今日までまで家を離れています。
いつもの「つぶやき」はお休みしますが、今日は美しい風景だけではなく、動物たちが登場します。
今日の後半は世界のベスト5-1の楽園を順にお届けします。
【絶景と動物が暮らす、世界の楽園-後半】
第5位 クルーガー国立公園/南アフリカ
アレナル火山の麓に広がり、フィッシングを楽しめる「アレナル湖」や、3500年間に渡り火山活動は起きていない「チャト火山」、アナグマや鹿、絶滅危惧種のケツァールなど珍しい動物たちも生息する、自然豊かな風景が魅力です。 5位にランクインしたのは、映画『ライオン・キング』のような光景が眼前に広がる南アフリカの「クルーガー国立公園」。生息する動物の数は数千種にのぼるといわれ、「サファリ」という言葉に相応しいイメージ通りの絶景に出会うことができます。 「ビッグ5」と名高いキリン、ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファローを皮切りに、カバ、ワニ、ハイエナなど数え切れない迫力満点の動物たちや数百種の鳥類、古代から生い茂る木々や雄大な河川まで、その光景はまさに映画そのもの。 敷地面積は1万9,480平方kmにもなり、年間を通じて晴天が続き、ドライブやウォーキング、トレッキングなどのコースも多種多様。毎年140万人を超える人々が訪れ、動物たちがゆったりと暮らす世界が大切に保護されています。 |
第4位 グランドティトン国立公園/アメリカ
4位にランクインしたのは、1929年に国立公園に指定されたアメリカの「グランドティトン国立公園」です。著名な「イエローストーン国立公園」の南方にあり、国内トップクラスの美しさの国立公園として人気を集めています。 広さは1,255平方kmに及び、エリア内には最高で標高4,197mに達する壮大な山々の連なる「ティートン連峰」、山を鏡のように映しだす絶景の「ジャクソン・レイク」をはじめとした7つもの湖など、神々しい光景が連続。 ハイキングにおいても初心者~上級者コースまで幅広く用意されており、その道中ではバッファローやエルク、ヘラジカなど多くの貴重な動植物に出会えるのも魅力。湖での釣りやラフティング、カヤックなど、アクティビティの充実度も人気のポイントです。 |
第3位 マサイ・マラ国立保護区/ケニア
世界最高峰の動物天国といえるケニアの「マサイマラ国立保護区」が3位にランクイン。ケニア観光において外せない観光スポットであり、野性動物たちの楽園へ没入し、命の営みをダイレクトに鑑賞することができます。 総面積は1,812平方kmにのぼり、生息する動物たちの数は種類、個体共に世界随一。ライオン、チーター、ハイエナといった肉食動物から、ゾウ、キリン、シマウマなどの草食動物まで、あらゆる動物に出会うことが可能となっています。 なかでも、例年7月~10月になると毎年繰り広げられる「ヌーの大移動」は必見。約130万頭ものヌーが新たな草原へと向かって命を懸けた移動をする姿は、一生の記憶に残る光景といえます。宿泊施設も充実しており、ケニアの貴重な観光資源でもあります。 |
第2位 ジム・コルベット国立公園/インド
2位にランクインしたのは、1936年設立というインド国内で最古の国立公園「ジム・コルベット国立公園」です。20世紀初頭に436人を超える人間を捕食したという恐怖の人食いトラを退治したジム・コルベットにちなみ、命名されました。 現在では絶滅危惧種となっているベンガルトラの保護が大きな目的として創設され、約520平方km以上の巨大なスペースに丘のある草原が広がり、湖や湿地帯などの豊かな土壌も見事なエリアとなっています。 首都・デリーからも比較的近く、トラの他にも迫力満点のワニや何種類もの野鳥などに出会うことができるのも大きな魅力。中心となる「ディカラ・ゾーン」には宿泊施設も設けられており、サファリを満喫する滞在を堪能することができます。 |
第1位 セレンゲティ国立公園/タンザニア
堂々の1位を獲得したのは、1981年にユネスコ世界自然遺産へ登録されたタンザニアの「セレンゲティ国立公園」でした。アフリカで最も著名な国立公園のひとつで、大きな目的に自然保護を掲げている国立公園です。 マサイ語で「果てしなく広がる平原」という意味を持つ名称の通り、1万4763平方kmという突出した巨大さを誇るスペースに、約300万頭もの動物が生息。そのうち3割を占めるといわれる150万頭ものヌーたちが暮らす姿は圧巻です。 草原がほとんどのため、土地を埋め尽くすほどのヌーが大移動する光景や、ライオンをはじめとする大型の肉食動物たち、ゾウやキリンといった草食動物から500種類を超える鳥類などのすべてをしっかりと観察でき、地球上で最も貴重な楽園という評判通りの絶景に出会うことができます。 太古より続く動物たちの営みが手厚く保護され、脈々と未来へ受け継がれている世界中の国立公園たち。生命力に溢れた動物たちの姿と絶景に出会う旅へと、足を運んでみてはいかがでしょうか。 |