新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

怖いSNS 遠のく大臣の椅子

2023年08月04日 11時06分26秒 | 公務員不祥事

 まだまだ続く連日の酷暑。
  
 たまたま昨年の今頃の日記を見たところ、連日14時半ころから水を入れて氷結したペットボトルを持って炎天下を歩き、一定時間置きに溶けてきた氷結水を飲んでいた。
  
ヒョットすると今年に比べればまだ過ごしやすかったのかはいざ知らず、結果的にはその影響で9月末頃から「慢性熱中症」となってしまった。
 
看護師でもある息子の嫁は、暑いときには水ばっかり飲んでいると「危ないですよ」と指摘された。
 
確かにのどの渇きはいやされるがそのあと体がだるくなるという症状が続いたことを思い出す。
 
したがって今年は「前車の轍」を踏まず、外出は午後の16時以降と決めた。
 
それでも年金暮らしの老人は何時に出かけようが他人からとやかく言われないのだが、「賃金労働者」の多くの国民はあいかわらず暑い中を、決められた時間に出社しなければならない。
 
最もまともな企業ならば冷房完備の涼しいオフィスで時間を過ごせるが、屋外勤務や工場労働者たちはそうはいかない。
 
元国税調査官で作家の大村大次郎のこんな記事が目についた。
 
地球の“沸騰化"を阻止せよ。夏場の「長い昼休み」が全人類を救う理由
 

■沸騰化する世界を救う「夏の長い昼休み」。最も効果的な温暖化対策
最近、暑い日が続いていますね。この暑さは殺人的ですね。10年前とは明らかに気候が違いますし、年々、暑さが過酷になっていきます。20年後には、日本に住めるのか不安になるほどです。おそらく、多くの人が同じような不安を持っているのではないでしょうか?
国連は「今は地球の温暖化ではなくもはや地球の沸騰化である」という表現で、各国に対策を求めました。先進国の集まりであるG20が温室効果ガスの80%を排出しており、国際会議により各国に温室効果ガスの削減義務が課せられているのですが、なかなか効果が上がりません。
温室効果ガスを削減するために、工場に省電力の設備を導入したり、植樹をしたりしていますが、なかなか効果は表れていません。このままでは効果が表れる前に、地球が沸騰してしまいそうです。
ところで、温室効果ガスの排出の一番大きな原因は火力発電です。電力には「貯められない」という欠点があります。最近では蓄電池も進歩していますが、国全体の供給を賄えるような蓄電技術はまだ開発されていないのです。そのため発電側は、つねに電力消費量が増えたときに対応できる体制をとっています。そして電力が平常よりも増えたときに、もっとも活動するのが火力発電なのです。
水力発電や太陽光発電などは、天気や気候に左右されるものなので、そう簡単に発電量を増減できません。原子力発電も、こまめに発電量を調節できるものではありません。だから電力量の調整を担っているのは、火力発電なのです。電力消費が大きい時期に、その増えた分の発電を行っているのは、発電量の調節をしやすい火力発電なのです。
逆に言えば、電力消費の多い時期に、電力消費量を抑えれば、ピンポイントで火力発電の発電量を減らすことができるのです。それはすなわち温室効果ガスをダイレクトに減らせるのです。
■ピーク時の電力消費量をもっとも引き上げている場所
電力消費量のピーク時というのは実は夏です。一日あたりの電力消費量は冬の方が大きいのですが、冬は人々が活動する昼間は、暖房の電力消費量が減るので、ピークの電力消費量はそう大したことはないのです。しかし夏の場合は、人が活動する昼間にエアコンの使用もピークに達するので、瞬間的な電気消費量が増えるのです。
だから、夏の昼間の電力消費量を下げれば、火力発電の発電量を大きく減らすことができ、すなわち温室効果ガスを大きく減らすことができるのです。
そして夏のピーク時の電力消費量をもっとも引き上げているのは、実は小売業や飲食業なのです。百貨店やショッピングモールなどの大型商業施設で使われている冷房こそが、電力消費を引き上げている最大の要因なのです。また冷房というのは電力を喰うだけではなく、屋内を冷やすために熱気を外に排出するので、外気の温度を直接的に上昇させる作用があります。都市部の気温が上がる「ヒートアイランド現象」も冷房が要因の一つとされています。  
■世界中が夏場に長めの昼休みを取れば解決する地球温暖化
だから地球の温暖化を防ぐためにもっとも手っ取り早い方法は、夏の昼間の商業施設の冷房を切ることです。たとえば、12時から17時までは商店は営業を全国的に停止する(飲食店は13時から17時まで)などをすればいいのです。12時から17時までの5時間を営業しないとしても、商店にはそれほど影響はありません。夏は、真っ昼間はあまり外に出ないようにしている人が多いはずで、百貨店、ショッピングモールなどもお客さんはあまり多くありません。客は多くないけれど、冷房はガンガンにかかってます。その無駄を省けばいいのです。 
また営業側から見ても、閉店時間をその分、伸ばせばいいだけなのでそれほど影響はないと思われます。また、ほかの店もその時間は営業していないわけなので、ライバルに後れを取るというようなことも生じないはずです。
もともと暑い国などでは、夏の暑い時間は昼寝をする習慣があったりもします。夏の暑い時間に活動しても、疲れるだけですからね、それは合理的な生活習慣でもありました。その習慣と省エネルギーを絡めるのです。つまりは、世界中が夏の暑い時間に長めの休憩を取れば、温暖化問題の解決に向かうということなのです。

