いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

北朝鮮はやっちまったね

2006年10月09日 23時57分02秒 | 外交問題
本当に実験に踏み切ったらしいですね。来る所まで来てしまったようです。


遂に切り札を出してしまいました。切羽詰った状況であったので、本気だということを見せることが何よりも必要だということなのでしょう。北朝鮮の譲歩余地は更に狭まってきているので、今後は危険度が増すでしょうね。まさに「窮鼠猫をかむ」というような状況でしょうか。


3ヶ月という短いスパンでの行動ですので、危険信号としては高いレベルになってきているように思います。

国連の対応がどうなるかも重要ですね。



ご近所付き合いは難しい

2006年10月09日 01時27分42秒 | 外交問題
安倍総理の訪中は、とりあえず上手くいったようですね。これで全ての問題が解決する訳ではない、というのはそうだろうと思いますが、関係改善に向けて双方が努力しようとする姿勢を出せたことは成果として良かったと思います。


北朝鮮問題が「おおごと」になってきたことが、日中関係改善の「追い風」になった側面があり、ミサイル発射-安倍新総理誕生-核実験予告宣言と、恐らくどのピースが欠けても、今回のような中国訪問と歓迎ムードはなかったかもしれませんね。歴史というのは、こうして「不確定要素」の積み重ねで、何かの流れができてしまったりするのかもしれません。不思議なものです。


安倍総理の重大な決断は、奏功したと見ていいと思いますね。中国側はこの判断を評価したのだと思います。

来年の参院選までは、安倍総理にとっては「忍の一字」ということなんだろうと思いますね。それまでは、政権基盤を固めることに専念するということでしょう。



今回の問題とは直接関係ないのですが、ロシアのことです。

NIKKEI NET:国際 ニュース

ロシアのプーチン政権を批判していた著名ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんがモスクワで殺害された事件で、米国務省は7日、ロシアの言論状況に懸念を表明し、同国政府に「迅速かつ徹底的な捜査」を求める声明を発表した。




記事のように、アメリカは「他国で起こった殺人事件」という「他人事」にも関わらず、極めて真剣・深刻に事態を受け止め、「強い声明」を発表するあたりに、アメリカという国のある種の「強さ」を見るような気がします。多くの場合に、このようなお節介がウザイと感じると思いますが(笑)、こういうことに力一杯発言しようとすることの勇気(それとも蛮勇?)は賞賛に値するでしょう。彼らは自分たちが何たるかを知っている、ということなのでしょうか。


一方、日本は国民が何の抵抗もしなかったにも関わらず銃撃を受け、人命が失われたというのに、厳しい追及もできず、賠償もさせられず、ウヤムヤのうちに「拒否」されてしまうという悲しさがあります。タダの漁民ですよ?銃も持たない一般市民ですよ?ロシアの末端の兵士だか警備隊員だかの、早とちりか面白半分か脅かしのつもりだったのか判らないけれど、非武装の人間を銃撃するというのは異常だ。何で徹底して抗議しないのか。国の威信全てを賭けて挑む気迫が足りないと思うよ。こんなことが絶対に許されるべきではない。「出る所に出てもいいんだぞ」くらいに、真剣にやるべきだと思う。国が国民を守らずして、誰が守ってくれるというのだ。


こういう所こそアメリカの姿勢を見習うべきなんだろうと思う。