新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

永田町に「岸田おろし」の風が舞い上がるのはいつだろう

2023年11月17日 13時41分41秒 | 衆院選挙

朝から関東地方を冷たい雨が包み込み気温が一気に下がった。
 
非人権感覚の持ち主輩をが自分の発言は憲法で保障されている表現の一部だとうそぶいていたらしい。
 
「ヘイトオバサン」らしい居直りなのだが、世の中にはこんな輩を支持する連中もいるらしい。
 
「自民・杉田水脈氏『公金チューチュー』発言に批判相次ぐ その一方で擁護する人たちのナゼ
 

「まず申し上げておきたいのは、在日の方やアイヌの方、そしてLGBTの方に対する差別はあってはならないというのは、従来からも、そして今もそのように考えております」
「それにもかかわらず、私の拙い表現で差別したかのように伝わってしまったことを重く受け止めており、それをおわびするとともに、その表現を取消しをさせていただきました」(昨年12月の参院法務委員会)
 月刊誌やブログに投稿した相次ぐ差別発言が問題視され、国会でこう謝罪した後、総務政務官を事実上、更迭された自民党の杉田水脈衆院議員(56)。再びアイヌ文化振興事業などをめぐり、ユーチューブ番組で「公金チューチュー」などと発言して批判の声が出ている。
 杉田氏はすでにアイヌ民族や在日コリアンを巡る言動で札幌、大阪両法務局から「人権侵犯」を認定されているが、まったく意に介していないよう。同番組では、総務政務官を辞めたのは、アイヌ関係団体に直接謝罪するのが嫌だったから、といった趣旨の発言をしていたから驚く。
 立憲民主党のヒアリングで、杉田氏が示したアイヌ事業に公金不正流用疑惑があるとの見方について、政府は「事業は適正に執行され、不正経理はないと認識している」(内閣官房担当者)と否定。「公金チューチュー」は虚偽と断じられたわけだ。
■与党の現職国会議員がネット番組で虚偽発言をするのは重大問題では
 岸田文雄首相(66)の偽動画がネット上に拡散され、社会問題となっているが、与党の現職国会議員がネット番組で虚偽発言をすることも重大な問題ではないか。ネット上でも《杉田議員は議員辞職が当然》《国会で謝罪した時、『拙い表現』で誤解されたかのような言い方だったが、そうではなくて確信犯だった》などと怒りの声が出ているが、意外なのは杉田氏を支援するかのような投稿も目立つことだ。
《公金チューチューという表現の何が問題なのか。チューチューしていた疑いがあったと指摘しているだけでは》
《メディアは発言の言葉尻を捕らえるのではなく、実態を調査、報道するべきだろう》
《杉田議員の発言だとなぜ、大騒ぎするのか分からない》
 いやはや、憲法で保障された基本的人権を侵害した──と法務局から認定された国会議員が再び虚偽発言をしたわけで、なぜ“擁護”するのか理解不能だ。
「公金の不正流用は許さない」という公憤、義憤に駆られているのであれば、お手盛りというべき国会議員の歳費や、政治資金収支報告書をめぐる杜撰さなどに目を向けた方がいいかもしれない。


 

 
 
「次回の選挙で公認するようでは、自民も同じ穴の狢。内心では同意している証拠」なのだが、確かに杉田水脈は安倍晋三政権時代に、潜在的保守層向けに比例代表の上位で当選してきた議員であり、自分の所信を表明して選挙に臨んだわけではない。
 
もはや安倍晋三亡きあとはだれが面倒みるのかはいざ知らず、やはり自民党は選挙となれば比例票の上積みが欲しいのは目に見えている。
 
 「故・細田前議長の後継候補に杉田水脈議員が浮上! 参院比例代表への鞍替え模索で“渡りに船”か
  
 

