雑誌「週刊大衆」の記事を中心に、他では見られない独自の切り口によるニュースを配信しているWeb版「日刊大衆」が「安倍晋三『国会ウスラバカ答弁』もはや神がかりのトンチンカン」という、日刊ゲンダイもビックリの記事があった。
そのどんどんレベルアップしているという『国会ウスラバカ答弁』の先月分の一部を紹介しよう。
●2月6日:参院予算委「私は総理大臣ですから、森羅万象すべて担当しております」
●同2月11日:衆院予算委員会「悪夢のような民主党政権」、私にも「言論の自由がある」
●同28日:衆院予算委員会「私が国家です」
本人は全く忘れているのだろうが、福島は「アンダーコントロール」されていますと国際的虚偽演説をした福島の東電第一原発事故による放射線汚染水の実態がこれである。
紙面の見出しは「汚染水 決まらぬ処分法」「保管100万トン到達 来年末にも限界」「地元が反発 政府、方向性示せず」「『漁業に致命的』海洋放出に強い抵抗」https://t.co/v6hv33EfWg
— 三河人@いくじなし (@mikawa_1964) 2019年3月18日
「(時時刻刻)原発汚染水、決まらぬ処分法 保管100万トン到達、来年末にも限界」
【朝日新聞DIGITALより】
安倍晋三には生涯背負ってもらいたい事実である。
そして、これも安倍晋三夫妻にとっては、早く忘れてしまい事なのだろう。
「『籠池怖い』対政府ヒアリングで官僚全員欠席の怪」
参院予算委員会の傍聴を終え、ヒアリング会場に入場してくる籠池夫妻。=18日夕、衆院第16控室 撮影:田中龍作=
籠池氏が座った席は、普段は官僚たちがズラリと並ぶ。きょうは御覧の通りガラガラだった。手前の写真は神風を吹かせた「昭恵夫人とのスリーショット」。=18日夕、衆院第16控室 撮影:田中龍作=
「国民が(安倍首相に)このまま騙されてしまうんじゃないかと思って諦めてしまうのが一番よくない」。籠池氏は警鐘を鳴らした。=18日夕、衆院第16控室 撮影:田中龍作=
国有地の破格の払下げ疑惑は決して解明されていないことは事実であり、風化されるものではないはずである。
さて、昨日の参議院予算委員会では、おそらく国民が最も聞きたいと思うことを、8年前の原発震災以降、「脱原発小僧」となった山本太郎が、一段と逞しくなって政府を追及していた。
しかしせっかくNHK中継されたのにもかかわらず、肝心の場面が中断されてしまったらしいので、ネット上で共有されている場面がこれである。
「どうして玉城デニーさんを呼べないのか?NHKのテレビ入りで沖縄の実情をデニー知事に話されると政権側の印象が悪くなる。本当の理由これじゃないですか?参議院自民党がやってる仕事は官邸の下請けじゃないですか?」
— サチエ (@bettybeat) 2019年3月18日
山本太郎議員。
これに対し委員長は「不穏当な発言」と。
2019年3/18
#国会 pic.twitter.com/9eEAVdGaDr
今日の国会。
— Tad (@CybershotTad) 2019年3月18日
山本太郎議員「総理自身がこの植民地状態から脱するという決意をしないと何も終わらない。おじいさんの作った売国条約(安保条約)をあなたの手で変えて下さいよ!それがあなたがやるべき仕事じゃないんですか!沖縄に基地は作らせない!」
わずか15秒だが、ものすごく凝縮されている。 pic.twitter.com/qgu2XZiDkW
そして質問時間の全てが以下の動画である。
【山本太郎 議員 予算委員会 集中審議 質疑(2019/03/18)】
衆議院予算委員会でも、相手が嫌がるほど、これほど「丁寧に調べた資料」を基に、粘り強く質問した野党議員はいなかった。
不適切発言をすれば、懲罰委員会にかけられるとか、議事録から発言内容が削除されるとかと怯んでいては、いつまで経っても安倍政権の横暴振りは止められないだろう、とオジサンは思う。