先週終った「呪われた五輪」の影響で都内始め全国的に感染者数が急増したのだが、開催都市の小池百合子はあくまでも強気で五輪による人手が増えたことを否定していた。
五輪恐慌ではなく強行派としては、五輪による人流増加は簡単には認めたくはないらしい。
「五輪と人出の関係否定 小池氏 専門家指摘は『印象論』」
記事はこちらです。しかし改めて考えてみても、毎週提言を受けている専門家の都合の悪い意見を「印象論」と断じることはあり得ないですね(繰り返し)#新型コロナウイルスhttps://t.co/ohHZ1Mu3N2
— 軽部理人/Rihito KARUBE (@rihito_karube) August 13, 2021
しかし昨年からさんざんフィリップを使った「印象操作」をしておきながら、「印象論でおっしゃっている。こちらは人数がどうだったか確認している」「エピソード(出来事)ベースではなくエビデンス(証拠)ベースで語ることが重要だ」と平然と口にするl小池百合子にはさすがに「都幹部も苦言」といった案配。
「五輪と人出、『印象論』と否定の小池知事 都幹部も苦言」
現実を直視できない政治の結果が、今の自宅療養者急増に‼️😢😭
— 本田 宏 (@honda_hiroshi) August 16, 2021
専門家指摘を「印象論」と片付ける小池知事に対しある都幹部・・「都合のいいことだけ専門家の意見を聴いてそれ以外は切り捨てる姿は見識が問われる。五輪によって人出が減ったとする発言も市民感覚から乖離・・ https://t.co/cdGYuJ3zsN
五輪と人出、「印象論」と否定の小池知事 都幹部も苦言https://t.co/cLTIKpw4F5
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) August 16, 2021
五輪期間中の人出について、東京都の専門家の指摘を「印象論」として片付ける小池百合子知事。ただ、直近の感染者数をみると、五輪期間中に感染した人はこれまでにない大規模な人数に達したとみられています。 pic.twitter.com/F8P4VK9hW8
仮に百歩譲って「五輪と人出」は感染者数増加に影響はなかったとしても、五輪によって海外から感染者が持ち込んだことは否定できない。
「選手のウイルス『国外から流入』東京五輪、感染例で専門家」
東京五輪の新型コロナウイルス感染予防策で、国際オリンピック委員会(IOC)の独立専門家パネル座長を務めたマクロスキー博士が7日、東京都内で記者会見し、来日後の検査で判明した選手、関係者の感染例は「東京で起きたというよりも国外から持ち込まれた」との見解を示した。 |
最近の豪雨による西日本各地の災害に対する小池百合子のこんな発言を聞くと、改めでコヤツは単なる「ニュースキャスター」上がりの似非政治屋に過ぎないことが明らかになっている。
● 小池氏「豪雨、各地を襲っております。お見舞いを申し上げます。もう、これ、複合災害ですよね…」
— 木村知 (@kimuratomo) August 15, 2021
もう完全に他人事みたいね。もう知事の言葉ではないね。ニュースキャスターだね。そう言えば、神奈川県知事も似たようなもんだね。あ、彼もニュースキャスターだったね。 https://t.co/WsXDLMZ6j7
国民の気持ちを逆なですることには長けている小池百合子はこんなことも言っていた。
「小池都知事『帰省あきらめて』からの3日後…『さあいよいよパラリンピック開催です』の違和感」
さらに菅義偉内閣にはもっと無責任な大臣もいることを忘れてはならない。
「丸川五輪相はワクチン接種率『把握してない』 都は入院確約できない これで東京パラ大丈夫?」
