いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

あとは専門家が答えを探し出すでしょう、きっと

2006年10月30日 15時17分52秒 | 俺のそれ
今まで貸金の上限金利問題について、あれこれ書いてきましたが、今後は書くことはないでしょう。もうこの問題は終わりにします。


本格的な経済学者同士の議論が行われるようになってきたので、そちらで色々な考え方や「模範解答探し」が行われるでしょう。

私には、もう書けることが残っていませんからね。
素人には自ずと限界があります。届かない領域はどうしてもありますから。そういう基礎体力を持っていないということです。


貸金業の上限金利問題~その12


ここら辺に書いた時点で、タネ切れだったのかもね。その後は破綻処理に関する部分くらいが増えただけ。それ以外は目新しいものは何も出せなかったし。個人で思いつくことにはやっぱり限りがあるんですよね。



ニートは先進国病なんですか?

2006年10月30日 14時58分17秒 | 社会全般
全世界にはたくさんいたんですね。

NIKKEI NET:国際 ニュース

(記事の一部抜粋)

国際労働機関(ILO)が29日、世界の若者の雇用情勢に関する報告書を発表し「ニート」と呼ばれる若者が先進国の若年層の13.4%を占めるという推計を明らかにした。職探しをあきらめ、学校にも通わない若年層の増加が各国共通の現象となっていることが判明した形で、ILOはこうした若者らが「労働市場に溶け込めず、社会に役に立たない存在になりかねない」と強い懸念を示している。




何と13%以上ということで、日本ではまだマシ、ってことなのでしょうね。

でも、「社会に役に立たない存在」と言われるのも辛いね。本当にこの通りになってしまったら、どうなるのでしょうか・・・

自力で生活していくのが困難だものね。社会全体で面倒を見ていかねばならないでしょう、多分。親の残した財産で何とか食べていくとか、かな?

世界のどこでもきっと大変なのでしょう、職探し。
フランス(だった?)の暴動騒ぎなんかもあったしね。


でも、日本は少子高齢化が早く進むので、どんどん減っていく若者への需要は強まるようにも思うがどうなんだろう。銀座のホステスの「おねいさん」とかの供給が少なくなったりする(笑)なら、売り手市場になったりはしないのだろうか?こんな余計なことをマジメに考えなくてもいいのですけど。



ドクハク

2006年10月30日 02時38分50秒 | 俺のそれ
ドクハクと言っても、「毒吐く」ではありませんよ。独白です。
中身は「毒吐く」かもしれんが。

えーと、私が池に石を投げたのは随分前でした(笑)。5月でしたので、もう半年くらい経ってしまっています。いい加減に止めようと思ってはいたのですけどね。あまりに粘着で、ゴメンなさい。

自分のどこかに、溜飲を下げたい、過去の不満を込めてるかも、というのは、確かにそういう部分があるのかもしれません。ひょっとすると、失われた「尊厳リソース」(笑)を奪い返そうと心のどこかで感じているからなのかもしれません。冗談ですけれども。


でも、ネット上で影響力の大きい著名人が次々現れて同じような解説をしたり、例のペーパーを出してた研究所の教授なんかの解説が大手紙に載ってしまったりするわけです。これを、「ハハー、参りました」と平身低頭で聞いてしまい、「さすが専門家のご意見」、「御説、ごもっともでござい」などと安易に広く受け入れられてしまっては困るのです。必ずしも「本当のこと」を言ってるとは限らないと思うからです。


一部の者たちが、かつてはあれ程罵倒の対象にしていたのに、「バカか曲学阿世」とか「日本の恥さらし」とか、なぜ今でも主張しないのかとても不思議です。「地獄への道」に、ご丁寧にローラーをかけ、舗装までしようとしているというのに(笑)、どうして「舗装反対!!道路工事反対!!」とか言わないのでしょうか。懇談会メンバーの学者に向かって、ハッキリと言えばいいではありませんか、「この恥さらし!」と。「システムを改善しようとすることは間違っている」とのセリフを耳に押し込んであげたかったのでしょう?実行してみればよかったのに。

折角のチャンスなのに随分としおらしくなっているようですが、一体どうしたのでしょうね。同時に、得意の「経済学理論」に則った「政策」「対案」を示すべきでしょう。対案自体に経済学理論に基づく評価がない理由がちょっと判りませんけどね。対案導入のメリットがデメリットをどの程度上回っているか、定量的に評価・判断すればいいではありませんか、自らの経済学理論に基づいて。霞ヶ関お得意の、B/Cを考えないはずないもんね。「たった1%の人間が犠牲になることなど問題ではない」「僅か2百数十万人程度の問題に過ぎない」とのスタンスを捨てる必要などないでしょう。それに、規制すれば闇金がはびこる、との主張なのでしょう?

