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これぞ「穴を掘って、埋め戻す」事業

2011年05月09日 12時00分02秒 | 社会全般
腐すわけではないけれど。

放射線量:表土入れ替えで10分の1に…福島の園庭 - 毎日jp(毎日新聞)

福島大付属幼稚園で行われた調査には、独立行政法人・日本原子力研究開発機構の職員約20人が参加。園庭に約80センチ四方の二つの穴を約50センチまで掘り、一つの穴から別の穴に、表土を下の方に、底の土は表面に入れ替えるように移した。入れ替え前の表土の放射線量は毎時2.3~2.1マイクロシーベルトだったのに対し、入れ替え後の表面は同0.2マイクロシーベルトまで低下した。

 園庭の砂場や、隣接する同大付属中校庭では、深さによる放射線量の変化を調べた。表土で毎時2.0~1.7マイクロシーベルトだった放射線量は、約20センチの深さになると同0.2~0.1マイクロシーベルトまで低下することも分かった。


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なるほど。掘って取り去り、別な穴に埋める、と。これを繰り返すなら、除去した土の問題は、かなり軽減されうるかも。

かなり否定的意見を書いたので、すまんかった。
農地以外であれば、ある程度は対策として可能なのかもしれない。

土壌改良なんて、そう簡単にできるのか?


固定的な土地であれば埋めて戻す作戦でもいいのかもしれない。
だが、農地の場合、農作物が吸水とかで作物中に含まれることになるかもしれないので、単なる上下の入れ替えとかでいいのかは疑問が残るように思う。そこらヘンは、専門家の方々によく考えてもらえれば、と。


で、公共事業の無駄を言う場合の典型例として、「穴を掘って、埋めて戻す」というのがあったと思うが、まさにこれを地で行く事業になるかもしれない。保育園、幼稚園、学校、福祉施設等の園庭の「土を掘って、埋めて戻す」事業が。

全くの適当な命名を思いついたよ。

『放射性物質による土壌汚染の緩和措置に係る土地改良事業』

みたいな。
何となく公共事業っぽい名称ではないでしょうか?