漢字を正確に読めず、また読めてもその意味を理解できない男が、日本の近代史などには興味がなく、歴史修正主義組織の日本会議に担がれてゾンビのように復活したのが安倍晋三である。
せっかく政権を自民党から奪ったにもかかわらず、3人目の首相で崩壊した当時の民主党の未熟さから、政権を奪い返し復活。
その後の国政選挙では、国民の25%程度の得票率で勝ち続け、それが己の力であると錯覚し続けてきた安倍晋三。
すべての官僚の人事権を掌握し、どんなことをやっても自分を守る「忖度官僚」を大量に産み出してきた安倍晋三。
森友学園への国有地格安払い下げ疑惑や、腹心の友の加計孝太郎への便宜・利益供与疑惑などからも、側近や財務省や文科省の忖度官僚により逃げ延びてきた安倍晋三。
しかし自分自身の非合法な選挙運動疑惑ともいえる「桜を見る会」に関しては自ら疑惑に対しては身の証を示す義務がある。
残念ながら、身の証を明らかにすれば、公選法や政治資金規正法違反になることを本人が一番認識しているようである。
そのために口先だけで誤魔化そうとするので、実力のある野党議員の質問にはまともに答弁することが不能状態になっている。
あるときは、「募集」したのではなく、「広く募った」といったり、最近では「合意」はしていたが「契約」はしていないという、まるで関西の吉本劇場の下手なお笑い芸人以下を演じていた安倍晋三。
答弁の論理破綻が日増しにひどくなっています。でも今回ばかりは逃げられません。なぜなら自分の後援会の話ですから。どの省庁の官僚も代わりに答えることはできません。 #桜を見る会 #安倍晋三首相 https://t.co/S8Zwuh3eg9
— 齊藤信宏 (@nobusaitoh) February 5, 2020
News23、契約は800人。いよいよ追い込まれたね。ホテルと事務所が交わしたのは契約ではなく合意と宣うシンゾー先生。「合意によって成立する法律行為が契約」なんだから800人が契約主体であるわけない。契約・合意の法律上の性格を全く知らないアベシンゾー。大串・小川議員が正しい。もうあきらめろ!! pic.twitter.com/6Jl63kmqhL
— ryota (@ggzhmru2) February 6, 2020
昨日も、野党追及本部によるヒアリングが行われた。
いままでは国会議員が中心であったが、今回は、《「桜を見る会」を追求する法律家の会結成の呼びかけ》という会を代表して、小野寺弁護士と泉澤弁護士が、オブザーバーとして出席した。
小野寺弁護士は、国会での安倍首相の答弁について、「犯罪構成要件に、事実が該当しないように必死に努力している。」と安倍晋三の答弁内容を喝破するコメントをしていた。
「事実よりも、どうしたら犯罪構成要件に該当しないように言えるのか、ということを組み立ててからしゃべる。」
この点が、法律家の目から見ると、とてもあからさまに映るのだという。
「桜を見る会」野党追及本部が32回目のヒアリング(2020年2月6日)
小野寺弁護士「契約とは、相対立する数個の意思表示の合致である。この合致は、簡単に言いますと、『申し込み』と『承諾』という内容で、契約内容が合致して成立するのが普通だ、という風に書いてあります。前夜祭参加者は、ご案内に記載されていた『安倍晋三後援会前日夕食会(会費制)』等の内容を見て、前夜祭に参加したに過ぎず、これらの内容をホテル側と契約合意をしたのは主催者である後援会だとしか言えません。前夜祭参加者が、会場、物品、役務、料金、料金支払い方法の内容をホテルと決めたことはないということです。したがって、ホテルと参加者との間に、申し込みと意思表示の合致は存在しておらず、ホテルと契約したのは安倍晋三後援会であることが、法律上明確です。このようなことが、もし民事裁判で行われたのならば、みんなが当然だと思っておりますし、あのような発言では裁判では負けるし、もう論外としか言えない。」 |
早い話が、ホテルと個々の参加者が契約をしたと言うのは、戯言に過ぎないと法の専門家にバッサリ斬られたわけである。
大串議員が、何度にもわたって「契約とは民法上の契約のことか?」と、念を押して言質を取ったのは、こういうことだったのだ。