◆中止は議論せず…理由には答えず 丸川珠代五輪相は16日の4者協議後、中止や再延期を議論しなかった理由を問われたが、「国内のイベント上限を収容率50%か5000人の少ない方で実施している」と、正面から答えなかった。 ボッチャなど競技によっては呼吸器系の障害がある選手も少なくない。昨年7月には国際パラリンピック委員会(IPC)の医学委員会が車いすの選手に多い頸髄損傷が重症化リスクを高める可能性があるとも指摘。同じ競技でも選手の障害によってリスクはさまざまで、介助者と長い時間接触したり、手指消毒が難しかったりして、日常的な感染防止対策をとりにくい選手もいる。 しかし重症化リスクを下げるワクチンの接種率について丸川氏や組織委の武藤敏郎事務総長は記者会見で「把握していない」と回答。組織委が医療や感染症の専門家を集めて、コロナ対策を話し合う「専門家ラウンドテーブル」も6月18日を最後に開かれていない。大会の「安全」を裏付ける科学的根拠は乏しい。 ◆感染者出たら…? 都の医療は逼迫している。五輪が開幕した7月23日に2558人だった入院者数は今月16日に3881人まで増加した。都オリンピック・パラリンピック準備局の担当者は「医療提供体制がさらに逼迫した場合、入院を受け入れてもらえるか懸念はあるが、入院できないような事態が起きないよう全力を尽くす」と、入院を確約できない状況だ。 パラリンピックの選手は約4400人、来日する関係者は約1万2000人。武藤氏は「万一、入院が必要な選手が出た場合には地域医療に影響が出ないように対応する」と歯切れが悪かった。 ◆学校観戦は実施 一方、児童生徒らに観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」は、自治体や学校が希望する場合に実施することで合意した。東京都の小池百合子知事は「子どもたちに共生社会という言葉だけでなく、目の前でそのことを体験するという機会を生かしてもらいたい」と話した。射撃競技が行われる埼玉県の大野元裕知事も共生社会の形成を掲げるパラリンピックの精神に基づき、「(招待観戦を)実施することはふさわしい」と判断したという。埼玉県は今後、6月時点で参加を希望していた県内2校に意向を確認する。 |
そういえばコヤツも元テレビ朝日アナウンサー出身であり、さらには自らは「夫婦別姓」でありながらも、選択的夫婦別姓制度に反対する自民党議員有志の文書に署名しているという、ダブルスタンダードの日和見主義者であることを付け加えておく。
一方、現場で苦労している医師が多い中で、極めて政治的な発言で注目を浴びている医師がいる。
8月3日には、こんな発言をしてネット上で喝さいを浴びた倉持先生。
Nスタ、中等症では入院できない?怒り心頭、倉持先生「抗体カクテル療法は軽症者の重症化を防ぐためのもので、入院しないと投与できない。言ってることが無茶苦茶。(菅と小池の)二人は国民にまっとうな医療は供給しないと言っている。彼らに国を任せていては国民の命は守れない。至急やめるべきだ」 pic.twitter.com/msjfnAiqrw
— ryota (@ggzhmru2) August 3, 2021
最近でもそんな発言は勢いを帯びている。
今起こってる事は車に轢かれても、溺れていても、受け入れ先がないからそのまま血だらけでもそのままそこに残し、水中に戻す、ような事です。現場で対応している医師看護師救急隊保健所皆、現実の有り様に絶望している。この事実を広く知らしめ、外出を抑えることしか今はない。政治早く仕事をしろ
— 倉持仁 (@kuramochijin) August 15, 2021
私が子供だった頃クラスに1人ぐらい裕福な子しかハワイにいけなかった。誕生日近くの中華料理店に家族で行くのが楽しみだった。40年後の令和の時代に薬がない、入院できない、なんて事になるとは予想外。皆が等しく病院にかかり必要ならすぐ入院できた。こんな国に誰がした!
— 倉持仁 (@kuramochijin) August 15, 2021
来週の24日からはパラリンピックが開催されそうである。
許せないのは、小池百合子や丸川珠代らが、「障がい者」や「子供たち」をまたもや政治利用しようと目論んでいることである、とオジサンは思う。