いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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警察が麻薬の売人になるって?

2007年12月07日 17時59分45秒 | 社会全般
テレビとかでやると効果も期待できるけど、逆効果もあるので注意が必要だ。

大体、タミフルの譫妄みたいな話だけでも大騒ぎするのに、もし問題が起こったら誰がどう責任を取らされるのか、って話もあるね。ましてや麻薬を解禁しましょう、とか、やれるもんならやってみ、と思うよ(爆)。


NHKクロ現:終末期の在宅がん患者にモルヒネが処方されない!

(以下に一部引用)

シャーロック・ホームズの時代の19世紀の大英帝国では、麻薬は自由化されていて、誰でも薬局で買えた。ホームズもコカインを日常的に下宿で愛用していたし、時には麻薬窟にも出かけた。現代ニッポンの末期がん患者も、19世紀のイギリスに住んでさえおれば、苦痛無く最期を迎えることが出来たのである。ところが現代ニッポンでは、生きていて不幸だった思うぐらいの苦痛の中で最期を迎える。これが文明の進歩なのか。

麻薬の一般市場への流出を危惧するのであれば、エライ資格を必要とする医療チームなんかではなく警察官の管理で十分だ。末期がん患者はどうせ死ぬのである。患者が望むことは、苦痛なしに最期を迎えたいと言うことだけ。複雑でお金のかかる医療チームの編成などは、全く必要がないと思う。

がん末期治療での麻薬使用は専門家にしかできないとして自分の職務利権を広げようとする専門家集団は、日本全国津々浦々のがん末期患者の願いを無視し、患者に末期の激痛を味合わせて、患者の人生の終末を悲惨なものとしているのである。患者の福祉を第一に考えれば、麻酔薬の処方にもっと規制緩和が必要だ。

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問題の発端として、ガン性疼痛に対する麻薬使用が少ない、ということはあるかもしれない。そのモルヒネの投与をどんどん増やしましょう、みたいな話だけなら、まだ判るね。でも、警察でモルヒネよこせ、ってな話になれば、これはちょっと話が別だな。記事を書いている方は、是非ともガンになったあかつきには「自分で好きな分だけ」モルヒネを使って、楽に逝って頂ければ幸いである。何か問題が発生したり副作用に苦しんだりしても、きっと自分で何とかするか警察で何とかしてもらえることだろう。吐きまくっても助けてくれるぞ。
勝手にやればいいと思う。

一応参考までにこちら>モルヒネ - Wikipedia

映画でも、『プライベート・ライアン』だったかなと思うけど、戦争映画では衛生兵がモルヒネアンプルを注射するシーンがあって、これは中々よく描けてるなと感心した記憶があるな。兵士の中毒は昔のことなので、今とは違うからね。ま、何とも言えないけど。少なくとも天国でもなかったみたいだけどね(笑)。


うまく使えば薬というのは役立つ。これはいつもそうだよ。けど、悪いことも起こり得る。それを世の中の人々の多くは許容できないのだよ。だからこそ、タミフルで大騒動になったりするし、肝炎訴訟でも「原因を特定するのが難しい」ということを何度も説明しても、「納得できない」「命を何と思ってるのか!」と言われるんですよ。
大体、裁判所の判事すら、「肺炎を予防する薬を飲みやすい環境になっていなかったから義務違反」とか言い出すんですからね。最高裁判事たちだって、B型肝炎の感染可能性が極めて困難なことであっても「高度の蓋然性」とまで言うわけですからね。

要するに、攻め方についている人間はどのような状態であっても、攻め続けることができるのですよ。彼らの中で互いに説得して結論を導いてからにしたらいいんじゃないか、と思わないでもないですがね。ま、私は医師ではないので直接的には関係ないですが。




内閣が悪けりゃ改革なんてできない

2007年12月07日 17時17分56秒 | 政治って?
やはり総入れ替えでトップを交代してもらわないと、無理なのではないか。

独立法人改革足踏み 渡辺担当相“孤立” 主要閣僚「ゼロ回答」連発(産経新聞) - Yahooニュース


渡辺大臣も切ないな。
こうした図式は以前の小泉政権でも見られたわけだが。竹中大臣がこんな感じであったからね。

あの時と絶対的に違うのは、竹中さんがどれほど他の自民党議員たちから叩かれていたとしても、必ず「小泉さん」という後ろ盾があったこと。竹中さんは無力ではあったけれども、総理が全力で守ってくれた。

しかし、今の渡辺大臣を見れば判る通りに、閣内の誰からも支援を受けられないのだ。党からの支援などもっと期待できない。外様の舛添・増田大臣とも「肩を寄せ合って」協力関係を作れるかというと、無理なのである。内閣府の中でも協力を得られそうな大臣などいない。彼らとて、もう既にあやつり人形にされつつあるだろう。年金問題で騒ぎになる前の舛添さんと、大臣になった後の舛添さんは同じように発言し、行動しているだろうか?(笑)結局、官に支配されてしまうのだ。

渡辺大臣はまさに孤立無援。四面楚歌。
何故こんなことになってしまうかと言えば、元から「政官業癒着」という構造を守り抜いている方々がいるからだ。そして、その旧式を止められる方法は、政治のトップ連中(普通は内閣だな)が変えることを決断することだ。けれども、悉く役人に言いくるめられ、懐柔され、しまいには後退していくのである。


下らんタカリ組織を存続させてもしょうがないのに、やめられないのだ。もっと将来性のある分野に移行していけばいいだけなのに、一度確保した「イス」(天下り指定席)を手放すことが悔しくてしょうがないのである。だから誰も応じたりはしないのである。理事長や理事なんかの席を保つことが、最大の利益になっているのである。こんな連中が優秀だ、とか言われても信じられないのだけど。


渡辺大臣がこのまま干されて、腐れ組織存続に結託したやつらが勝利するのは目に見えている。


止められない、というのであれば、大掛かりな入れ替えをやってもらうしかないのだよ。そこに行き着いてしまうということ。