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オール人力狙撃システム試作機

だから何度も取り上げたでしょ

2011年05月02日 01時46分05秒 | おかしいぞ
今更、何を言ってるのかと思う。

福島第一原発2号機、昨年6月にも電源喪失 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

はてなブックマーク - 福島第一原発2号機、昨年6月にも電源喪失 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


拙ブログでは、幾度か取り上げてきた話である。3月12日時点で、既に書いた。
ぶくまコメントで「プレスリリースがあるから」とか「報告が公表されているから」といった、分かったようなご意見も散見されるが、あれを読んで本当に説明できるほどに理解できるのだろうか。
起こった出来事を、正確に説明などできるとは思えないわけだが。

それも、拙ブログ記事で書いてきた。

東電(原発)擁護派は経済を知らないのか?

この記事中に挙げた3つの記事で述べた通りだ。

この記事>続・Fukushimaは人災か~隠蔽される福島第一原発の疑惑で書いたように、東電は隔離時冷却系での冷却を行ったわけで、恐らく高圧注水系は機能しなかった、というのが重大な問題だったのである。

それに、何度も指摘したが、事象発生日の6月17日は、原子力安全・保安院(NISA)が検査に1Fに入っていた期間中だったのだぞ?
何故、検査期間中に発生した事象について、きちんと精査しなかったのか?

非常時ディーゼル発電機は起動したものの、多分給電されていなかったのだぞ?


そういう詳細な説明が一切ないのだ。整合性のある説明など、どこにも存在していないのである。
形式的に「プレスリリースがあるから」といったことくらいで、簡単に納得できる方々が羨ましいですわ。どうやって理解できたのか、どうやって説明がつくのか、本当に分かったんですかね?
少なくとも私には、全く分からない。もっと質問しないと、分からないことが山ほどある。あんな発表で満足できる連中の脳みそがどうなっているのか、不思議でならない。

東電の説明だって、電源喪失時でも起動する隔離時冷却系を「非常用炉心冷却系ではない」と言って誤魔化しているのだぞ?(笑)
給電されない=電源喪失時でも動かせる、というものであって、電源がある時の冷却系を使うのがまず先だろうに。
昨年の6月だと、外部電源は来ていたし、他の原子炉も運転していたんだぞ?
それで、どうして電源復旧を直ぐに行わなかったと思うか?

東電の説明は、何かを隠しているのだよ。
情報を隠蔽しているのだ。誤魔化しなんだ。
NISAも加担している可能性が高いんだぞ。


こんな出鱈目が許されるのか?

誰か説明してみてくれ。6月の出来事を、きちんと説明できるなら、やってみて。