サブプライム問題で、遂には債務減免みたいな措置が必要ってことでしょうか。
NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題
【ワシントン=小竹洋之】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は30日、米政府と米大手金融機関が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の新たな救済措置を協議していると報じた。特定の債務者の返済負担を軽減するため、現行の低い借入金利を一時的に据え置く方向で検討している。早ければ12月上旬にも合意し、正式発表する見通しだ。
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外資系のロビー部隊は一体何をやっているんでしょうか?
破産は「金利じゃないんだ、ライフイヴェントなんだ!」とか言いに行けばいいんじゃございませんか?金利には関係なかったのではないですか?あれは、エセ理論だったのですか?借金は借金でも、無担保融資と住宅ローンでは全然違う、とか言い出すかもしれんがね(笑)。
「金利はリスクを正確に反映する」とか主張していた人もいたわけですが、借り手が同一なのに、金利を減免しちゃっていいんですか?変動前の金利に据え置くとなれば、実質的に債務者に金をくれてやったのと同じようなものであり、「ゾンビに追い貸し」みたいなのと似たような感じですが、どうなんでしょうか>池田信夫氏
金利と破産は「そんなの関係ねえー」と流行りのセリフみたいに言ってた方々は、自分の国のことですので是非とも米国に戻ってロビイングに精を出して頂けると幸いです。
「金利が高い」から破産するわけではないのであれば、金利を凍結しておいたとしても関係ないんじゃございませんか?デフォルトの予防になんてならないでしょう?金利を凍結して高くならないようにすることでデフォルトを防ぐ積もりならば、それは「金利水準が高いから破産する」ということなんじゃないでしょうか?金利が高くても低くてもデフォルト確率に影響を与えないのなら、凍結は無意味じゃないですか?
笑い過ぎて腹筋が攣りそうになりましたよ。
金利凍結って、言うなれば暫間的「上限金利」に他ならないんじゃないですか?
例えば、本来なら『20%』の金利が適用になる人なのに、現状『13%』の導入金利なら変更後であっても意図的に「20%→13%」という具合に上限を引き下げてオーバー部分を切ってしまうということですよね?これこそまさしく無理矢理引き下げる、ってやつじゃないですか(爆)。
そういえば、GRIPSの先生方―例えば鶴田大先生、「法と経済学」の権威らしい福井秀夫先生―も「金利は関係ねえ」と大変有り難い経済学理論を展開しておられたはずですが、「上限のない(笑)自由の国アメリカ」で行われようとしているおバカな措置について、文句の一つや二つ言ってやって下さいよ。
特定の債務者といっても、高々200万件くらいの話ですので、日本の多重債務者の推定数よりも少ないんじゃございませんか。ならば金利凍結なんかよりも「カウンセリングなんだYO!」ということで、全例カウンセリングを実施すりゃいいだけなんじゃございませんか?
ですよね?>堂下先生
アメリカで考えられている金利凍結という対策というのは、これらご立派なご意見に悉く反しているかのように見えるのですけれども、経済学理論云々は一体どうなってしまったのでしょうか。アメリカの金利凍結策はまるでファシズムだ、とかのご意見が米国の駐日大使あたりから出されないことが不思議でなりません。
それとも金利は正確にリスクを反映している、だの、金利を下げても救うことにはならない、だの、ライフ・イヴェントが原因だ、というのがエセ理論であった、とでも言うのでしょうか(笑)。
NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題
【ワシントン=小竹洋之】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は30日、米政府と米大手金融機関が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の新たな救済措置を協議していると報じた。特定の債務者の返済負担を軽減するため、現行の低い借入金利を一時的に据え置く方向で検討している。早ければ12月上旬にも合意し、正式発表する見通しだ。
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外資系のロビー部隊は一体何をやっているんでしょうか?
破産は「金利じゃないんだ、ライフイヴェントなんだ!」とか言いに行けばいいんじゃございませんか?金利には関係なかったのではないですか?あれは、エセ理論だったのですか?借金は借金でも、無担保融資と住宅ローンでは全然違う、とか言い出すかもしれんがね(笑)。
「金利はリスクを正確に反映する」とか主張していた人もいたわけですが、借り手が同一なのに、金利を減免しちゃっていいんですか?変動前の金利に据え置くとなれば、実質的に債務者に金をくれてやったのと同じようなものであり、「ゾンビに追い貸し」みたいなのと似たような感じですが、どうなんでしょうか>池田信夫氏
金利と破産は「そんなの関係ねえー」と流行りのセリフみたいに言ってた方々は、自分の国のことですので是非とも米国に戻ってロビイングに精を出して頂けると幸いです。
「金利が高い」から破産するわけではないのであれば、金利を凍結しておいたとしても関係ないんじゃございませんか?デフォルトの予防になんてならないでしょう?金利を凍結して高くならないようにすることでデフォルトを防ぐ積もりならば、それは「金利水準が高いから破産する」ということなんじゃないでしょうか?金利が高くても低くてもデフォルト確率に影響を与えないのなら、凍結は無意味じゃないですか?
笑い過ぎて腹筋が攣りそうになりましたよ。
金利凍結って、言うなれば暫間的「上限金利」に他ならないんじゃないですか?
例えば、本来なら『20%』の金利が適用になる人なのに、現状『13%』の導入金利なら変更後であっても意図的に「20%→13%」という具合に上限を引き下げてオーバー部分を切ってしまうということですよね?これこそまさしく無理矢理引き下げる、ってやつじゃないですか(爆)。
そういえば、GRIPSの先生方―例えば鶴田大先生、「法と経済学」の権威らしい福井秀夫先生―も「金利は関係ねえ」と大変有り難い経済学理論を展開しておられたはずですが、「上限のない(笑)自由の国アメリカ」で行われようとしているおバカな措置について、文句の一つや二つ言ってやって下さいよ。
特定の債務者といっても、高々200万件くらいの話ですので、日本の多重債務者の推定数よりも少ないんじゃございませんか。ならば金利凍結なんかよりも「カウンセリングなんだYO!」ということで、全例カウンセリングを実施すりゃいいだけなんじゃございませんか?
ですよね?>堂下先生
アメリカで考えられている金利凍結という対策というのは、これらご立派なご意見に悉く反しているかのように見えるのですけれども、経済学理論云々は一体どうなってしまったのでしょうか。アメリカの金利凍結策はまるでファシズムだ、とかのご意見が米国の駐日大使あたりから出されないことが不思議でなりません。
それとも金利は正確にリスクを反映している、だの、金利を下げても救うことにはならない、だの、ライフ・イヴェントが原因だ、というのがエセ理論であった、とでも言うのでしょうか(笑)。