 
「12時から17時までは商店は営業を全国的に停止する(飲食店は13時から17時まで)などをすればいいのです。12時から17時までの5時間を営業しないとしても、商店にはそれほど影響はありません。
と、いとも簡単に提案しているが勤勉な日本人にはなかなかなじまないことであろう。
 
もっともわかりやすいのは、多くの「賃金労働者」がヨーロッパ並みに「バカンスを取得せよ」という国策を季節限定で実施するほうが、その波及効果のほうが大きいのではと思う。
 
もっとも自民党の女性国会議員の連中は素早く欧州バカンスを楽しんだらしいのだが、後になって松川るい女性局長が「次女がフランスに同行していた」とすっぱ抜かれる情けない事態となっていた。
 
ところがフランス研修に参加していた今井絵理子にも今年7月の研修旅行での疑惑が明らかにされている。
 
今井絵理子議員 1カ月で2回も海外視察!ベトナム視察中には「息子のプロレス観戦」、成果報告に高まる期待
 
「自民党女性局のフランス研修に関するSNS投稿をめぐっては、松川るい女性局長(52)が『不適切なものがあったと思っている』と謝罪しましたが、松川局長の次女がフランスに同行していたと『Smart FLASH』が8月2日に報じるなど、炎上が続いています」(スポーツ紙記者)
自民党の活動の1つである海外視察にもかかわらず、松川局長らがエッフェル塔の前でポーズを決めた写真をSNSに投稿するなどして“まるで修学旅行"などと批判が殺到した今回のフランス視察。
松川局長の“次女同行"も報じられたが、海外視察に家族を持ち込んでいたのは松川局長だけではなかった。女性局メンバーとしてフランス研修に参加していた今井絵理子参議院議員(39)もまた、ベトナム視察の際に息子のプロレスの試合を観戦していたのだ。
「今井議員は7月14日、ベトナムの空港でパスポートを持つ写真をInstagramに投稿。《ベトナムの文化にも触れながら、しっかりと日本とベトナムの絆を深めていけるように頑張ります!》との文章が添えられていました」(スポーツ紙記者)
投稿には《#ベトナム #視察 #教育 #福祉 #プロレス #異文化交流》といったハッシュタグが。《#プロレス》とは、今井議員の息子でプロレスラーの今井礼夢(18)の初海外試合のことを指していた。
「15日にはストーリー機能で《これからプロレス試合観戦。息子、初の海外参戦!!》と投稿していました。ほかにはホーチミン市内の大学や障がい児施設を訪問するなど、議員としての仕事もしっかりとしていたようですが……。“視察"としていながら家族の試合を観戦に行くというのはいかがなものかと、批判が上がっていました」(前出・スポーツ紙記者)
7月30日、今井議員は女性局のフランス研修について《旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています》とTwitterで説明。さらに《先のベトナム訪問についていえば税金を原資としたお金は1円も支出していません》と綴っていた。
この短いスパンで2度、海外を訪問している今井議員。《さきの訪越、この度の訪仏はとても実りあるものでした》ともTwitterに投稿しているだけに、海外訪問の成果報告を期待する声が高まっている。
《活動報告の具体的内容とそれを活かして成果をあげなきゃ批判されますよ》
