数日間続いた「猛暑日」が昨日は一休みしたのだが、再び今朝から室温はぐんぐん上がってきた。
1時間おきのエアコンルームでのクールダウンと給水は欠かせない。
「第二自民党」と本来の「野党」ならば恥ずかしくて口には出せないことなのだが、この御仁はますます意気軒高と言ったところなのだが、「好事魔多し」という、昔のことが文春砲で明らかにされていた。
「《パワハラ音声入手》「邪魔や!」「公認は僕の権限や!」維新・馬場代表(58)が選挙直前に男性市議へ“公認パワハラ”」
#週刊文春 自民・木原事件に続き、維新を暴く。すげえ
— 盛田隆二 🌐™ (@product1954) August 2, 2023
"改革政党”のウソと暗部【馬場代表パワハラ音声公開】
「だから、これからの堺の維新の市議団に克史さんは要らない。僕はそういう判断。んで、公認はさ、僕の権限や。代表や。別に理由なんて無かったってええんですよ」https://t.co/9zszP8t0zI
「日本維新の会」の馬場伸幸代表(58)が、統一地方選の公認を巡り、維新所属の池田克史堺市議(当時。60)に対し、代表としての権限をかざしながら「公認したくない。理由は無くてもいい」などと発言し、実際に市議は公認されていなかったことが、「週刊文春」の取材でわかった。馬場氏と男性市議とのやり取りを記録した2時間に及ぶ音声データを入手した。男性市議は取材に対し、馬場氏によるハラスメント行為だった旨を認めている。 馬場氏は昨年8月、維新の代表に就任。最近では、インターネット番組で「共産党は日本から無くなっていい」などと発言し、物議を醸している。 「1993年、堺市議補選に自民党から出馬し、初当選。その後、2010年、盟友関係にあった松井一郎氏らと大阪維新の結党に参加。2012年に国政に転じ、2015年には党幹事長に就任しました。 大食漢かつ酒豪で“飲みニケーション”を重視している。会食後に後輩を呼び出し、飲むのが定番です。酒が進むと『やれるもんならやってみい』とケンカっ早くなりますが、藤田文武幹事長は『馬場さんの誘いを断らなかったから幹事長になれた』と洩らしているほど。いまや維新はこの馬場氏を中心に動いています」(政治部記者) 一方、池田氏は自民党の堺市議を経て、2010年に大阪維新に合流。以降、維新・堺市議団の中核として活動してきた。 「馬場氏とは政治家になる前からの付き合い。10年ほど前の池田氏の結婚式では、馬場氏がスピーチをする間柄でしたが……」(堺支部関係者) ■今年4月の統一地方選で池田氏の公認を馬場氏が拒否 2人の間に亀裂が入ったのは、今から6年ほど前。2013年に続き、2017年の堺市長選でも馬場氏が擁立した候補が敗れたことだった。 池田氏は堺支部の全体会議で、党本部の広報戦略チームが作成した〈候補者選定を担う馬場氏の責任が大きい〉旨を指摘する資料などを配布。馬場氏は政治団体「大阪維新の会・堺」の代表を辞任することになった。 一方、池田氏は大阪維新の副代表に就任。2019年の堺市長選で維新候補を勝利に導くなど存在感を増していく。 ところが、今年4月の統一地方選を控え、5期目の当選を目指す池田氏を巡る状況に暗雲が垂れ込める。維新の公認リストから外されていたのだ。 「吉村(洋文)府知事(48)を含め、大阪維新側は池田氏の公認を了承していましたが、馬場氏だけが印鑑を押さなかったのです」(維新府議) ■「公認はさ、僕の権限や」理由を尋ねた音声データ入手 今年2月23日夕方、池田氏は堺市内の馬場事務所を訪問した。池田氏としては公認が出ない理由について、後援会に納得のいく説明をしなければならない。そのため、面会の様子をメモ的に録音し、限られたメンバーに報告の意味で共有していたという。「週刊文春」は池田氏の後援会関係者から2時間に及ぶ音声データを入手した。 そこで、馬場氏はまず以下のように語っていた。 「維新の会に入れた時に、この人(=池田氏)は何かおかしいことするんちゃうんかなとずっと思ってた。心の中で」 そして公認が下りない理由を池田氏が尋ねると、次のように述べたのだ。 「公認はさ、僕の権限や。代表、代表や。誰もでけへんから。幹事長でもないから。公認状に馬場伸幸って書いてるでしょ。そこが(公認を)下ろしたないから、下りない。別に理由なんか無かってもええねん。