解散命令が出る前に財産を保全する新規立法を公明党と共に見送り、相変わらず旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に腰が引けている自民党。その教団との関係について説明責任を果たさないまま、鬼籍に入った細田博之前衆院議長の葬儀が15日、都内で営まれた。
 前日の通夜には杉田水脈衆院議員も参列。自身のXに〈ご尊顔を拝ませていただいた〉などと投稿したが、「まさか」のプランが浮上だ。細田の選挙区・島根1区の後継候補として、杉田氏の名前が取り沙汰されているというのだ。
■急逝に地元困惑
「細田さんの後継選びは難航しています。体調不良で議長を辞めても、次の選挙に意欲を示していた直後、10月下旬に再入院。延期となった今後を話し合う地元会合を待つ中で突然の訃報が届いただけに、本当に何も決まっていないのが実情です」(地元政界関係者)
 来年4月の補選の前に衆院解散・総選挙の可能性もあり、準備の時間がない。細田氏の親族に政界進出の意思はなく、後継選びは公募となりそうだが、何しろ父・吉蔵元運輸相の代から64年もの間、「細田」の名前でしか戦ってこなかった選挙区。支援体制を引き継げるかは未知数で、自民党関係者は「候補者探しは困難で、衆院中国ブロック比例選出の杉田氏に白羽の矢が立ってもおかしくない」と指摘する。
杉田氏はアイヌ民族や在日コリアンへの差別的投稿が札幌・大阪両法務局に「人権侵犯」と認定された後も、「差別がなくなっては困る人たちと戦ってきた」と自身を正当化。最近もユーチューブ番組で「公金チューチュー」とアイヌ振興事業をやゆしたばかり。完全な開き直りはXのフォロワー約37万人の受けを取り、比例票の上積みが狙いだともみられていた。
「彼女は過去2度も比例単独で当選。3度目は厳しい上、次の中国比例は定数の『10増10減』に伴う候補者調整で、選挙区から多くの現職が回る。名簿順位の厚遇は期待できず、本人も参院の比例代表への鞍替えを模索していると聞きました」(自民党関係者)
 杉田氏にとって小選挙区から出るチャンスは渡りに船だろう。細田氏死去の当日、いち早く自身のXを更新。追悼の言葉をつづったのは何らかのアピールだったのか。自民党の判断が問われる。

 
 
まあ、こんな話は総選挙が近づけばの話だが、少なくとも年内は見送りになったらしいのだが、自民党内では、こんな動きがあるらしい。
 
麻生か、茂木か、萩生田か…岸田「年内解散なし」をリークした“真犯人”
 

