新・定年オジサンのつぶやき

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一部感染者の切り捨てがはじまり、無能総理・安倍晋三の末路

2020年08月27日 11時42分40秒 | 安倍晋三

ようやく政府の愚策が実証されたようである。
 
GoTo旅館でクラスター、千葉 勝浦市、従業員が感染
 

千葉県は25日、同県勝浦市の旅館「緑水亭 勝浦別館 翠海」で同日までに従業員7人の新型コロナウイルス感染が確認され、クラスター(感染者集団)と認定したと明らかにした。旅館は、政府の観光支援事業「Go To トラベル」に登録していた。既に22日から9月末までの臨時休業を決めている。
 県によると、感染した従業員は10~60代で、フロントでの受け付けや清掃業務を担当していた。県は勤務状況から今月14日から21日までの宿泊者延べ359人を対象に体調などの確認を進める。

 
 
ところで最近はCOVID-19に対して、「新型ウイルスはフェイクだ」「コロナはただの風邪」「パンデミックは政府とメディアが仕組んだもの」――このようなフレーズで「反ニューノーマル」を呼びかける動きが世界各国に飛び火しているという。
 
『コロナは陰謀論』『ただの風邪』世界中で起こる一大騒動の正体
 
これに先んじて1か月半前にはすでに、「『コロナはただの風邪』と言う人が知らない事実 」という記事が警鐘をならしていた。
 
「ただの風邪」と言えないのは、風邪のもとであるウィルスが新型であり、効果的な治療薬も、さらには有効なワクチンがないから行政も今までは慎重に扱ってきた。 
 
日本には、YouTubeを使った目立ちたがり屋がが、選挙運動に利用した集会を開いていたことがあった。 
 
『コロナはただの風邪』と叫ぶ集団が渋谷で『ノーマスク』集会して大炎上。主催の『国民主権党』党首とは何なのか?
 
まあ、こんな泡沫候補のパフォーマンスなどはすぐに忘れ去られるので大きな影響はない。
 
さて、体調不安説が本格的になったような安倍晋三が明日記者会見を開き、自分の体調に関することと、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた新たな対策パッケージを発表するという。
 
安倍政権の提灯持ち御用ジャーナリストの田崎史郎によれば、
●「薬の効果を期待しながら続投」
●「今後の感染症対策を示した上で退陣」
●「首相臨時代理を示した上で入院」の3パターン   
らしいのだが、3つ目のパターンは可能性がないという。
 
政治の世界は魑魅魍魎の世界といわれ、真実はなかなか事前には明らかにならない。
 
産経新聞だけが、こんな記事を出していた。
 
新型コロナ「2類相当」見直しへ 首相、28日にも対策パッケージ表明 入院、重症者に特化
 
   
            【産経新聞より】
 
政府が今秋以降のインフルエンザの流行に備え、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた新たな対策パッケージを策定することが25日、分かった。介護施設の検査強化に乗り出すほか、医療提供体制についても、感染者のうち無症状や軽症者は宿泊施設か自宅療養とする方向で見直すことも検討する。今後、インフルによる発熱患者の増加が予想される中、新型コロナで重症化リスクが高い高齢者などに医療資源を集中させる狙いがある。
 早ければ今月末にも新型コロナ感染症対策本部会合で決定する。安倍晋三首相が記者会見を開き、パッケージの狙いについて説明することも検討している。
 対策パッケージには、病院や保健所など医療従事者だけでなく、介護事業者など高齢者施設の職員に対するPCR検査体制の強化や検査機器の整備拡充などが盛り込まれる見通し。
 新型コロナの感染拡大に関する最新の知見では、陽性反応が出た患者のうち、高齢者や基礎疾患がある人は重症化しやすい一方、40代以下は無症状か軽症の人が多い。ただ、新型コロナは感染症法上の指定感染症に指定され、患者に入院勧告する「2類相当」に位置づけられている。このため医療機関では陽性反応が出た患者は症状が軽くても入院措置となるケースが多い。
 現在は新型コロナ患者向けの病床数は確保できている。だが、インフルの流行期に発熱などを訴える患者が医療機関に殺到すれば、新型コロナの患者の受け入れ可能な病床数が不足したり、新型コロナの集団感染が発生するリスクが高まり、医療現場が混乱するおそれがある。指定感染症の運用のあり方を見直し、高齢者など重症化する可能性が高い患者への治療体制を手厚くしたい考えだ。

 

新型コロナ“2類相当”見直しなら何変わる?(2020年8月25日)
 
なんとなく唐突感を覚えたのだが、どうやら裏があったようである。
 
『新型コロナはただの風邪』、ネトウヨを動員して世論誘導か!コロナ楽観論は官邸主導?2類相当変更と連動
 
8月26日に各種メディアが一斉に安倍政権の新型コロナウイルス対策が見直しとなったと報道しましたが、その数週間ほど前からネット上では新型コロナウイルスを「ただの風邪」とする論調の記事が大量に出回っていました。
実際に大手ネットサイトの記事を調べてみると、保守系のまとめブログを中心にして、新型コロナウイルスをただの風邪と決める方向で書かれた記事が多数見られ、それをツイッターなどで保守系の言論人が拡散。
ネット世論を中心に一定の層から支持を獲得し、PCR検査や軽症者の入院に反対している論調と組み合わさって、新型コロナウイルスの指定感染症を解除するように求める声が高まっていました。
そのタイミングで「新型コロナ『2類相当』見直しへ 首相、28日にも対策パッケージ表明 入院、重症者に特化」というような記事が出たわけで、一連の流れが意図的に作られた誘導にしか見えないです。
過去に安倍首相は公式フェイスブックで大手まとめブログ「保守速報」との関係に触れたこともありましたが、そのような繋がりが今も続いているとすれば、この流れも官邸主導の世論誘導として説明することが出来ると言えるでしょう。
世界各地の研究機関や専門家から続々と、「新型コロナウイルスは無症状感染者が感染を広げる」「軽症者でも重症化リスク」「症状に関係なく後遺症が出るケース」などと報告が入っているわけで、それを無視して新型コロナウイルス対策を緩めるのは論外です。
安倍政権が新型コロナウイルス対策にこれ以上の予算と時間を使いたくないからこそ、あえてこのような手段を使ったのだと思われ、この前のGoToトラベルキャンペーンとセットでジワジワと水面下で世論を誘導する手法に極めて強い怒りを感じます。
そもそも、5月の緊急事態宣言時にシッカリと感染者を一桁台以下にするまで封じ込めるべきだったわけで、そこの対応を失敗した責任を取らず、医療機関への大規模な支援策もしないまま新型コロナウイルスの基準だけを緩めるのはおかしな話です。

 
安倍政権の、「コロナ対策、外交政策、全て失敗」と断罪する政経ジャーナリストの麹町文子は、「"世界の嫌われ者"文在寅にも完敗…史上最長、最悪、病弱、無能総理・安倍晋三の末路」の中で、
「経済の安倍」も、「外交の安倍」という言葉も死語になりつつある今、「史上最長」という冠だけが残ったというのはあまりに悲しいものがある。だが、すでに「燃え尽き症候群」に至っているならば、この国の未来はもはや託せないという点だけは肝に銘じるべきである

 
やはり、安倍晋三の取るべき選択肢は、「薬の効果を期待しながら続投」ではなく、「今後の感染症対策を示した上で退陣」しかないだろう、とオジサンは思う
 

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