新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

息苦しい自粛を笑い飛ばせるお笑い芸人がこの世を去った

2020年03月30日 12時05分28秒 | COVID-19(新型コロナウィルス)

政府のCOVID-19に関する専門家会議の「これから1~2週間が瀬戸際」という見解をもとに、唐突の「全国小中高等」の一斉休校を要請したが、2週間たってもその効果が表れず、3月9日には、「あと10日ほどの自粛」を要請した安倍晋三。
 
それは、一部の国民からすれば「3月20日からは自粛は解除か」という気分にさせ、それが3月20日からの3連休の大量の人出を誘ってしまった。
 
そして東京五輪の1年程度の延期が正式に決まった直後から、東京都内の感染者数が連日増加してしまったのが先週末までの流れであり、それを受けて小池百合子が週末(28日・29日)の外出自粛を要請し、それに呼応するように東京都に隣接する各県が都心への行動自粛を県民に要請した。
 
人が来なければ営業にならないとばかりに、大型商業施や周辺の繁華街の店舗が臨時休業する事態になった。
 
すでに数週間もイベントの中止を余儀なくされた各種団体の損失額も膨大になってきている。
 
年金暮らしの高齢者たちも、自分の息子・娘や孫たちのことを思うと安閑としてはいられない。
 
そして3月28日の安倍晋三の会見の内容には多くの批判が集まっていた。

 そしてネット上では「#自粛と給付はセットだろ」といハッシュタグが生まれている。


強引に新型コロナ対策の新しい特措法を短時間で成立させ、いつでも「緊急事態宣言」を出せる環境を作った安倍晋三だが、この宣言を出せば半強制的に業務停止なども要請・指示できるが、その場合は当然保障問題が起きてくるということで、躊躇しているように見受けられる。
 
この優柔不断さがまたもや「後手後手政策」と批判されることになる。
 
最近、身内の国会議員の不祥事が続き、COVID-19関連でも安倍晋三の後手政策に関しても「仲間外れ」にされ存在感が薄くなっていた菅義偉官房長官が「なぜ、こんな時期に?」と訝しがられる行動に出ていた。
 
菅氏異例の沖縄入り 那覇空港第2滑走路供用開始 『反転攻勢に』もコロナで国際線ゼロ」 
 

          【菅長官 コロナ打撃の沖縄を視察(20/03/30)】
       
安倍晋三の「能天気妻」である安倍昭惠の「レストラン宴会&花見」には多くの批判があったが、所詮は閣議決定した「私人」なのだが、菅義偉官房長官は政府の中枢であり、批判はまぬかれない。


国民に外出自粛・テレワークなどを要請しているにもかかわらず、範を示さなければならない自分たちは沖縄に飛んで会議(密閉・密集・密着・マスクなし)、そして握手とは、こんな時期に「ポスト安倍」運動でもあるまい、開いた口が塞がらない。
 
週末の自粛要請は昨日の雪と寒さも手伝って都内の各所は予想通り人影が激減していたのだが、週明けになると通常通り出勤せざるを得ない人も多い。


政府・自治体が税負担しないで無料でできる部分(自粛要請)しかやらないから、コロナ対策として一貫性が全然ない。
 
感染者が激増して事態が切迫しているのでもはや補償なしの自粛は限界がきているのではないだろうか、とオジサンは思う。
 
 
拙ブログ作成中に新型コロナ肺炎で危篤状態であった志村けんが死去したニュースが飛び込んできた。


 
自分と同い年の人の訃報を聞くと、COVID-19の脅威は決して見くびってはならないと肌身に感じてくる。
  
【悲報・追悼志村けん】
 
過去の数々の名場面を探してくれたツイッターを紹介しながら御冥福をお祈りします。


    

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