昼下がりのテレビの情報番組はほとんど見ないのだが、どうやら都知事選に立候補表明した蓮舫に対するバッシングがかなりひどいらしい。
それも「女性コメンテーター」らしき人物がそれなりに物議をかもしているらしい。
「たぶん、金子恵美さんだけがわかってないんだと思うよ。」
『(前略)トップを務めようという人にはビジョンを語ってもらいたいと言うか東京の未来を語ってほしかったのに、過去というか、裏金の話や後ろ向きの話を語られたというのは正直、残念だったなと』(金子恵美・タレント・元衆議院議員) これは5月28日放送のTOKYO MX『バラいろダンディ』にコメンテーターとして生出演した、金子氏の言葉。 なにについて語っているかというと、蓮舫さんが東京都知事に出馬すると表明したことについて。 すげえな。裏金についての話は、後ろ向きの話だってか。 たぶん、金子さんだけがわかってないんだと思うよ。裏金問題とは、巨額な政治家の脱税システムの問題。 あたしたちは、この国を良くしようと、同じ時代の困っている仲間を支えようと、生活が多少苦しくとも、血税を収めている。なのに、予算の采配をしている政治家が簡単に脱税するって、酷いことでしょ。 都知事だろうが、国会議員だろうが、地方議員だろうが、国や自分の生きている地域の少しでも良い未来を考えれば、この話を捨てておけるわけがない。 超少子高齢化、労働人口は減り、格差は広がる。汚い議員の懐を膨らましてる余裕はない。清潔な政治をしてもらわないと、あたしたちはたまらないわさ。 金子氏はつづける。 「野党の大勢いる議員だったらいいんですけど(中略)、このスタンスでやったら立ちいかなくなると思う」 野党の大勢いる議員だったらいい? あ、そうか! 金子氏は与党のもっと大勢いる議員だったから、ちょっと政治家になってみて面倒だから辞めたんか? 志もなく。 ちなみに、『バラいろダンディ』を放映しているMXは、東京都から出資を受けておる。 結局、金子氏って、コメンテーターでも議員でも、おなじスタンスなんですね。権力の顔色を伺うことには長けているが、自分の中身はないという。 |
これは昨日の日刊ゲンダイのコラムです。よろしかったらどうぞ。https://t.co/E5O3KpHOAA
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) June 7, 2024
金子恵美氏、蓮舫氏が都知事選出馬会見で口にした一言に疑問「すごく不見識なことだったのではないか」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
— 金鳥ツルコ (@am_z2h) May 29, 2024
コイツも官房機密費で稼いでるやつか https://t.co/5G96wxDrlR
金子恵美
— ユニ🇺🇦🇲🇲🇵🇸コーン JT-D発動中 (@To31Vu) June 7, 2024
蓮舫氏の公約について
「本当にやりたいことがあれば……ニジミ出てくる。今のところそれを感じない。」
すごい露骨……#ゴゴスマ pic.twitter.com/xmZZxxDxsw
蓮舫出馬でメディアでギャアギャア批判してる面子
— 愛国心はなまけ者の最後の逃避場 (@UniButterPasta) May 29, 2024
金子恵美
宮根誠司
田﨑史郎 通称スシロー
ヒャダイン
高岡達之 読売テレビ解説員
こいつらなんか共通点あるなと思ったら、安倍政権時代の臣民・・・もとい御用文化人達じゃねえか。
死してなお日本を腐らせる安倍すげー。
偏見コメンテーターをテレビに出すな。#金子恵美#真鍋かをり#蓮舫がんばれ pic.twitter.com/nYQk9HI9Fe
— あお2代目 (@CuwdKq1oy) June 7, 2024
●まあ金子夫婦が所属していた二階派は裏金の中心に関わっていた派閥だから、いろいろ見聞きしていたはずだが言えないのだろう。闇世界の脅しも受けているだろうしな。 二階と小池の関係(学歴詐称を都議会自民党に追及されないように二階に動いてもらった)も知っているだろう。 なんでも知っているんだったら全部しゃべってしまうほうが、コメンテーターとしては儲かるのになあ。 ●金子恵実のコメントは自民党寄りのことが多い、何かまだ未練があるのか、コメンテーターとして偏り過ぎ、杉村太蔵にしても何故テレビはこういう偏向者にコメントさせるのか、元々テレビは自民党御用機関、殆ど自民党を批判するコメンテーターは出ない。田崎史郎など自民党から手当をもらっていることも知りながらコメンテーターとして使う、この国のマスコミは電通支配そのもの。 ●橋下徹とバカ金子恵美が連日にわたり蓮舫ネガキャンっやってる しかも司会者や回りの出演者までこいつらに反論すらしないで同調までする醜さ ただでさえこいつらは元から自民や維新と関わっているのだから放送法違反で テレビ出演禁止だろ 蓮舫ネガキャンを繰り広げる金子番組 めざまし8 橋下金子出演 他にも古市憲寿 ゴゴスマ 金子、それから橋下はレギュラーでもないのに一か月に1度必ず出演させるばらいろダンディー(M✕テレビ)金子そしてあの変態スケベ夫も出演させる |
東京都知事選挙告示日まで10日もあるのだが、すでに外野はお祭り状態でヒートアップしているらしいのだが、告示後は泡沫候補の男たちよりは性よりは2人の新旧キャスターの争いになることであろう。
