色々とワケの分からん展開に。
>海水注入「中断しなかった」、東電が訂正(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
大きな問題となったのを受け、東電は、24日から25日にかけて改めて関係者からヒアリングしたところ、福島第一原発の吉田所長が実際は海水注入を停止していなかったことを明らかにしたということです。
「(吉田所長は)注水の継続が何より重要だと」(東京電力 武藤 栄 副社長)
また、東電の武藤副社長は海水注入をめぐる経緯について、当時の状況をより詳しく説明しました。
「(官邸に詰めていた東電関係者から)『首相の了解が得られていない』と。責任者である首相のご判断がない中で実施はできない雰囲気だと」(東京電力 武藤 栄 副社長)
この報告で東電本店と現場の発電所がテレビ電話で注水停止で合意しましたが・・・
「所長の吉田が無視したというよりも、注水を継続したほうがより安全だろうと(判断した)」(東京電力の会見)
吉田所長は、「国際原子力機関の調査があり、事実を報告する気になった」と話しているといいますが、東電は吉田所長の処分を含めて検討していることを明らかにしました。
重要な事実が曲げて報告されていたことに枝野官房長官は・・・
「国民の皆さんが疑問・不信に思う。正確な事実関係の把握のうえで、正確な報告をしてほしい」(枝野幸男 官房長官)
また枝野長官は、東電の間違った発表は、意図的なものでなく、しっかりとした情報共有や意思疎通がなかったことが原因だと強調しました。しかし野党側は、東電にこうした対応を許した政府に対しても批判の矛先を向けています。
「あまりの事実説明の迷走に開いた口がふさがらない」(自民党 谷垣禎一 総裁)
こうした中、海水注入にあたっての「再臨界の危険性」に関する発言内容をめぐって一時焦点となったこの人は・・・
「(海水)中断がなかったら、私はいったい何だったんでしょう・・・。教えてください・・・」(原子力安全委員会 班目春樹 委員長)
========
こういう雰囲気を生み出した菅総理と政権に問題はあったんじゃないのかな。
つまりは、「菅総理がOKと言ってない」みたいなことさ。
菅総理がやれと言った、という、いうなれば免罪符が必要とされた、ということであろう。
重大な責任、重大な決定、そういうものが伴う時、こうした行動は見られるかもしれない。
そして、トドメの一言が、
「○○さんがやれって言いました」
「○○さんがやっていい、って許可をくれました」
というヤツさ。
日常生活の中でも、よくこうした光景を目にするんじゃないのかな?
当然、○○に入る人は、権威とか地位とか権力権限を有している人物ということであり、例えば教授、上司などだ。
自分を下位に置き、尚且つ、威光を利用したいというか、後ろ盾になるもの、ということで、こうした権威のようなものを利用する、というわけである。
役所なんかでも、
「こんなの、誰がやれって言ったんだ、ド阿呆が」
というような場面があって、すると
「ああ、それ、大臣がやれって言ったんですけど」
「……(シーン)」
ってな感じですわね。
今回の件がそうだったと言うつもりではないけど、こうした誰かの威光を利用する場合、自らの保身にはなるわけですよ。
結果が良かったら、責められないし、たとえ悪くても「だって○○さんがやれって言うから…」と確実に言い訳する理由にできるというわけなんですよ。
ま、東電本店の方でそういうことだったとは言いませんけど、菅総理があまりの剣幕だったのでついつい「菅総理に従うしかないよね、そうじゃないと、また罵倒の雨あられだもんね、そうはなりたくないよね」ということになってしまいますもんね。
だから、総理がやっていいって、まだ言ってないことを着手しちゃったらマズいんじゃないの、ということになってしまったのかもしれない。
だからといって、所長の処分を検討するってのは、ヘンでしょ。
海水を入れ続けてくれた方が良かったんだから、よくやってくれました、と褒めることはあっても、処分するなんてのは見当違いもいいとこ。
そういうアホなマネは止めて下さいね。
