先週の土曜日(10日)から始まった最長9連休ともいわれる大型夏休み。
夏休み中の子どもたちは、この間に父親たちが休んでくれれば海外旅行にも行けるという。
関西空港や成田空港からの海外脱出組は昨年に比べて増えているという。
一体、どこが「貧困国」なのだと言いたいのだが、全人口からすればほんの一握り。
現在の日本は20年前に比べて「貧富の格差」が広がっただけで、年収1億円以上と年収200万円未満という人たちが増えたが、その中間層の年収が下がったり伸び悩んでいるというのが実情である。
それでも「旧盆」と呼ばれる、いわゆる「敗戦記念日」前後には全社的に夏休みをとる企業も増えており、Uターンラッシュによる高速道路の渋滞情報も花盛り。
だが、今年はその時期に大型の台風10号の影響をまともに受けることが予想されている。
その影響からなのか、昨夜から夕立があり、今朝方も暫し小雨が降り、オジサンの書斎の室温が一気に5℃近くも下がっていた。
さて、「落語はもともと庶民のガス抜きであり、反権力」と言って憚らず、ツイッターで歯に衣着せぬ発言で多くのフォロワーを獲得している、落語家・立川談四楼。
今月に入ってからの小気味の良いツイートをいくつか紹介。
「大阪の吉村知事がボーナス返上」ときた。市長時代に小学生の国語の成績が悪かったら返上すると言ったからなんだね。珍しく約束を守り大阪市に入れたのかと思ったら、何と自らが所属する維新に寄付したと聞いて驚いた。おいおい吉村さん、それって返上じゃないよ、世間ではそれを横流しと言うんだぜ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) August 2, 2019
韓国ソウルに地元自治体が設置した「日本製品不買」「旅行中止」の旗がすぐに撤去されたという。理由を聞いて唸った。「日本政府と日本国民を同一視しているという誤解を与えかねないため」だというんだ。さすがは民主主義を勝ち取った国民だね。「反安倍だけど反日ではない」と高らかに宣言したんだ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) August 7, 2019
ラジオで高校野球を聞いてると急にニュースが挟まり何事かと思ったら、小泉進次郎さんの結婚話だった。NHKが速報することか? 案の定テレビは酷いことになり、進次郎さんは総理候補でクリステルさんはファーストレディーの扱いだ。進次郎さん、会見に官邸を使うってなどうよ。一体裏で何が動いてるの?
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) August 8, 2019
官邸での会見は不自然。と思っていたら、スシロー氏が「先週はじめに官邸の方から進次郎さんが結婚するらしいとの話があった」とバラしてしまった。やはり出来レースだったのだ。石破派だった進次郎さんを菅官房長官が籠絡、9月の内閣改造での入閣を約束し、立て直しを図ったのだ。危うし日本国憲法!
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) August 11, 2019
オジサンと同年代のこの落語家が、日刊ゲンダイの「注目の人 直撃インタビュー」に登場していた。
<落語家・立川談四楼さん「今の自民党はカルトに近い」> 2019/08/13 日刊ゲンダイ ――連日のようにツイッターで政権批判しています。もともと政治に対する興味、関心が深かったのですか。 政治に興味を持ったのは師匠の談志(故・立川談志)が参院議員(1971~77年)だったからです。選挙の時は遊説も手伝い、当選後の6年間は何度も議員会館に通いました。入館受付のチェックが厳しくてね。いつ何時、何の目的で、誰を訪ねるのかを面会証に書くのですが、目的に「稽古」と書いたら、怒られて「陳情」と書き直したなんて笑い話もあります。参議院会館ですら、そうなんですから、官邸の入館記録がないなんてことはあり得ないんです(笑い)。 ――談志さんは無所属から自民党に入党していますね。 談志の師匠だった小さん(落語協会8代目会長の柳家小さん)が佐藤(栄作元首相)さんに口説かれたため、自民党に入ったわけですが、そのおかげで、かばん持ちだった私も当時の自民党政治家をたくさん見ました。ある時、談志が銀座の店で飲んでいたら、若き日の中曽根さんがさっそうと近づいてきて、こう話し掛けました。「これは松岡先生(談志の本名)。こちらで飲んでいると聞き、近くを通りましたので、ご挨拶に」と。そう言ってビールを談志のグラスにつぐと、さっと引き揚げました。あの大勲位が、一介の新人議員に挨拶ですよ。当時の自民党の懐の広さ、深さを肌で感じて、自民党って、格好いいなあと実感しましたよ。 ――その師匠の古巣である自民党に辛口ですね。 談志が政界を引退した後、政治の世界をしばらく離れていたわけですが、再び、関わるきっかけは2011年3月の東日本大震災です。特に福島原発事故でした。あの時は民主党政権だったのですが、ひどいなと感じたのは野党だった自民党が激しく与党攻撃していたこと。今は与野党関係なく、一丸となって問題解決に取り組むべき時だろうと思っていました。しばらくして、自民党は再び政権の座に就き、安倍政権となったのですが、相変わらず誹謗中傷の類いの野党攻撃を続けている。それを見ていて、ちょっと待てと。これは俺の知っている自民党じゃあねぇ。そう思いました。 ■安倍さんは戦争をしたがっているとしか思えない ――かつての自民党と今の安倍政権は違うと。 全く違いますね。今の自民党は保守でも何でもなく、カルトに近いでしょう。談志の友人だった(評論家の)故・西部邁先生は、第1次政権の安倍首相に「保守とは何ぞや」と随分とレクチャーしたそうですが、「とうとうご理解いただけなかった」と嘆いていましたから。 ――歴代自民党政権と安倍政権が特に異なる部分はどこでしょう。 かつての自民党総裁、政権は、改憲や安保に対して、今よりもずっと慎重な姿勢でした。田中角栄元首相は「戦争を知らない世代が政治の中枢となった時は危ない」と言っていましたが、まさに(戦争を知らない世代の)安倍さんの言動を見ていると、どう見ても戦争をやりたがっている、戦前に戻りたいとしか思えない。大日本帝国の影がちらつきます。戦争すれば、今度は勝つと本気で思っているのではないでしょうか。憲法も知らないでしょう。押し付けられたみっともない憲法とか言って、好き勝手にいじれると思っていますからね。これまでの自民党は敵ながらあっぱれという愛嬌がありましたが、安倍さんにはそういった愛嬌が感じられません。 ――自分の知っている愛嬌ある自民党を取り戻したいという思いから、歯に衣着せぬ物言いでバンバン発信している。 今の自民党は俺が知っている自民党じゃあないし、このまま黙って死ぬのは嫌だから、言いたいことは言ってやろうと。そう思って始めたのがツイッターの発信です。私は真正の保守であり、かつての自民党を壊した今の政権は許し難く、大嫌いと思って発信しています。厳しめに言わないと伝わらないし、共感を得られません。 ■落語はもともと庶民のガス抜きであり反権力 ――師匠の談志さんも「黙っていたら世間は知らない。発信しないといけないし、生半可な発信ではダメだ」という姿勢でしたが、今の芸能界で政権批判の声は少数です。 落語はもともと庶民のガス抜きであり、反権力です。お殿様や侍を揶揄し、いじり倒している噺はたくさん残っていますからね。もっとも江戸時代の初期のころは、やり過ぎて島流しになった人もいますが。別にデマやデッチアゲを言っているわけじゃない。若手からも「師匠、そんなこと言っていいんですか」と聞かれますが、私は「いいに決まっている」「むしろ仕事だ」と答えています。戦時中、戦意高揚のための国策落語がありました。隣の若旦那が出征する噺とか。しかし、落語には一番合わないんですよ。戦争よりもバクチやオンナの方がいいというのが落語の世界ですから。将来、今以上に独裁政権化が進んで、再び「国策落語」の時代に逆戻りなんて冗談じゃありません。 ■選挙は馬券を買う「娯楽」と考えればいい ――首の皮がつながったというのか、安倍政権は参院選で改憲勢力の3分の2を得られませんでした。 ほっとしていますね。そもそも、自民党内でもまとまっていない改憲案が、庶民に伝わるはずがないでしょう。世論調査でも6割近くの国民が改憲に反対し、選挙でも(勢力は)3分の2に届かなかった。それなのに安倍さんは「改憲議論をすべきではないかという国民の審判が下った」などと言っている。改選前と比べて9議席も減らした自民党についても「勝った」です。思わず、ツイッターで〈安倍さんあなた、字が読めないのは知ってたけど、算数もからっきしなんだね〉と書き込んでしまいました。 ――その参院選では、山本太郎氏率いる「れいわ新選組」の応援演説に立ちました。 私が勝手に思っていることですが、自分と同じように彼(山本)も福島原発事故後、反原発を掲げて俳優から政治家に転じた人物であり、当時から注目していました。彼のいいところは徹底しているところ。例えば、消費税増税も凍結なんて生ぬるいことを言っていてはダメで、廃止です。中途半端では、国民、有権者に響かないのです。それを一番強く訴えていたのが彼で、街頭演説でも支持者の応援の本気度というのか、熱気が違っていました。ちょっと聴いてやろうか、という姿勢じゃない。一揆でも起きるのではないか、という熱気を久しぶりに見ましたね。 ――山本氏本人は落選してしまいましたが。 落選したことで逆にニンマリしているんじゃないですか。これで衆院選に挑めると。それに参院選で当選した「れいわ」の2人は、国会にいるだけで絶大な効果をもたらすでしょう。バリアフリーがどう進められるか、国会はどう運営されていくのか。日本のみならず世界中が注目している。まさに民主主義の可視化と言っていい。 ――「れいわ」は参院選で台風の目になりましたが、投開票日前に取り上げるメディアは、ほとんどありませんでした。 山本氏の街頭演説の場はめちゃくちゃ盛り上がっていて、そこにカメラがずらりと並んで映しているから、オンエアがいつかと尋ねると、「開票後です」と。なんだよ、それって、思いました。現場の記者やカメラマンは「れいわ」の熱狂を肌で感じてるわけでしょう。政党要件を満たしていないとか、いろいろ理由はあるのでしょうが、社会現象として取り上げるべきだった。選挙を堅苦しく捉える必要はないんです。馬券を買うのと同じ娯楽だと。そう思って「れいわ」も放送事故扱いにしてオンエアすればよかった。何か問題が起きたとしても、国民が擁護したと思いますね。 (聞き手=遠山嘉之/日刊ゲンダイ) |
本来、カルト (Cult) とは英語で本来「崇拝」「祭儀」を意味し、原義において否定的な単語ではない。
歴史的には、特定の人物・事物を熱狂的に崇拝、礼賛することで、または、そうした行動をとる集団や教団をさすのだが、通俗用語として反社会的な団体を指す世俗的な異常めいたイメージがほぼ定着し、犯罪行為をするような反社会的な集団を指して使用されている。
今の自民党は保守でも何でもなく、カルトに近い」と、あくまでも断定はしていないが、安倍晋三が昔から「統一教会」とは深いつながりがあるということは、マスメディアが騒がないだけで周知のことである。
その統一教会は、紛れもなくカルト集団である。
これらに関する文献はネット上に数多存在するが、オジサンも今年の初めに、「新年早々嘘をまき散らし、またもや海外逃亡の安倍晋三」の中で、「2007年に敵前逃亡と言われた突然の退陣からゾンビのように2012年に復活した安倍晋三だが、当時から付きまとっていた黒い噂が『北朝鮮』とか『統一教会』との関係であった。」と指摘した。
取りあえず「安倍首相と山口組と統一教会と北朝鮮。全ては裏で一つにつながっている。」から、おなじみの写真を再掲することにしておく。
【安倍晋三の祖父・岸信介と統一教教祖・文鮮明】
【北朝鮮・金日成と統一教教祖・文鮮明】
【「山口組の金庫番」と呼ばれる韓国人と安倍晋三】
カルト集団に近い自民党の総裁はやはりカルト狂かもしれず、その信者たちも洗脳されており、自民党の牙城は外からは難攻不落かもしれない、とオジサンは思う。