を整備する必要があるのではないかと思う。
これこそ、再チャレンジですよね。


参考記事:

貸金業の上限金利問題~その12

貸金業の上限金利問題14(かなり追記後)



「核武装」論議は明らかな「エラー」

2006年10月18日 20時23分25秒 | 外交問題
中川昭ちゃんですが、ちょっと滑った感じ。麻生親分が庇ってくれたみたいですけど。

Yahooニュース - 時事通信 - 核武装、「いろんな議論も大事」=非核三原則は維持-麻生外相


政調会長の言い方に問題があったでしょう。

そもそも「核武装」の論調が持ち上がってきたのは、「国外から」です。国内的には、その後の話であって、コスト面で考えるなら「核武装」という考え方も出ないわけではない、ということですよね。


非常にデリケートな問題なので、説明する時には、慎重に言うべきであったでしょう。


『防衛問題を考える上で、北朝鮮の核の脅威が高まれば、国内外から日本の「核武装」という声も出てくる状況が考えられるわけです。そのような声の高まりは、日本の防衛力に関する不安と同時に、朝鮮半島の危機感増大によるものでしょう。そのような不安を緩和するには、実効性の高い防衛力整備と共に、日米同盟による安全保障の枠組みを再確認していくことが大切です。こうした核武装論議に配慮するという意味でも、日本の安全保障についての基本方針を明確にしていくことが求められるでしょう。』

とか、言っておく方が良かったのではないでしょうか。


単に「核武装の議論があってもいい」と言うと、「許容」を意図するものなのかと勘違いされるからね。国外メディアでは特にそういう扱いをされる懸念がありますよね。


ところで、ライスさんが来日したようですね。小池さんともお会いになったのかもしれませんね。ある意味、女の対決ってやつですか(笑)。

これは冗談ですが、日本の「核武装」発言は米国にも「心穏やかではない」と映ったのでしょうか。米国の「庇護」は万全です、という意図を明確にしようということでしょう。誤ったメッセージが国際社会に浸透してしまうと、対北朝鮮政策の上で日中韓の足並みが乱れたり、変な「さざなみ」が立つことを警戒したということでしょうか。


国内的には「核武装」などという空論を真に受ける素地はないと思いますが(笑)、米国の庇護を離れる覚悟もないでしょう。敢えて離れるメリットもないですけどね。まあ、番長(米国)の前で「度胸」のあるところをちょっと見せることになった、という程度でしょうか。ツッパリ風に、胸を肌蹴て見せたというか、リーゼントヘアにしてみたというか、要するにそういう格好をした、と。
それはそれで、ある種の「オイオイ、一体どうしたの?」的反応を引き出したのなら、ケガの功名ってやつだったかもしれません(笑)。