日韓経済問題が徐々に深刻化してくるにつれて国内では韓国批判が高まっている。
そうでなくても、根っからの「韓国嫌い」派は数多くおり、安倍政権のあおりを受けてますます増長している。
いっぽう韓国も国内事情から文在寅大統領は自己保身も手伝って「反日姿勢」を強めているようである。
昔から、他人の足を踏んだ者は、踏まれた者の痛みは分からないと言われている。
日韓併合と称して韓国を植民地化し、皇民化政策の一環として、1939年に朝鮮人の姓名を日本風に変えるように,朝鮮総督府が創氏改名制度を作り、日本人名となった朝鮮人らを第2次大戦前後に男性は「徴用工」として、女性は「従軍慰安婦」として奴隷的な扱いをしたという歴史は拭うことはできない。
そして、その戦後処理は残念ながら正しく行われていない。
なぜなら、「他人の足を踏んだ」側の論理に立っているからである。
それにしても安倍政権のやり方は、徴用工問題を、かつての「従軍慰安婦」問題と同様、「なかったことにしたい」という狙いがミエミエである。
既に中学校の教科書からは右派からの激しい突き上げにより13年前から「慰安婦問題」は削除されている。
まさに歴史修正主義集団と化した安倍政権である。
しかしたとえ教科書から削除されても歴史は変えることはできない。
建物も歴史とともに変わる、または取り壊されるものもあるが、「昭和」時代が始まった数年後の都内の風景には、凛とした趣があったように感じられる。
不愉快さと閉塞感を打ち破るために、都内の10カ所の90年ほど前の写真を集めてみた。
少しでもこの暑さを忘れることができればありがたい、とオジサンは思う。
【1930年代の東京の風景】
【東京駅】
【東京駅とビル街】
【皇居二重橋】
【上野公園】
【上野駅】
【不忍池】
【丸の内ビル】
【国会議事堂】
【日本橋】
【日比谷のお堀】