さすがに3戦目となればかなりメッキがはがれており、裏金事件で評判を落としている自民党の支援を受けざるを得ない。
どうなるかは都民ならずとも関心を持たらずにはいられない。
手垢まみれの自民党は、またもや地方ではこんな状態らしい。
「自民党また“負け記録”更新 茂木幹事長の地元・栃木県鹿沼市長選で立憲新人が勝利」
また、自民党に「NO」が突きつけられた。 任期満了に伴う栃木県鹿沼市長選が9日投開票され、立憲民主党県連幹事長を務めた松井正一前県議(58)が、小林幹夫元県議会議長(70=自公推薦)を破り、初当選を果たした。 いずれも無所属新人だが、選挙戦は事実上の与野党対決だった。投票率は52.72%で前回比2.87ポイント減。得票数は、松井氏の2万4600票に対し、小林氏は1万6410票で、8190票の差がついた。松井氏は、今改選で引退表明した現職の佐藤信市長の後継だ。 栃木県は自民党の茂木幹事長の地元。選挙中は自民党所属の衆院議員や県議が応援に入ったが、裏金事件で逆効果だったのは間違いない。 自民党は4月の衆院3補欠選挙、5月の静岡県知事選で敗北。以降、岸田首相の地元首長選を含め連戦連敗である。まだまだ負け続ける可能性大だ。 |
そうなれば、こんなれば事態になってもおかしくはない。
「岸田首相への退陣要求が続出確実…政敵・菅前首相の“お膝元”から『地方の反乱』が始まる」
岸田首相への「退陣要求」が地方から上がり、永田町関係者が騒然としている。自民党横浜市連が4日に開いた定期大会で、市連会長の佐藤茂・横浜市議が裏金事件を念頭にこう言ったのだ。 「政治資金規正法改正にメドがついた今、総裁自ら身を引く苦渋の決断をし、強いリーダーシップのとれる新進気鋭の総裁を選び、変革の証しを示さなければならない」 「身を引け」という強烈な発言が飛び出した背景の一つに、党本部の不遜な態度があったようだ。 「先月中旬、党幹部が全国を回って地方組織の声を聞く『車座対話』が横浜市内で開かれたのですが、神奈川県連幹部からは不満の声が噴出しました。車座対話のタイミングが遅すぎると批判すると、党本部から来た平口洋衆院議員が『我々も時間を割いて来ている』と反論。これに県連側は『話を聞く気があるのか!』と激怒。その場は荒れに荒れました。この時の遺恨も残っていたのでしょう」(県政関係者) 見過ごせないのは、退陣要求が岸田首相の政敵である菅前首相の“お膝元”から上がったことだ。もともと横浜市議だった菅前首相は、岸田首相に「退陣要求」を突きつけた佐藤市議と近い関係だ。退陣要求の背景に菅前首相の意向が働いていた可能性がある。 「定期大会には“スガ印”の小泉進次郎元環境相も参加。自民党が下野した2009年衆院選に触れ『あの時より怖い。一人一人が危機感を持って変わっていかなければいけない』と発言しました。彼らの発言に、菅さんの意向が働いていないとは思えない。いよいよ菅さんが『岸田おろし』に動き出したのではないか」(官邸事情通) 早期解散論後退で発言しやすくなった さらに、菅前首相は6日、都内の寿司店で萩生田前政調会長、加藤元官房長官、武田元総務相、小泉元環境相と会食。秋の総裁選への対応などについて協議したという。 萩生田氏、加藤氏、武田氏の3人は定期的に会食するなど親密で、それぞれの頭文字をとって「HKT」と呼ばれている。進次郎氏を含め、いずれも菅政権で閣僚を務めた“スガ印”だ。「岸田おろし」に向けた準備を着々と進めているとみるのが自然だ。 菅前首相に近い自民党議員はこう言う。 「波風立てるような言動を嫌う菅さんが、ここまで表立って動くのは珍しい。国会閉幕後、本格的に動き出すために準備しているのかも知れない」 岸田首相にとって頭が痛いのは、今後、地方から続々と退陣要求が上がりかねないことだ。 |
さて、かつて高視聴率を誇っていたテレビ番組の「相棒」では、定期的に警察組織の闇を暴いていた。
昔から警察組織は「上に弱く」「下に強い」、そして「身内には甘い」と言われ続けている。
そのドラマでは不祥事を働いた下級警官から、部下の不祥事を隠蔽する上層部を糾弾する場面があったと記憶している。
しかし現実社会ではたとえ地方といえども、「鹿児島県警の情報漏えい事件 記者に郵送した内部文書の内容が発覚 3つの不祥事が記載され「闇を暴いてください」 さらに『前の刑事部長が『静観しろ』と指揮」ということが行われていた。
「鹿児島県警『本部長の犯罪隠蔽』に『失望した』元警視正の“告発” 内部資料送られたジャーナリストが訴える「ずさん捜査」
これ大問題、鹿児島県警が報道機関を家宅捜査したことは許されるべきではないよ
— 道上 (@michigamiakira) June 8, 2024
権力の暴走を許すことになる
徹底批判が求められる https://t.co/bM0H3X5JcJ
報道機関に警察が捜索に入って取材資料を差し押さえ、それを端緒に、報道機関の取材源を特定して逮捕する、などということは、言論の自由を保障する民主主義国ではありえない。この社会における公共情報の流通を大きく萎縮させかねないから、鹿児島県警がやったことを前例にしてはならない。
— 奥山俊宏 (@okuyamatoshi) June 9, 2024
まだ全貌が明らかになってはいないのだが、権力者の不祥事が明るみに出てまっとうに裁かれなければ、大人は子供たちに「正義」を教えることはできないであろう、とオジサンは思う。
【付録】