いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

あなたには言われたくない~by 鳩山総理

2009年10月28日 19時19分34秒 | 政治って?
鳩山総理と民主党の論理は、「あなたが悪かったから、こちらもうまくできないんだ」というようなものだ。

何と愚かな大人なのだろうか。
こうした幼稚な言い回しを平気で用いる総理もそうだが、原稿に文字を起こす周囲の人間の程度が低すぎる。


「自公政権がうまくできなかった」から、国民は政権交代を求め、民主党に「じゃあ、代わりにうまくやってくれよ」ということなのではないのか?

皮肉を言うにしても、それは後に続く「責任ある回答」があることは最低限の前提ではないのか?答えることができもしないのに、皮肉だけ一丁前に言うネット上の釣り師なんかを見かけるが、そういうのと一緒なのはないのか?

答えられないのなら、そう言えばいいのに(笑)。


民主党の答えによく見られるのは、自民から「きちんと出来てないじゃないか」というように言われると、「何をおっしゃいます、あなた方だって出来てなかったよ、我々と同じじゃないか(=同じあなたには言われたくない)」みたいな言い草だな。

何、バカなこと言ってんだ。
そんなんじゃ、永遠に進歩がないじゃないか。アホか。


ある家があって、男には先妻がいたとしよう。先妻は、家計の切り盛りや家の運営、炊事、掃除、洗濯等々、うまくできてなかったとするか。別な女が、以前から「私だったら、もっとうまくできるわ、だから私と結婚して、できる自信があるもの」と言っていたんだ。
すると、ある時先妻さんは亡くなり、別な女にチャンスが巡ってきたわけだ。で、後妻として入ってみたら、事前に口で言っていた程には、全然うまくできなかった、というわけだ。

そのことを指摘されると、「あーら、前の奥さんだって、うまくできてなかったじゃないの、そんなのおんなじよ」と、悪びれもせずに自分ができてないことを棚に上げて、先妻の不備や欠点を笑っているのである。

だったら、自分がやればもっとうまくできる、とか豪語するんじゃない。
これも何度も言ってるが、できないんだ、ってことをまず認めろ。国民にもその説明をするべきだ。

こんな女が後妻で来たら、どうする?


うまくできないのは、何でもかんでも、先妻が悪かったからだ、ということで片付けようとする姿勢は、事前の自分の言動を全て否定するのと同じだ。
こんな社会人がいるか?
責任ある立場の人間が吐く言葉か?


料理が出来てないよ、掃除も不十分だよ、と指摘されたら、料理は○○を習得しこれこれこのように改善するよう努めます、とか、掃除が行き届かない部分はこうします、或いは外注のダスキンにも依頼します、とか、解決策について答えるのが筋だろ。

それが答えられないのは、稚拙な政権であり政策決定が予定通りにできてないからだ。幼稚な大人たち、ということ。



旧郵政官僚の復活劇?

2009年10月28日 00時21分27秒 | 政治って?
清水元局長が室長で復活とな。

郵政改革推進室長に清水氏=元総務官僚、小泉政権で更迭(時事通信) - Yahooニュース

(以下に一部引用)

清水氏は総務省郵政行政局長だった2005年5月、担当局長にもかかわらず、小泉純一郎首相(当時)が進めた郵政民営化に反対するよう一部議員に働き掛けたとして更迭された。07年に総務審議官を最後に総務省を辞職した後は、「ゆうちょ財団」理事長を26日まで務めていた。

=====

因みに、清水さんもモロに「渡り」なんじゃございませんの?(笑)
まあ、小泉政権時代の不遇を今になって少し取り戻してあげましょう、ということがあるのかもしれませんが、外見的にはちょっと理解できませんわね。鳩山さんが相当に説得的な説明をきちんとするか、それともかつての(例えば日銀総裁選びの時の武藤に×印)民主党の主張は行き過ぎたものだった、みたいな謝罪をするべきなんでは。これは、まあ、本題ではないからいいか。


かつて、清水郵政行政局長が更迭された時の話ね。

05年5月>総務省の内紛?

清水氏更迭後、鈴木康雄氏が局長就任となったが、直後にはこのタクシーチケット事件のタレコミってことですわな。しかもデムパ行政、じゃなかった、電気通信事業部長時代にNTTコミュから受領しちゃったらしい、ということだそうな。ま、NHKじゃないけど、タクシーチケットだとか、霞ヶ関の居酒屋タクシーだとか、色々と大都会は大変なんだね。これはまあいいけど、鈴木氏って、いつの間にか事務次官になってたのな(どこの誰なのか全く知らないし、無関係なんだけど)。旧郵政省出身で、かつてタスキ掛け人事の順番を飛ばされちゃって、日陰組というか冷や飯食いだった郵政官僚たちが、今は総務省内で続々復活してきた、っちゅうことですかね。


ちょっと前だけど、清水局長が更迭された事件のことを思い出して、記事に書いていたもんね。

コレ>郵政公社時代に遡れ

この中で次のように書いた。

『郵政選挙の少し前には、総務省官僚への極めて厳しい攻撃が行われたことがあった。
それは局長クラスの更迭だった。郵政行政局長と審議官の降格、配置転換が行われた。彼らが郵政族の手先だったとか、邪魔をする人たちだったのか、ということは、私には判らない。だが、総務省内部ではな何かが起こっていたのかもしれない。』

あの当時の更迭理由というのが、未だによく判らないんですよね。
倒閣運動に手を貸したからだ、みたいな、何かがあったんでしょうか?
発表された話からだけでは、事情というのが見えないんですね。後任の鈴木さんは、その後に事務次官まで登ってこれたわけですし、別に郵政省出身だからということで不遇だったかどうかは判りませんしね(小泉さんがいなくなったから事務次官になれた、という見方もできますか)。

05年のあの時期ですと、自民党内の総務会での紛糾が連休前にあったわけです。小泉さんがGW中には外遊に出るので、その前までに決着をつけておく必要があった、と。法案提出を間に合わせる為、ということですわな。この直前に、郵政族議員への働きかけとか、ご注進?とかがあったから、みたいな理由なんでしょうかね。当時の麻生総務大臣の頭越しで、官邸からの「更迭」決定ということだったはずなんですね。あの時、何があったのか?それが知りたいわけなんですよ。

自治―郵政―総務の事務次官ポストの順番が、05年当時には郵政省の番だったのを飛ばされてしまったんですから。その頃の局長人事が、この更迭事件だったんですから。総務省内部では何が起こっていたのか、それが気になるのです。

で、今回清水氏を復活させた理由というか、その意図が判らんのよね、これが。
誰のヒキで上がってきたのかな?、と。まさか、亀さん?
他の議員?官邸の誰か?デーンの人?
出世話とか、霞ヶ関の競争とか、全然関係ないし、別にいいんだけどさ。

まあ、郵政界隈には官僚の復活組といいますか、民主党的表現をすれば「渡り」部隊が続々と舞い戻ってきたようでございます(笑)。