理由なんて無かったってええんですよ」 代表である自身が候補者の公認権を独占的に有していることを強調したうえで、「“特に理由が無い”ものの、“池田氏を公認しない”」旨を通告。さらに、こう一方的に言い放ったのだった。 「年齢はいってくるし、期数は増えてくるし、邪魔や!」 ■公認が下りなかったことに「納得はしてない」 池田氏に尋ねると、一連の経緯を「事実です」と認めた上で、こう語った。 ――ハラスメントでは? 「落選したのは僕の実力でしかないが、公認が下りなかった経緯についてはそう思う。納得はしてない」 一方、馬場氏に事実関係の確認を求めたところ、秘書が次のように回答した。 「回答は差し控える」 日本維新の会を巡っては、所属議員からハラスメント被害を訴える声が相次いでいる。吉村洋文府知事はハラスメントの根絶を掲げ、大阪維新の会では被害調査も進めてきたが、今回、明るみに出たのは、党代表自らが公認権を盾に所属議員に対し、パワハラ行為に及んでいた疑いだ。党としてどのような対応を取るのか、注目される。 |
かつて佐高信に「半ぐれ集団」と喝破された維新の会なので、たたけばいくらでも埃が出てくる連中が多く、除名処分を食らった党員も決して少なくはない。
しかし今回の文春砲はチンピラ維新議員ではなかく「維新はこの馬場氏を中心に動いています」(政治部記者)」というほどの権力者に成り上がっている。
まあ、本日発売の「週刊文春」では、「維新を暴く!」と題した9ページの大型特集を掲載。馬場氏の“公認パワハラ”疑惑のほか、“偽ラブホ経営者”からの献金など馬場氏の不透明な政治資金など第二弾が用意されているようで、文春から標的になるほど、この輩は出世したということかもしれない。
ところで先月末に「自民党は男も女もわけ隔てなく税金旅行」というつぶやきの最後で自民党女性局のフランス研修旅行を紹介したのだが、女性目線で徹底的に批判している人がいた。
「死に金は7千万円近く。自民女性局パリ研修は総額いくらの血税が使われたのか?」
複数の議員がSNSにアップしたフランス研修の写真が、世論の猛反発を招いた自民党女性局。「税金の無駄遣い」という批判に対してメンバーの一人である今井絵理子参院議員は、「党費と参加者の相応の自己負担によって賄われた」と反論していた。 ■自民女性局「エッフェル塔ポーズ」写真問題で松川るいを注意した小渕優子の過去 自民党の松川るい参院議員(52)が局長をつとめる自民党女性局のメンバー38人が、7月24日から3泊5日の日程で、フランスはパリを訪問して「海外研修」を行ないました。しかし、松川るい議員を始め、参加した今井絵理子参院議員(39)や広瀬めぐみ参院議員(57)がツイッター等にアップした画像が「観光旅行にしか見えない」と、多くの批判を集めて炎上してしまいました。 あたしも見ましたが、松川るい議員を真ん中にして3人の女性が、エッフェル塔の前で塔をマネしたポーズをしてはしゃいでいる写真、エッフェル塔を背景に「自民党 女性局」と記された横断幕を手にした修学旅行のような集合写真、リュクサンブール宮殿での松川るい議員と今井絵理子議員のツーショット写真など、何の説明もなく見せられたら、誰もが「観光旅行」だと思うようなものばかりでした。 今井絵理子議員の投稿も、旅行を満喫しているような内容でしたし、広瀬めぐみ議員に至っては、現地で食べた高級フレンチの画像を投稿する始末。あたしは、芸能人のインスタグラムかと思ってしまいました。そして、これらの投稿や画像に対して、多くの批判コメントが投稿されました。 「世間の感覚とズレすぎです」 「どう見てもただの観光旅行ですね」 「完全に税金の無駄遣い」 「マジで税金を払うのがバカバカしくなりました」 「庶民の生活がどんなに苦しくても、まるでそんなものないような幸せそうな顔してるな」 「国民が不景気、コロナ、物価高の三重苦で苦しむ中、お気楽にフランスに団体旅行とはふざけてる」 「一般の人は海外旅行なんか行けない現状を理解した上で発信されてるんですかね?」 「この写真を、酷暑の中1円でも安いスーパーを探して自転車で走り回る主婦に見せたいのか?」 などの批判が相次ぎました。また、エッフェル塔の前で塔をマネしたポーズを取った画像に「大阪の仲間と」というキャプションを付けて投稿した松川るい議員には、「仲間との旅行でしたら税金を使わずに自費で行ってください」という批判もありました。