新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

心変わりかアベ様のNHK?窮地に追い込まれた安倍晋三

2019年11月15日 12時02分53秒 | 桜を見る会

東京五輪のマラソンと競歩が札幌開催となり、その他の競技は予定通り東京周辺で行われることになったのだが、それで酷暑五輪の対策が済んだわけではない。
 
それでも、何とかしなければということで、まさに「焼け石水」作戦にさらに金を投じようとしている。 
 
氷1300tで選手冷やす 五輪暑さ対策、全容明らかに
 
    
             【朝日新聞DIGITALより】
 
さて、桜が散って立冬が過ぎた頃、我が身から出たサビのために、身も凍るような立場になったのが安倍晋三。
 
なにしろ、国会で野党からどのような質問を受けようとも、「安倍晋三首相の答弁だけを映す」という方針で安倍晋三を護っていたはずの「安倍チャンネル」と揶揄されていたNHKの風向きが変わってきたようである。
 

<「桜を見る会」 動画に「招待枠」などの会話 安倍首相と世耕氏>
 2019年11月14日 21時54分 NHKニュース 
 総理大臣官邸のホームページには、平成29年4月、1万6000人余りが参加して東京の新宿御苑で開かれた、「桜を見る会」の動画が公開されています。
この中で、安倍総理大臣が、近くにいた世耕氏に、「ひまわり会?」と尋ねると、世耕氏が、「ひまわり会です。ことしは副長官じゃなくなったので招待枠で」と答える会話が記録されています。
世耕氏は、この桜を見る会の前の年まで内閣官房副長官を務め、当時は経済産業大臣でした。また、世耕氏の地元の和歌山市には、「ひまわり」という名前の女性の支持団体があります。
世耕氏の事務所は、NHKの取材に対し、「『ひまわり』の人を推薦したことはあるが、記録に残っていないので、いつ推薦したのかはわからない。推薦したのは、地元でボランティア活動をしたり、自治会婦人部の活動をしたりと、地元に貢献した人で、基本的には事務所と地元の後援会などが相談して厳選して推薦している」と話しています。


 
おそらく今までは優秀な記者がいるNHKでは現場で貴重な取材をしてきたのだが、上司や上層部の判断で記事にできなかったことが多くあったのだろうが、今回はすんなりとニュースになっている。 
   
『桜を見る会』安倍首相の国会答弁と食い違う証言


地元の自民党議員らの「不都合なブログ」は削除させることができても、850名にも及ぶ後援会の支援者たちの口を封じることは不可能である。
 
ましてや身内の側近議員らも今までは得意そうに自分たちのブログなどで安倍晋三の大判振る舞い振りを宣伝していたので、さすがのNHKでも庇いきれないということであろう。 
 
最大の焦点は、どうやら「桜を見る会」の招待枠云々よりも、前夜祭での安倍晋三事務所の関わり具合が問題になっている。

<安倍首相「桜を見る会前夜祭」会費5000円では無理!? ホテルは「最低1万1千円」+「銀座久兵衛の寿司4貫2000円>
 2019.11.14 リテラ
・・・前略・・・
安倍首相の「前夜祭会費は各個人がホテルに払った」という答弁の信ぴょう性
 なぜ、安倍首相は訊かれてもいないのに、「個人がホテルに直接払い込んだ」とあえて強調したのか。それはたぶん、政治資金規正法では「対価を徴収して行われる催物」は政治資金パーティーと規定されており、その収入や経費などは収支報告書に記載しなければならないのに、安倍首相が代表の政党支部や関係する政治団体の収支報告書には、この「前夜祭」にかんする収支の記載がないからだ。つまり、安倍首相は「参加者はホテルに直接払い込んでいるから報告義務はない」と主張したのではないか。
 だが、「安倍晋三後援会」と銘打たれたパーティなのに、参加者が個人でホテルに払い込むなどということは現実的に考えにくい。普通、こうしたパーティは主催者側が受付をおこない会費を徴収してとりまとめ、その後、ホテル側に支払うものだ。そうでなければ、ドタキャンが出てきたときにホテル側が損をしてしまう。
 実際、この点もホテルニューオータニに問い合わせてみたところ、「ケースバイケース」だが、やはり主催者側が受付で現金を受け取り、それを幹事がとりまとめて支払うのが「通常」だということだった。
 まあ、普通に考えて当たり前の話だろう。そもそも前述したとおり、最低でも1人当たり1万1000円以上かかっており、「各個人」の会費5000円だけで賄ったとは考えにくいのだ。ともかく、政治団体である「安倍晋三後援会」がこの「前夜祭」を主催していた場合、政治資金規制法違反の疑いまで出てくるのである。
 田崎氏は「安倍事務所もすごい慣れているから、政治資金の処理に。みすみす公選法違反になることはするはずがない」と豪語したが、このように、ことごとくその主張は崩されているのである。
 安倍首相は菅原・河井両大臣が辞任したことについて、「政治資金規正法や公職選挙法などに関わる疑問が呈されたが、内閣の一員であろうとなかろうと、与党であろうと野党の議員であろうと、説明を果たしていかなければならない」(8日参院予算委)と答弁している。そうであるならば、「桜を見る会」をめぐって公選法違反疑惑の「前夜祭」の差額問題と政治資金規正法違反疑惑が濃厚になったいま、安倍首相にはしっかり「説明を果たして」いただこうではないか。


