いやいや、酷いね。野球は怖い。
ミスでボロボロ、という典型例。
初回、四球、落球で、完全に流れが傾き、悪夢のような大量失点。絵に描いたようだ。早々にゲームが終わってしまった。
大量リードに守られた投手は気分良く落ち着いて投げることができ、打者は打撃練習なみに気前良くバットを振っていけるから、更に得点が奪える、ということだわな。韓国が異常に強く見える、というか、対戦相手が中国くらいに見えてしまうのは何故なんだろうか(笑)。向こうの山って、やっぱり楽すぎなんじゃね?
決勝のことを考えるのって、まだ米国戦が終わってないから、気持ちが早すぎるのですけれど、一応注意点を書いておきますね。
はっきり言って、日本には負ける要素は少ない。
①初回の投球に注意せよ
日韓対決で見ると、1回の韓国側得点は4試合で6失点。全得点が僅か9点しかないから(つーか、日本から得点できたチームは、韓国だけじゃん、笑)、いかに立ち上がりが重要か、ということが判るだろう。向こうの狙い目はそれしかない、と言っても過言ではない。
途中回で得点できたのは、押し出しの1点(例の岩田の四球だ)を除くと、TRでの1点と、先日のマー君が打たれたHRの1点のみ。つまり、韓国チームは日本の投手陣を殆ど「打てていない」ということだから。4試合で9点しか取れていない、ということに他ならないのだから。
特に典型例だったのは、勝ち抜けを賭けた対決でのダルビッシュへの攻撃だった。いい投手を打ち崩せるだけのチャンスは、そうそうやってこないだろう、という読みで、重要な1戦であることが判っていたからこそ、果敢に仕掛けてきた。あの回は、普通に守備をしていれば、まあ、1点はしょうがないとしても、3点も失うことはなかった。チーム全体の浮き足立った感じが、それぞれに硬さをもたらし、伝播してしまったかのようだった。だが、あの後はダル君もチームも落ち着きを取り戻して、8回の1点までは連打を許すことはなかった。この時の反省が生きたのは、内海の時だろう。やはり、内海も初登板・先発という気負いというか、プレッシャーがちょっとあったけれども、その後は落ち着きを取り戻し、注文通りゲッツーで切り抜けて、リズムを取り戻した。アウトカウントをしっかり奪っていけば、日本の守備陣は割と堅いし、簡単に打たれるものではない。内海の時に送りバントだったのは、投手が左だったからだよ。だから、送ってきたのさ。だが、ダル君は右だったから、まんまと仕掛けやすい状況になっていたのに、気持ちが動揺していてバッテリーがうっかりし、そこを巧みに衝かれたのさ。
②韓国打線に連打は殆どない
日本との対決で、1イニング中に複数本のヒットが打たれたのは、僅かに4回しかない。
松坂の2失点、岩隈の1失点、ダル君の3失点、内海の1失点、以上である。
だから、ほぼ「連打」を食らうということは、これまで滅多になかった、ということである。韓国は、そういうワンチャンスを活かして、少ない得点チャンスに得点し、守り勝って2勝を上げたのだ。
ヒットの本数自体も、コールドゲームはあまり参考にならないけれど、順に見てゆくと4、4、4、6、ということで、日本の投手陣を殆ど打てていない、ということだ。四死球で得点を挙げさせている面がある、とも言える。勿論、打てる打者は揃っているだろうけれども、クリーンヒットで得点を挙げるということは、日本戦ではまず滅多にできない、ということ。各試合に1回くらいしかない、ということ。
日本は、TRでの0-1負けと、先日の1-4負けゲームというのは、同じ先発投手だったのと、毎回のように出塁しながら、全くの無策で無得点に終わっているケースが殆ど。2試合で13安打を放ちながら、奪った得点は1点のみ。韓国が8安打で5点を奪っているのと対照的なのだ(しかもHRなしで、だ)。
ここ3試合で考えても、日本の28安打に対して韓国は14安打しか打ててない。仮に、序盤で1点や2点を取られたとしても、韓国の得点能力を封じる力は、日本の方がはるかに上。3試合で連打を許したのは、たった3回しかない。それ以外は、単発か、四死球がらみの出塁、ということだけ。
③予想される左投手の攻略の糸口はあるか
前にも書いたけれど、タイプ的には「山本昌」系ではないだろうか。球速があまりないのに、差し込まれることが多いのは、投げ方がちょっとヘンだから、ということなのだろうと思う。テークバックが小さ目で、思った以上に振り遅れていることが多いのかもしれない。それなのに強振してやられてる傾向があるので、もっとコンパクトに振ってくれ、とは思う(笑)。
あと、コントロールがそんなに良いわけでない。粘っていると四球がそこそこ多いのだ。出塁した後の攻撃に工夫が必要。
2回やられてる相手なのだから、3回目はきっちりお返しをして欲しい。責めあぐねて残塁の山&無得点、だけは、ちょっと勘弁ね。無策(笑)でなければ、大丈夫のはずだよ。
④総合すると
立ち上がりに注意。
無駄な四球に要注意。単打ならヒット打たせてもいい。
総合的には日本の方が断然強い。
1点2点の失点如き、気にするな(完封なら嬉しいけど)。
日本の得点力の方が上なので、必ず取り返せる。
日本らしい野球を思い切ってやって欲しい。
後は、気持ちの強さの問題。チームを信じて戦おう。
ミスでボロボロ、という典型例。
初回、四球、落球で、完全に流れが傾き、悪夢のような大量失点。絵に描いたようだ。早々にゲームが終わってしまった。
大量リードに守られた投手は気分良く落ち着いて投げることができ、打者は打撃練習なみに気前良くバットを振っていけるから、更に得点が奪える、ということだわな。韓国が異常に強く見える、というか、対戦相手が中国くらいに見えてしまうのは何故なんだろうか(笑)。向こうの山って、やっぱり楽すぎなんじゃね?
