新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

公選法違反の元法相の「逮捕許諾請求」で国会が大荒れになってほしい

2020年05月13日 12時16分04秒 | 政治

欲しい時に来ない、必要な人には届かない、届いてみれば「汚れ、カビ、虫入り」と世界中から嘲笑されていた「アベノマスク」。
 
まさに「安倍案件」の張本人しか国会でのそれもテレビを意識している時間だけ付けているアベノマスク。
 
全世帯向けなのだが、野宿をしている労働者たちには決して配達されない。
 
しかし世の中にはこんな奇特な人たちがいることを知った。
 
山谷へ贈るアベノマスク 浅草の「ポスト」に150セット以上投函
 
  
  
  
         【東京新聞より】 
 
本来の政治とは光が当たっていない人たちにも寄り添うという姿勢が求められる。
 
さらに、多くの国民の「声なき声」を真摯に受け止める度量も必要であろう。
 
不幸にも安倍政権にはそのどちらも皆無という情けない有様である。
 
すでに刑事告発され近い将来逮捕されるかもしれない安倍晋三にとっては、「総理でも逮捕できる」検察庁の存在が最も恐ろしく、「守護神」と呼ばれる人物を検察のトップにおけば一安心というわけで、今までの法律は曲解し、非難されると合法化するために「検察庁法の改正」を強引に押し通そうとしてきた。
 
さすがに「そこまでやるの?」という素朴な疑問と不安と怒りから、「ツイッターデモ」が始まった。
 
かなり政権側の圧力から多くのツイートが削除されたという報告も上がっていたが、この数百万件という数字には、政権スポークスマンは、検察官の定年を63歳から65歳に引き上げる検察庁法改正案に「抗議します」とのツイッター上の投稿が急増していることについて、「インターネットなどでの意見は承知しているが、政府としてコメントは差し控えたい」とあえて静観を装っていた。
 
首相、検察庁法改正は『今国会で』 菅官房長官、抗議の意見は『承知』
  


 
そして、とりあえずはこんなことになったようである。
 
検察庁法改正案 あす質疑 採決は引き続き協議

今国会で決めたいといっていた安倍晋三の意思を曲げることができないが、とりあえずは「様子見」ということであろう。
 
与党単独強行採決という国民から怒りを買うことだけは避けるだろうから、「ゆ党」と揶揄されている、しかし最近は立憲民主党より支持率が高くなったらしい「日本維新の会」を巻き込んでの採決をねらっていることであろう。    
     
ある人は、こんな風に表現していた。
 
いまの安倍の心臓を忖度すると、もうマスクはいい、クロカワ防護服が欲しい。何としても強行採決で、黒川検事総長を実現したい。天下無敵の防護服で、日本国憲法の平和主義を破壊、新たに人権を封じ込める緊急事態条項を加憲したい、ということであろう。

さて、一刻も早く黒川検事総長になって、逃げとおしたいと願っていた「バカップルの夫」がついに緊急事態に追い込まれそうである。
 
河井前法相を立件へ 検察、案里氏巡り買収容疑」 

「検察庁法改正案」に対しては現場の検察官やOBたちが大きな危機感を持っている。
 
もちろん法曹界あげて反対している問題である。
 
そのような検察の名誉と国民の信頼に応えるためにも今回の立件は必至であった。
 
元検察官であった郷原信郎弁護士はこう解説していた。
  
「立件する方針を固めた」ということは、最高検も含めて検討した結果、公選法の買収罪の罰則適用が可能との判断に至ったということだろう。問題は、国会会期中に議員を逮捕するために必要な「逮捕許諾請求」を行うか否かだ。県政界の有力者に多額の金銭がわたったとされるているので、金銭を受領した側だけ逮捕というのも考えにくく、通常であれば、逮捕する可能性が高い事案だ。しかし、許諾請求すると、克行氏は衆院、案里氏は参院の議員運営理事会で審議することになるが、公示日から離れた時期の金銭の授受の事案であり、しかも、原資が党本部からの1億5000万円の選挙資金である疑いがあるということで、自民党側からは「地盤培養行為」に関するもので、買収には当たらないとの反対意見が出され、喧々諤々の議論になる可能性がある。検察庁法改正の審議ともタイミングが重なり、国会は大荒れとなることは必至だ。最高検の決断が注目される。


まさに緩み切った与党と安倍政権に対して最高検の決断により、国会が大荒れになることを多くの国民は望んでいるのではないだろうか、とオジサンは思う。
 
【コリャダメダね厚労相】
 
感染実態も把握せず前のめり 緊急事態宣言解除への不安
 
      
        【日刊ゲンダイ】
    
 

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