 
東京タイムズ元政治部長で政治評論家の本澤二郎は安倍晋三に「ついに馬脚を現した」と止めを刺していた。  

<安倍晋三の心臓が止まる!?>
 2019/11/15(金) 本澤二郎の「日本の風景」
 <国粋主義者=独裁・利己主義・排外主義・法律違反>
 ベルリンの壁崩壊30年記念式典でドイツ大統領のシュタインマイヤーは「利己主義を止めよ」と叫んで、トランプどころか安倍にも釘を刺した。首相のメルケルは、自由と民主主義の価値とそれを維持する対価の大きさを、日本人にも訴えていた。
 安倍晋三の独善・利己主義による暴政で、自由と民主主義が死期を迎えようとしている。そんな場面で、ついに馬脚を現した。政府主催の観桜会・桜を見る会を、自身の大掛かりな選挙事前運動に悪用していた。こすからいというか、内閣府の網で蓋した巧妙な手口で、公職選挙法に違反する悪政を、国民に隠して、公然と毎年強行していた。
 公金使用の主催者は、政府・内閣府である。850人もの安倍支持者を結集しての観桜会である。閣僚を首になった河井や菅原の違法行為顔負けである。
<河井・菅沼の公選法違反の比ではない。安倍はお陀仏!>
 新宿御苑で毎年繰り広げられてきた、政府主催の観桜会の記念写真が一枚、自宅に今も残っている。取材でのこのこ出かけたわけではない。
 安月給でいつも苦労させてきた妻に、御苑の桜で癒そうと思って出かけたもので、その時の写真には、リベラル政治家の河野洋平や藤波孝生の姿が映っている。
 新聞社にも、社長・編集局長・政治部長に、内閣府から招待状が届いていた。
 安倍時代になって、これを我が身のために、利用・悪用していたものである。政府主催を安倍主催に切り替えたのだ。地元の山口県で、安倍事務所が「募集」したもので、内閣府が公正・客観的な審査をして、招待状を出したものではない。権力乱用も度が過ぎていた。
 権力乱用、政府の私物化、恥のない品性下劣の心臓は、不気味でどす黒い。だれか弁護する人物がいるだろうか。極右・日本会議はどうだろうか?
 この世は、因果応報で動く。安倍はお陀仏になるしかないだろう。世の常・摂理なのだ。
<怒る国民と野党の審議ストップ、国民大集会で沈没>
 新聞テレビが死んでしまった現在では、政府の失政を多数国民が理解して街頭に飛び出すことは、なかなか期待できない。しかし、桜を見る会は日本人であれば、誰でもわかる。
 いまは、それ故に国民は怒り狂っている。委員会を開いても、安倍の嘘を突き崩すことはできない。どうするか、審議ストップである。徹底抗戦すれば安倍の心臓は止まる。
 国民運動も、である。全国でアベ退陣の大集会を開催すれば、国粋主義政権・日本会議政権は100%沈没する。学生や若者も動く、家庭の主婦も。10%消費税ゼロ運動も連動させればいい。
<公金を使っての選挙事前運動・買収事件は史上初めて>
 850人も地元支持者をかき集めて上京、前夜祭は都内の一流ホテルで大パーテー・宴会は、政治資金規正法にも関係する。収支を公開、届け出なければならない。バス17台で、御苑に乗りつけて、桜の木の下で、安倍と記念写真というのだから、もう声が出ない。
 「私は関与していない」という嘘を国会で公然と吐いた。責任転嫁など通用するわけがない。国会審議など出来ない。うそつきの内閣が提出した法案を審議など出来るわけがないだろう。
 天の声が議会内に鳴り響いている。議会人の資質が問うてもいる。政府与党からの野党の毒饅頭組は、腹の中から牛になって吐き出すしかない。
 「自民党国対の森山は、中馬元代議士の秘書をした農協職員。いま森山に期待を寄せるシンゾウに、今回ばかりは野党が転ぶことができない」と永田町の雀も興奮して怒り狂っている。
 公金を使っての大掛かりな選挙買収事件、それも一国の首相が暴走していた。それがようやく曇り空から日の目を見せてくれた。桜花爛漫も瞬時に散る。今は秋、その時が訪れたのだ。桜は縁起がいい?

   
 
もはや来年の東京五輪の開会式には安倍晋三は出席できないかもしれず、否、無事に正月を迎えられないかもしれない、とオジサンは思う。
 
【付録】  
 
 
【「桜を見る会」安倍総理の私物化問題を追及 2019.11.14】       

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