決勝のことを考えるのって、まだ米国戦が終わってないから、気持ちが早すぎるのですけれど、一応注意点を書いておきますね。
はっきり言って、日本には負ける要素は少ない。
①初回の投球に注意せよ
日韓対決で見ると、1回の韓国側得点は4試合で6失点。全得点が僅か9点しかないから(つーか、日本から得点できたチームは、韓国だけじゃん、笑)、いかに立ち上がりが重要か、ということが判るだろう。向こうの狙い目はそれしかない、と言っても過言ではない。
途中回で得点できたのは、押し出しの1点(例の岩田の四球だ)を除くと、TRでの1点と、先日のマー君が打たれたHRの1点のみ。つまり、韓国チームは日本の投手陣を殆ど「打てていない」ということだから。4試合で9点しか取れていない、ということに他ならないのだから。
特に典型例だったのは、勝ち抜けを賭けた対決でのダルビッシュへの攻撃だった。いい投手を打ち崩せるだけのチャンスは、そうそうやってこないだろう、という読みで、重要な1戦であることが判っていたからこそ、果敢に仕掛けてきた。あの回は、普通に守備をしていれば、まあ、1点はしょうがないとしても、3点も失うことはなかった。チーム全体の浮き足立った感じが、それぞれに硬さをもたらし、伝播してしまったかのようだった。だが、あの後はダル君もチームも落ち着きを取り戻して、8回の1点までは連打を許すことはなかった。この時の反省が生きたのは、内海の時だろう。やはり、内海も初登板・先発という気負いというか、プレッシャーがちょっとあったけれども、その後は落ち着きを取り戻し、注文通りゲッツーで切り抜けて、リズムを取り戻した。アウトカウントをしっかり奪っていけば、日本の守備陣は割と堅いし、簡単に打たれるものではない。内海の時に送りバントだったのは、投手が左だったからだよ。だから、送ってきたのさ。だが、ダル君は右だったから、まんまと仕掛けやすい状況になっていたのに、気持ちが動揺していてバッテリーがうっかりし、そこを巧みに衝かれたのさ。
②韓国打線に連打は殆どない
日本との対決で、1イニング中に複数本のヒットが打たれたのは、僅かに4回しかない。
松坂の2失点、岩隈の1失点、ダル君の3失点、内海の1失点、以上である。
だから、ほぼ「連打」を食らうということは、これまで滅多になかった、ということである。韓国は、そういうワンチャンスを活かして、少ない得点チャンスに得点し、守り勝って2勝を上げたのだ。
ヒットの本数自体も、コールドゲームはあまり参考にならないけれど、順に見てゆくと4、4、4、6、ということで、日本の投手陣を殆ど打てていない、ということだ。四死球で得点を挙げさせている面がある、とも言える。勿論、打てる打者は揃っているだろうけれども、クリーンヒットで得点を挙げるということは、日本戦ではまず滅多にできない、ということ。各試合に1回くらいしかない、ということ。
日本は、TRでの0-1負けと、先日の1-4負けゲームというのは、同じ先発投手だったのと、毎回のように出塁しながら、全くの無策で無得点に終わっているケースが殆ど。2試合で13安打を放ちながら、奪った得点は1点のみ。韓国が8安打で5点を奪っているのと対照的なのだ(しかもHRなしで、だ)。
ここ3試合で考えても、日本の28安打に対して韓国は14安打しか打ててない。仮に、序盤で1点や2点を取られたとしても、韓国の得点能力を封じる力は、日本の方がはるかに上。3試合で連打を許したのは、たった3回しかない。それ以外は、単発か、四死球がらみの出塁、ということだけ。
③予想される左投手の攻略の糸口はあるか
前にも書いたけれど、タイプ的には「山本昌」系ではないだろうか。球速があまりないのに、差し込まれることが多いのは、投げ方がちょっとヘンだから、ということなのだろうと思う。テークバックが小さ目で、思った以上に振り遅れていることが多いのかもしれない。それなのに強振してやられてる傾向があるので、もっとコンパクトに振ってくれ、とは思う(笑)。
あと、コントロールがそんなに良いわけでない。粘っていると四球がそこそこ多いのだ。出塁した後の攻撃に工夫が必要。
2回やられてる相手なのだから、3回目はきっちりお返しをして欲しい。責めあぐねて残塁の山&無得点、だけは、ちょっと勘弁ね。無策(笑)でなければ、大丈夫のはずだよ。
④総合すると
立ち上がりに注意。
無駄な四球に要注意。単打ならヒット打たせてもいい。
総合的には日本の方が断然強い。
1点2点の失点如き、気にするな(完封なら嬉しいけど)。
日本の得点力の方が上なので、必ず取り返せる。
日本らしい野球を思い切ってやって欲しい。
後は、気持ちの強さの問題。チームを信じて戦おう。