■官邸発の情報ではない。誰が衆院「年内解散なし」をリークしたのか
内閣支持率が危険水域に入り、自民党内ではポスト岸田をにらんだ動きがはじまったようだ。
11月9日早朝、朝日新聞、読売新聞の報じたニュースが、それを感じさせる。岸田首相が年内の衆院解散を見送るという内容。むろん、岸田首相がそのように表明したのではない。誰かがリークしたのだ。
その「誰か」だが、両社の記者とも同じ人物から聞いたと考えるのが自然だ。朝日は「政権幹部が明らかにした」と書いた。読売は「与党幹部」である。
これでわかるのは、官邸から出た情報ではないということだ。官房長官や官房副長官なら「政府高官」、岸田首相の秘書官なら「首相周辺」などとするだろう。
読売は、「与党幹部」が岸田首相から聞いた内容について、次のように書いている。
首相は、複数の与党幹部に対し、経済対策の裏付けとなる2023年度補正予算案の早期成立や経済対策の実施に「集中したい」との考えを伝えた。
与党といっても、公明党ではなく、自民党幹部ということだろう。首相が直接会ってそんな話をする相手といえば、ごく限られてくる。麻生副総裁、茂木幹事長、森山総務会長、萩生田政調会長…。彼らなら朝日のように「政権幹部」と言っておかしくない。そのうちの誰かが、自民党を担当する平河クラブの記者にリークしたと考えられる。
ここからは、筆者の“勘”になるが、ずばり言って茂木幹事長ではないだろうか。衆院解散のタイミングは彼の利害にかかわると思うからである。
岸田首相を支え続けると相変わらず茂木氏は言う。幹事長としての表向きはそうせざるを得ない。だが、年齢も岸田首相より上の68歳に達し、岸田政権がレームダック化したといわれる今が、総理をめざすラストチャンスかもしれないのだ。来年の総裁選への出馬を問われると決まって茂木氏の口から飛び出す「令和の明智光秀にはならない」という言葉じたいが、じつにキナ臭い。
ともあれ、自民党幹事長がオフレコで「年内の解散はない」という趣旨の話をしたとすれば、それを聞いた記者が記事にしない手はない。9日の朝日、読売の朝刊に掲載されるや、その日のうちに主要メディアがこぞって後追いしたことからも、情報源の“重量感”が伝わってくる。
実際には、予算案の成立や経済対策に集中したいとだけ岸田首相は語ったのだろう。それを聞いた自民党幹部が「年内解散はない」と解釈するのは当然のことといえる。しかし、岸田首相も、さっそくメディアに漏れるとは想像していなかったにちがいない。
記事を読んで、岸田首相はリークした人物を想像し、してやられたと歯がみしたのではないだろうか。年内の解散はないからゆっくりしてくださいとなったとたん、首相の求心力はゆるむ。解散する気はなくとも、反乱を抑え込む「解散権」は持っておきたい。伝家の宝刀を奪い取られたようなものである。
■政権支持率の低下に色めき立つ「ポスト岸田」を狙う面々
記事の出た10月9日の午前9時40分、公邸から官邸に到着した岸田首相は、待ち受けていた内閣記者会のメンバーに取り囲まれ、衆院解散に関する質問にこう
答えた。
「まずは経済対策、先送りできない課題一つ一つに一意専心取り組む。それ以外のことは考えていない」
報道を肯定することもできないし、否定したらしたで、またぞろ首相自ら「解散風」を煽っているなどと批判されかねない。とどのつまり「経済対策に集中」と言うほかなく、それを「年内解散はない」という記事に仕立て上げられて、既成事実化する。
岸田首相は記者の取材に応じた後、自民党本部に向かい、午前11時から約50分間、麻生副総裁、茂木幹事長、森山総務会長、萩生田政調会長、小渕選対委員長が居並ぶ会議に出席した。
そのさい、岸田首相はこう話したという。「解散するなど、ひと言も言っていない」
つい、口からこぼれ出た愚痴だったのか、“犯人捜し”のため探りを入れる目的があったのか。これに対する一座の反応は伝えられていないが、さぞかし気まずい空気が漂っていたことだろう。
岸田首相は来年秋の総裁選で再選されることを念願としている。そのためには、内閣支持率が高くなったタイミングで衆院を解散し、総選挙で圧勝して「岸田降ろし」を封じるのが近道であり、事実、岸田首相はその好機をうかがってきた。
今年5月のG7広島サミットは政権浮上のきっかけとなるはずだったが、案に相違して、それから支持率は低下の一途をたどり、いまやメディア各社の調査で軒並み30%を割っている。
こうした状況に、「ポスト岸田」を狙う面々が色めき立つのは当然のことである。だが如何せん、強力な候補者が見あたらないのも事実だ。「次の首相」世論調査で人気の高い河野太郎デジタル相はマイナ問題で失速ぎみだし、石破茂氏は党内基盤が弱すぎる。萩生田政調会長は所属する安倍派がまとまらず、統一教会問題がらみの悪イメージも払しょくできていない。
茂木幹事長も頭脳明晰のわりに、国民的人気はさっぱりで、党内の人望もパッとしない。とはいえ、麻生副総裁の後ろ盾があり、党内基盤という点では他のライバルをしのぐ。今度こそ自分が、と思っているはずだ。8月の党役員人事で幹事長に留任、総裁選への出馬意欲をいったん封印したものの、岸田首相とともに泥船で沈むのは御免だろう。いずれかの時点で、岸田首相に反旗を翻し、総裁選に打って出るチャンスを狙うのではないか。
そんな茂木氏にとって最悪のシナリオは、悪材料が積み重なって追い込まれた岸田首相が、一か八かの勝負に出て解散・総選挙を決行するケースだ。
いくら支持率が低下したといっても、対する野党は相変わらず弱いままである。大きく議席を減らすにせよ、自公で過半数の233議席(現有294)を超える可能性は十分ある。そうなると、岸田首相は国民の信任を得たと強引な解釈で党の重鎮らを説得し、総裁選を切り抜けるかもしれないのだ。
■自分が置かれた状況を誰よりもよくわかっているはずの首相
今回、「年内の解散」を封じ込まれて、岸田首相の自由度はかなり狭まった。もちろん、来年1月召集の通常国会冒頭での解散もありうるが、それだと3月末までに来年度予算を成立させるためには、窮屈な国会日程となってしまう。4月以降では、通常国会会期末の6月解散が視野に入るが、これを逃せば総裁選前の解散はきわめて難しい。
支持率の急回復も考えにくい。なにしろ政権のイメージはいまや最悪だ。所得減税をするという甘い政策さえ、国民にそっぽを向かれる始末だし、政務三役の辞任ドミノ症候群も再発した。
税理士でありながら固定資産税を滞納して4回も差し押さえを食らった神田憲次衆院議員を、こともあろうに徴税の大元締めである財務省の副大臣に起用したというのは、タチの悪いブラックジョークとしか思えない。官邸の“身体検査”に問題はあるのだろうが、つまるところ任命権者である岸田首相の目が節穴だということになる。
岸田首相は先の内閣改造・党役員人事で、各派閥から出てくる要望を最大限受け入れて、党内の足場を固めたつもりだった。これにより、解散を見送っても総裁選を乗り切れると踏んでいたのではないか。
しかし、このままズルズルいけば、「選挙の顔」として不適格の烙印を押され、岸田首相を引きずり降ろす動きが出てくるのは避けられそうもない。前の総理、菅義偉氏の場合も、総裁選間近のタイミングで衆院解散をもくろんだが、党内からの圧力で阻止され、急速に求心力を失って退陣した。
岸田首相は党人事の刷新を旗印に「菅降ろし」の先頭に立ち、政権を奪った当人である。それだけに、いま自分が置かれた状況を誰よりもよくわかっているはずだ。うすら笑いを浮かべ落ち着き払っているように見せているのは、内心の乱れを覆い隠すためなのかもしれない。


 
今年は38年ぶりの日本一になったらしい関西の球団の応援歌「六甲おろし」が吹き荒れたのだが、解散権を奪われ、外気温に近づく内閣の支持率の低下には自民党内から不安の声が出ることは必至であり、年明けあたりから永田町界隈で岸田おろし」の風が吹き荒れるかもしれない、とオジサンは思う。 
 

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