《今井議員、海外研修の意義を正当化するも「外交も人間関係の構築から始まる」などという漠然としたものである。38人での渡航について具体的な説明は何もなされていない。帰国後の報告書が楽しみだ》
《こうなったら今井恵理子議員には界隈がぐうの音も出ないような海外視察報告書を書いてほしい。手伝いますぜ。》(原文ママ)
《研修へ行った全員分の研修報告書の公開をお願いしたいですね。しっかり研修してくるのでしょうから、きちんと本人が書いた研修報告書を読んでみたい》

 
国会議員は公僕のため国民の税金から年間の報酬を受け取っていることは確かなのだが、少なくとも今井恵理子には「ぐうの音も出ないような」資産家なのである。
 
「くらし情報『今井絵理子議員の資産総額は9838万円で女性トップ!セレブ研修批判への反論にあった「庶民とかけ離れた懐事情」
 
いっぽうで同じく女性局長を務める元SPEEDの今井絵理子参議院議員(39)は、自身のSNSで《海外研修に対して、「公金を使って無駄だ」という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません。旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています》と世間の批判に反論。
さらに研修について綴った内容を写真とともに更新し、その意義を主張し続けているが……。ネット上ではいまだに冷ややかな声が相次いでいる。
「今井議員といえば、今でも『元SPEED』というタレント議員としての印象が強くあるでしょう。'90年代のSPEED全盛期でシングル・アルバムともに大ヒット作品をいくつも世に出しており、その販売枚数はデビュー当時12歳から3年以内に計2000万枚を超えています。'00年に活動休止を発表してからも、CM出演や書籍発売などのタレント活動を続けてきました。
議員としても、昨年に2期目の当選を果たしています。国会議員には給与にあたる歳費やボーナスに相当する期末手当を含めると、年収は実に2000万円超。さらには『第2の財布』ともいわれる調査研究広報滞在費(旧・文書通信交通滞在費)が月100万円支給されるため、年間3000万円以上が支払われていることになります。そうしたキャリアを歩んできた結果、今年1月に公開された参議院の資産報告書では女性議員としてトップの資産総額9838万円という数字が明らかになっています。実は'17年にも、ほとんど変わらない数字が報告されており、当時はそのうち約6800万円が預金額。
その他は、東京と沖縄の土地と持ち家などの金融資産とされていました。
参院議員の総資産平均は約2500万円程度で、中には金融資産を持っていない議員も複数人います。そんななかで、今井議員の資産は目立った額といえるでしょう」(全国紙記者)
そんな庶民とはかけ離れた懐事情の今井議員。日々の生活に苦しむ庶民の“セレブ研修"への怒りの声が届かないのも、納得かもしれない。

 
スッキリしない余計暑さが滲むような記事である。
 
最後に。「ジジ放談」年齢順に87歳・78歳・68歳)を紹介しておく。
 
なかなか一般メディアでは言えないようなことを歯に衣着せぬ発言を数々を聞いて暑さを吹き飛ばしてもらいたい、とオジサン思う。 
 
   

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