こういうのは疑問。
<薬害副読本>中学生向け来年度に発行…歴史や副作用学ぶ(毎日新聞) - Yahooニュース
(以下に引用)
厚労省医薬食品局によると、来年度概算要求に薬害教育推進事業費として約2600万円を計上。専門家や過去の薬害被害者の協力を得ながら、内容を詰めるという。
全国薬害被害者団体連絡協議会によると、社会や保健体育の教科書の大半はサリドマイド(59~69年)やスモン(55~70年)などを取り上げていない。99年には小学校の社会で、エイズ訴訟の記述に文部省(当時)の検定意見が付き、削除される問題も起きた。薬害被害者らは毎年の国との定期交渉で教材作成などを求め、厚労省が設けた薬害肝炎の検証委員会も今年4月、小中学校での教育推進を提言した。
同協議会の勝村久司副代表は「被害者の10年にわたる交渉が実りうれしい。子供を将来、加害者にも被害者にもしないために、薬害が人災であることを教育で伝えることは、とても意義がある」と話している。【清水健二】
=====
どの事例を取り上げるか、というのは、極めて恣意的では。
副読本なんて、ただ単に配布したからといって何の効果があるんですか?
肝炎問題でも判ったように、過去のこうしたサリドマイドやスモンといった事例は、或いはヒ素ミルク事件とかもそうだけど、社会的にも大きく取り上げられ問題とされたことがあったにも関わらず、その後の人たちには何か学ぶべきものがあったわけですか?
そういう「生きた教材」を目の前にしながら、多くの大人たち(当然当時の子供たちもそうだろう)は、学んでもいなければ当事者以外には「興味もなかった、関係なかった」ということなのではないですか?
つまり、そういうことなんですよ。
情報や知識が目の前にあったって、別に多くの人には無関係、ってこと。
それを目にしたからといって、何かを学べるわけじゃない。
現に、原告に入っていた人たちの殆どが、同時代を生きていたのに何ら知らなかったのではないですか?
肝炎問題だって、過去の薬害被害の歴史を知っていれば、当時から、少なくとも薬害エイズ問題が取り上げられる前か、同時期くらいには判っていたことでしょう?
どうして、現代のような「市民運動」をやらなかったのでしょう?
それが、副読本を配布すれば、小中学生なんかだと学べるんですか?
到底信じることなどできませんな。
単なる自己満足を行政に持ち込まれても困るだけなのでは。
どうしてもやりたいなら、寄附でも集めてやったらよかったのではないですか?200億円以上もらったうちの、千分の1くらいの2千万円超が出せないとも思えませんが。
◇◇◇
話は変わりますが。
かなりの長期間に渡って厚生労働省の委員とか審議会関係とか、そういうところに食い込んでいる人もいるみたいなんですが、こういうのって、族議員たちと一体何が違うのかわからんな。
今後、政府の委員とか、任期を限らないと、癒着構造を生み出す元凶となるよね。
形を変えた族議員とほぼ同じようなもんですわ。しかも、いつも同じ人間に意見を求めてしまうので、偏りが強化される可能性が強まるのでは?こういうのは、極めてよくないよね。まるで、審議会のドン気取りとかになるもの。
で、気に入らない連中の業界は、好き放題に攻撃すればいいだけだし、手の者を使って「訴訟提起」をぶつけていけば圧力を加えることも自由自在。
いやいや、こういう「赤い貴族」系の言論封じ、言論統制みたいな姿勢は、極めて危険。民主主義の否定とも言っていい。一党独裁政権の「資本家どもの財産没収」という思想と、あまりに似ている。そういう連中の基本戦術は、まず洗脳から、だ。特に怖いのは、「教育」と称する洗脳工作だ。
(手法が)似ている、というのは、ただの偶然なんかではないのだよ。
<薬害副読本>中学生向け来年度に発行…歴史や副作用学ぶ(毎日新聞) - Yahooニュース
(以下に引用)
厚労省医薬食品局によると、来年度概算要求に薬害教育推進事業費として約2600万円を計上。専門家や過去の薬害被害者の協力を得ながら、内容を詰めるという。
全国薬害被害者団体連絡協議会によると、社会や保健体育の教科書の大半はサリドマイド(59~69年)やスモン(55~70年)などを取り上げていない。99年には小学校の社会で、エイズ訴訟の記述に文部省(当時)の検定意見が付き、削除される問題も起きた。薬害被害者らは毎年の国との定期交渉で教材作成などを求め、厚労省が設けた薬害肝炎の検証委員会も今年4月、小中学校での教育推進を提言した。
同協議会の勝村久司副代表は「被害者の10年にわたる交渉が実りうれしい。子供を将来、加害者にも被害者にもしないために、薬害が人災であることを教育で伝えることは、とても意義がある」と話している。【清水健二】
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どの事例を取り上げるか、というのは、極めて恣意的では。
副読本なんて、ただ単に配布したからといって何の効果があるんですか?
肝炎問題でも判ったように、過去のこうしたサリドマイドやスモンといった事例は、或いはヒ素ミルク事件とかもそうだけど、社会的にも大きく取り上げられ問題とされたことがあったにも関わらず、その後の人たちには何か学ぶべきものがあったわけですか?
そういう「生きた教材」を目の前にしながら、多くの大人たち(当然当時の子供たちもそうだろう)は、学んでもいなければ当事者以外には「興味もなかった、関係なかった」ということなのではないですか?
つまり、そういうことなんですよ。
情報や知識が目の前にあったって、別に多くの人には無関係、ってこと。
それを目にしたからといって、何かを学べるわけじゃない。
現に、原告に入っていた人たちの殆どが、同時代を生きていたのに何ら知らなかったのではないですか?
肝炎問題だって、過去の薬害被害の歴史を知っていれば、当時から、少なくとも薬害エイズ問題が取り上げられる前か、同時期くらいには判っていたことでしょう?
どうして、現代のような「市民運動」をやらなかったのでしょう?
それが、副読本を配布すれば、小中学生なんかだと学べるんですか?
到底信じることなどできませんな。
単なる自己満足を行政に持ち込まれても困るだけなのでは。
どうしてもやりたいなら、寄附でも集めてやったらよかったのではないですか?200億円以上もらったうちの、千分の1くらいの2千万円超が出せないとも思えませんが。
◇◇◇
話は変わりますが。
かなりの長期間に渡って厚生労働省の委員とか審議会関係とか、そういうところに食い込んでいる人もいるみたいなんですが、こういうのって、族議員たちと一体何が違うのかわからんな。
今後、政府の委員とか、任期を限らないと、癒着構造を生み出す元凶となるよね。
形を変えた族議員とほぼ同じようなもんですわ。しかも、いつも同じ人間に意見を求めてしまうので、偏りが強化される可能性が強まるのでは?こういうのは、極めてよくないよね。まるで、審議会のドン気取りとかになるもの。
で、気に入らない連中の業界は、好き放題に攻撃すればいいだけだし、手の者を使って「訴訟提起」をぶつけていけば圧力を加えることも自由自在。
いやいや、こういう「赤い貴族」系の言論封じ、言論統制みたいな姿勢は、極めて危険。民主主義の否定とも言っていい。一党独裁政権の「資本家どもの財産没収」という思想と、あまりに似ている。そういう連中の基本戦術は、まず洗脳から、だ。特に怖いのは、「教育」と称する洗脳工作だ。
(手法が)似ている、というのは、ただの偶然なんかではないのだよ。