多くの批判を受けて、松川るい議員は31日、エッフェル塔の画像を削除した上で、次のような弁明のコメントを投稿しました。 「私の投稿のせいで、中身のある真面目な研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っております。38名の参加者は、全国の女性局所属の地方議員及び民間人で女性局幹部となっている方々であり、国会議員の参加は私含め4人です。費用は党費と各参加者の自腹で捻出しています」 今井絵理子議員も「海外研修に対して『公金を使って無駄だ』という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません。旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています」と反論しました。すると、この投稿にも「党からの支出って政党交付金ですよね?それって原資は国民の税金ですよ」という批判がありました。 ■フランス研修で使われた「血税」の総額 共産党の小池晃書記局長は、「費用の党費には政党交付金が入っている。物価高や災害多発で国民が悲鳴を上げている時に(エッフェル塔の)ポーズを取る記念写真は慎んだ方がいい」と批判しました。また、立憲民主党の小沢一郎衆院議員の事務所は、「物価高や豪雨災害の後始末で多くの方々が苦しんでいる時に、そういうことに全く無頓着で、ひたすら享楽に身をゆだね、優雅な観光写真の数々を『すごいでしょ』と国民に自慢してしまう自民党女性局」と厳しく批判しました。 自民党の説明によると、今回の自民党女性局の「海外研修」は、国会議員の4人は1人30万円、その他の34人は1人20万円を自費で負担し、不足分を党が支出したそうです。つまり、この38人は、わずか20万円~30万円で3泊5日のパリ旅行を楽しんだことになりますが、これでは片道の航空費にも足りません。 今は航空費が高くなる夏休みですから、東京とパリを往復すればエコノミーでも80万円前後ですが、国会議員がエコノミーなど使うわけがありません。最低でもビジネスクラスなので、1人当たり往復100万円以上です。これに、現地での移動費、3泊のホテル代、食事代などがプラスされますので、少なく見積もっても1人当たり200万円、38人で7,600万円の予算です。このうち約1割の800万円が自己負担、残り6,800万円が自民党からの支出ということになります。 自民党の収入は年間約250億円ですが、企業や個人からの政治献金は約1割ほどで、全体の7割を占める約170億円は政党交付金、つまり、国民の税金です。お金に色はついていませんので「政党交付金からは支出していない」という言い訳も成り立ちますが、「自民党が6,800万円を支出した」ということは、普通に考えれば「そのうちの7割は国民の税金」ということになります。 また、参加した4人の国会議員が負担した1人30万円も、トドのつまりは国民の税金から支払われた議員報酬ですし、地方議員の1人20万円も、それぞれの地域の税収が原資なのです。ま、それはそれとして、あたしが何よりも呆れてしまったのは、今回の炎上騒動の火消しのために、自民党が小渕優子組織運動本部長に松川るい女性局長を「注意」させたという点です。 ■9年前に発覚した小渕優子のスキャンダル おいおいおいおいおーーーーい!小渕優子議員と言えば、政治資金を私的に使いまくっていた疑惑で追及された時に、事務所のPCのハードディスクを電気ドリルで破壊して証拠隠滅を図った世襲議員ではありませんか!そして、その時に取りざたされたのが、小渕優子議員が地元の後援会員らを1,000人も集め、観光バスを27台もチャーターして、東京観光や天童よしみさんら有名歌手の歌謡ショーの観劇ツアーを定期的に行なっていたという問題でした。 ようするに、普通に行なえば1人当たり数万円は掛かる「東京観光」と「有名歌手の歌謡ショー」を、1人当たり僅かな参加費で後援会員らに振る舞い、差額は小渕優子議員の事務所が政治資金から補填していたという問題です。これって、僅か20万円の参加費で地方議員らを200万円のパリ旅行に招待した、今回の自民党女性局の自称「海外研修」とまったく同じ構図じゃありませんか! それなのに、自民党はその小渕優子議員に松川るい議員を「注意」させるなんて、まるで空き巣の常習犯に初めて万引きをした中学生を叱らせるような話です!あまりにも呆れ果てたあたしは、開いた口からエクトプラズムが流れ出て、もう少しで幽体離脱しちゃうとこでした(笑)。 |