これに関して、泉澤弁護士の、「契約者とは契約の申し込みから履行に至るまで意思の決定をしたのは誰かという実質的な判断であり、領収書の受取人は、契約者であるか否かとはかかわりのない話である」とズバリ核心を突いていた。
また、宴会代の安すぎる価格設定に関しては、これが「寄付行為」に当たるとなる可能性は非常に大きいと、泉澤弁護士が明言。
最後の原口議員に対する二人の答えが秀逸だった。
「こんな危ない政治資金管理の方法を、なぜ安倍氏は取るのか?一政治家として理解できない議員がたくさんいる、先生方はどう見るか?」という問いに対してはこう言っていた。
小野寺弁護士「政治資金規正法の第2条2項にですね、『この基本理念として、政治団体はその責任を自覚して、その政治資金の収受に当たっては、いやしくも国民の疑惑を招くことのないように、この法律に基づいて公明正大に行われなければならない』と書いてありますが、今回の安倍首相の答弁はこの法律に全く反している。」 |
泉澤弁護士「あえて推測するなら、違法であると分かりつつやることについて、悪いという考え方がすでにないのではないか。これはあくまで推測ですけどね、空気を吸うように、ふつうにそういう活動をやっても、誰からも指摘もされなければ、誰からも違法性も問われない、私物化というよりは、要するに法的なものであるということについての認識が最初から欠如しているのではないか、という風に推測はされます。」 |
この動画を見た視聴者等の反応は以下の通り。
「この追及本部のヒヤリングも、32回目で、いよいよ問題の一つの「核心」に迫ってきました。
ここまでの辛抱強い努力には、心から敬服します。
今回の、弁護士達も交えたヒヤリングは今後の議論にとっては実に貴重なものですね。
安倍総理も、野党の追及がこのレベルまで来ているとは知らないでしょう。
当案件は、切り口が多くて、その優先度の選択等、追及の進め方も難しいと思いますが
チームの皆さん、今後も、力を合わせて頑張って下さい。」
「募っているが、募集はしてない。
合意はしたが、契約はしてない。
法律違反はしたが、証拠はないので責任も無い
答弁はしたが、官僚の文書だ。」
「内閣府と野党じゃ話にならんから弁護士さん通してやってるとか、もうやばいですね。理路整然として良いと思います。」
「安倍後援会がホテルニューオータニと契約でなくて合意してる。
って答弁修正して、詭弁で誤魔化そうとしているが、それも契約でしょ」
ところで、窮地に追い込まれている安倍晋三にとって、唯一の救いが「新型コロナウィルス」であり、すべてのテレビの情報番組では連日取り上げているが、それにかこつけて不倫疑惑の厚労省幹部女性をこんな風に使っていた。
【厚労省会見】クルーズ船で新たに10人陽性反応
和泉首相補佐官に同行した一昨年のインド出張で、二部屋がつながるスイートに泊まったとされる厚労省の大坪審議官。週刊文春の取材に「だからなに? そういうホテルがあるかもしれないけど私は承知してません。失礼ですよ」とご立腹。この自信はどこから…画像は先ごろ国会で答弁する大坪氏(NHKから) pic.twitter.com/LVTgPhJRY7
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) February 5, 2020
#税金で男と寝た女
— 詐欺師 (@ikeda_kozan) February 6, 2020
こいつが、税金で男と寝た女、大坪寛子厚生労働省大臣
官房審議官(52)だ。
相手は安倍晋三の犬・和泉洋人首相補佐官(66)。
よく出て来たもんだ。
この税金泥棒野郎!
男と寝る時は、自前で払え。馬鹿野郎!
10:37 https://t.co/lzDI9qFNf3 pic.twitter.com/PkEvvr77CJ
うがった見方をあえてするならば、自分の側近の和泉洋人首相補佐官との公私混同で問題となった女性幹部に、国民の耳目を集めている「新型コロナウィルス」関連情報を記者会見で発表させればマスメディアから個人的な行為の追及は避けられるとの思惑があったのであろう、とオジサンは思う。