>海水注入「中断しなかった」、東電が訂正(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
大きな問題となったのを受け、東電は、24日から25日にかけて改めて関係者からヒアリングしたところ、福島第一原発の吉田所長が実際は海水注入を停止していなかったことを明らかにしたということです。
「(吉田所長は)注水の継続が何より重要だと」(東京電力 武藤 栄 副社長)
また、東電の武藤副社長は海水注入をめぐる経緯について、当時の状況をより詳しく説明しました。
「(官邸に詰めていた東電関係者から)『首相の了解が得られていない』と。責任者である首相のご判断がない中で実施はできない雰囲気だと」(東京電力 武藤 栄 副社長)
この報告で東電本店と現場の発電所がテレビ電話で注水停止で合意しましたが・・・
「所長の吉田が無視したというよりも、注水を継続したほうがより安全だろうと(判断した)」(東京電力の会見)
吉田所長は、「国際原子力機関の調査があり、事実を報告する気になった」と話しているといいますが、東電は吉田所長の処分を含めて検討していることを明らかにしました。
重要な事実が曲げて報告されていたことに枝野官房長官は・・・
「国民の皆さんが疑問・不信に思う。正確な事実関係の把握のうえで、正確な報告をしてほしい」(枝野幸男 官房長官)
また枝野長官は、東電の間違った発表は、意図的なものでなく、しっかりとした情報共有や意思疎通がなかったことが原因だと強調しました。しかし野党側は、東電にこうした対応を許した政府に対しても批判の矛先を向けています。
「あまりの事実説明の迷走に開いた口がふさがらない」(自民党 谷垣禎一 総裁)
こうした中、海水注入にあたっての「再臨界の危険性」に関する発言内容をめぐって一時焦点となったこの人は・・・
「(海水)中断がなかったら、私はいったい何だったんでしょう・・・。教えてください・・・」(原子力安全委員会 班目春樹 委員長)
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こういう雰囲気を生み出した菅総理と政権に問題はあったんじゃないのかな。
つまりは、「菅総理がOKと言ってない」みたいなことさ。
菅総理がやれと言った、という、いうなれば免罪符が必要とされた、ということであろう。
重大な責任、重大な決定、そういうものが伴う時、こうした行動は見られるかもしれない。
そして、トドメの一言が、
「○○さんがやれって言いました」
「○○さんがやっていい、って許可をくれました」
というヤツさ。
日常生活の中でも、よくこうした光景を目にするんじゃないのかな?
当然、○○に入る人は、権威とか地位とか権力権限を有している人物ということであり、例えば教授、上司などだ。
自分を下位に置き、尚且つ、威光を利用したいというか、後ろ盾になるもの、ということで、こうした権威のようなものを利用する、というわけである。
役所なんかでも、
「こんなの、誰がやれって言ったんだ、ド阿呆が」
というような場面があって、すると
「ああ、それ、大臣がやれって言ったんですけど」
「……(シーン)」
ってな感じですわね。
今回の件がそうだったと言うつもりではないけど、こうした誰かの威光を利用する場合、自らの保身にはなるわけですよ。
結果が良かったら、責められないし、たとえ悪くても「だって○○さんがやれって言うから…」と確実に言い訳する理由にできるというわけなんですよ。
ま、東電本店の方でそういうことだったとは言いませんけど、菅総理があまりの剣幕だったのでついつい「菅総理に従うしかないよね、そうじゃないと、また罵倒の雨あられだもんね、そうはなりたくないよね」ということになってしまいますもんね。
だから、総理がやっていいって、まだ言ってないことを着手しちゃったらマズいんじゃないの、ということになってしまったのかもしれない。
だからといって、所長の処分を検討するってのは、ヘンでしょ。
海水を入れ続けてくれた方が良かったんだから、よくやってくれました、と褒めることはあっても、処分するなんてのは見当違いもいいとこ。
そういうアホなマネは止めて下さいね。