この研修旅行」にはこんなオマケがあった。
「松川るい議員、フランス外遊に娘を同行させていた!「大使館が子どもの世話」外務省関係者が明かす “家族旅行” の内幕」
フランス研修の様子をSNSに投稿し、「ただの観光旅行だったのではないか」などと炎上している問題について、自民党・松川るい参院議員は、7月1日、党本部で「軽率だったと反省しています」と謝罪した。小渕優子組織運動本部長から注意を受けたとも明かした。 宏池会に属する自民党中堅議員は、松川議員の対応に、こうあきれ返る。 「小渕議員の名前を出したのは、幹部に叱責されたことで、『処分は受けたからこれで幕引きにする』と言いたいわけです。でも、松川議員と小渕議員はもともと親しい飲み仲間ですから、注意がどこまで本当なのかわかりません。それに、小渕議員には、本来、党の処分を下す権限がありません」 松川議員は「研修自体は有意義だった」と述べ、エッフェル塔の前で撮った記念写真を削除したことについては、「誤解されてはいけないし、本意ではない」と、あくまで「誤解されないこと」を理由にしている。 しかし、本誌は、まだ松川議員が語っていない研修の実態をキャッチした。じつは、松川議員は次女をフランスに同行させていたというのだ。 「研修に参加した今井絵理子議員のSNSにも次女は写っていて、その写真も現在は削除されています。松川議員の “公務中” は、次女をホテルに一人で残すわけにもいかないので、日本大使館に預けられていました」(外務省関係者) 本誌は、別の家族写真で、今井議員が投稿した写真の少女が、松川議員の次女であることを確認している。 さらに、このフランス研修では、まだ登場していない彼女の家族の存在がある。前出・外務省関係者が、松川議員の “家族旅行” の裏側をこう明かす。 「松川議員も外務省出身ですが、ご主人の新居雄輔さんは国際情報統括官という局長級の手前にいる幹部です。今回の研修では、日本大使館が世話をするように、指示が出ています。 30人以上の世話は大使館にとっておおごとですし、『そのうえ子供の世話までさせるのか』と不満は出たようですが、議員と幹部の家族ですから、仕方ないとなったようです」 外務省幹部の手前、いち議員の子供の世話までしたという大使館。政治アナリストの伊藤淳夫氏は、「党の研修旅行に家族を同行させるなんて聞いたことがない」として、こう憤る。 「松川議員は自己負担に加え、党費から出したと主張していますが、党費と政党助成金の収入割合は3対7くらいで、そもそも資金報告書にも収入としてまとめられているので、助成金(税金)をまったく使っていないというのは、ちょっと苦しいと思います。 松川議員も家族ぶんは自費でしょうが、たとえば民間企業の出張で、費用を出して家族を同伴させることが認められるんでしょうか」 海外の場合、ホテルの宿泊費は何人泊まっても同額の室料である場合が多い。仮に松川議員が次女と一部屋を使ったなら、費用分担をどうしたのか、これひとつだけでも再度の説明が必要になるだろう。先の自民党中堅議員もこう語る。 「報告を受けた岸田首相は無反応だったようです。まあ、欧米訪問時、秘書官だった息子さんが公用車で観光していたことを蒸し返されるのを案じたんでしょう。 いずれにせよ、松川議員は大ポカです。じつは松川議員は次の総選挙で衆院への鞍替えを狙っているという話もありました。ですが、今回の炎上で、状況は相当苦しくなりました」 本誌は、松川議員に、今回の研修旅行に次女が同行していた事実や、自腹と党費の負担の内訳等について質問した。回答は以下だ。 「今般の幼児教育や少子化対策についての意見交換などを目的とした研修については、育児中で預けることが困難な子どもがいる女性議員の参加も可能となるように、子どもの参加も認めることとしました。なお、研修の経費については、全額自己負担としています」 いまだ非難が冷めやらぬフランス研修問題。松川議員にとっては、図らずもよい “研修” となったようだ。 |
「報告を受けた岸田首相は無反応だった」という事実が現在の岸田文雄内閣の不安定さを浮かび上がらせているのでは、とオジサンは思う。