各種前提条件がすっ飛ばされて都合よく引用される心配をしているようですが、自分はペーパーを挙げて適用する時にそうした前提をすっ飛ばしていなかったんでしょうか?他人の記事を都合よく切り張りして引用し、読み手を誘導することにも長けておいでのようですから、感情的な「バカ」の印象(印象だけに留まらず事実である面が悲しいが・・・大きなお世話ですよ)を作り上げることなど、作文が得意の人間にとっては朝飯前でしょう。それ故、前提条件を無視した都合のよい引用を懸念しているのかもしれませんがね。

残念ながら、そういう卑怯さを許容できるほど人間ができていないのですよ、わたくしは。

~は科学的でない云々とかネット上の何処かに書いてあるだけで、長々と反論を書き上げ、わざわざ何度も送りつけるようなお方が、論点について説明できもせず、嘲笑するだけというのも不思議です。これが所謂「優越感ゲーム」ってやつですか?

あー、また毒を吐いてしまいました。所詮電波ですから。


因みに、某「元RIETI」の方は、これまでの中身がどうなのかは別にして(誤りは誰にもあると思うし)、真正面から考えていると思うから、「そうですか」とは思っている。正しいことも勿論含まれており、色々勉強になったし。少なくとも、卑怯さは感じないですね。絡んでしまって申し訳ないとは思っていますけれども。


結局のところ、「よく判ってない」理論に基づいて、思い込みで主張しているのと何ら変わりないのですよ。一般大衆の「感情論」なんかを、全然笑えないと思いますよ。もっと危険なのは、「いかにも正しそうな」理屈で、無知なる人々を嘲り、誘導することです。前にも言ったが、全くの無知・無学な人間たちには、大衆を煽動する影響力なんかないと思いますよ。

たとえ誘導に加担するつもりがないとしても、「慎重に」評価する姿勢というのは求められるだろう。無知な大衆より、正確に「判断」できる能力も知識も持っているのであれば、なおさらであろう。そういう人々が議論を積み上げていかない限り、いい考えなんて浮かばないと思える。



弁護士さんの記事はいつも拝見させて頂き、勉強になりました。ご迷惑をかけることになってはマズイので、触れないようにしますが。途上国との比較ですが、なるほどと思える部分と、若干分けて考えた方がいい部分があるのではないかと思いました。


また変な例で申し訳ありませんが、生物の実験でも「種の違い」というのは有り得ます。人間とマウスは基本的な仕組みは同じものがたくさんありますので、人体に適用する前に動物実験が行われることが多いと思います。そこでの問題としては、「マウス」での変化が全て同じように「人間」でも観察される、ということではない場合も有り得る、ということです。持っているシステムの違いによるということです。


仮に、血圧を上げる薬物があるとします。マウスと人間の両方に同じレセプター(平たく言えば薬物が作用する点)が似たように分布しているものとしましょう。で、体重当たりで等量の薬物を使ったとしても、マウスと人間の血圧が同じだけ変化するとは限らない、ということです。生理学的な機能としては、マウスも人間も基本的原理は同じなのに、です。平均すると、マウスの収縮期血圧(高い方の血圧)が薬物によって100から50だけ上昇するからといって、人間でも「50上昇する」ということにはならないかもしれない、ということです。マウスでは50%上昇かもしれないが、人間でも50%上昇という効果が観察されるとも言えないかもしれない。


これは循環系の違い(例えば心拍数ではマウスが500~600程度と人間の数倍~10倍程度のひらき)があるためかもしれないし、もっと別な分布容積の違いということなのかもしれない。要するに、体の大きさとか、システムの違いとか、そういう別な部分での変動というのがある為に、マウスで観察される現象が「同じように」人間に観察されるとも限らないのです。どのような理由があるのかは判りませんが、経済規模とか成熟度、社会制度の影響など何かの理由が有り得るのであれば、APRの数字を単純に比較することには注意深さが必要ではなかろうか、とちょっと思っています。同じ「収縮期血圧」という指標を見るとしても、「何か違っているかもしれない」と考えるということです。そういう違いを予め検討し、調べておく必要がある、ということです。


嫌なドクハクでごめんなさい。