新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「バイデン詣」のため売国奴ぶりを発揮している岸田文雄

2022年12月20日 11時50分52秒 | 岸田文雄外交

日本ゴルフ改革会議事務局長という肩書からゴルフに関してはそれなりに慧眼があるのだろうが、そうではないスポーツに関してははたして??と思われるジャーナリストの上杉隆がW杯決勝戦前にこんな記事を書いていた。
 
なぜもう帰ってきた?サッカー日本代表がW杯で優勝できないのはワケがある
 

■日本代表がワールドカップで優勝できない理由
あたかも日本が優勝し、終わったかのような騒ぎだ。帰国した監督も選手もテレビやメディアに登場し、愛想を振りまいている。マスコミに持ち上げられ、16分の1に入ったことで満足し、結果を残したとするのならば、自画自賛にもほどがある。
日本全体の幼稚な空気に呑まれるのは日本代表だけではない。セルジオ越後氏やジャーナリストが少しでも厳しいことを語れば、SNS上で袋叩きにあう。
このまん延した空気はなんなのか?
ワールドカップはまだ終わっていない。むしろベスト8、ベスト4からが本番だ。
ベスト4に入れなかったブラジル代表やドイツ代表の選手たちの一部が帰国せずにカタールに残っているのはなぜか。3位決定戦があるわけでもないのに、各国代表のコーチや選手が残っているのはなぜか?
敗戦した途端、各国代表チームの4年後の戦いは始まるのだ。本当の意味での強豪チームは、スクデットを目指すために何をすべきか知っている。4年後のライバルたちの戦いを知るために、スタジアムに足を運んでいるのはそのためだ。
すでに、4年後のワールドカップは始まっているのだ。最高の視察の好機にカタールに残っている日本人はどれだけいるだろうか?

 
この記事のタイトルにチョット興味を持ったので読み始めたのだが、最初の部分は確かにテレビメディアが積極的に監督をはじめとする代表選手らをスタジオに招き、サッカー素人の芸人MCらが「持ち上げている」場面には少々ウンザリしたのだが、彼らは決して満足しているどころか、全員が当初の目的を果たせなかったことについては惜しさと反省の気持ちを正直に話していたと思う。
 
むしろ、ドイツやスペインという強豪国に勝ちながら格下のコスタリカに敗れたことにメディアはあえて触れないという事前のお約束があったのかもしれない。
 
そもそも、4年後の戦いの準備のため決勝トーナメント1回戦で敗退しながらカタールに残るという計画がはたしてあったのイだろうか。
   
それよりも、上杉隆自身が実際にカタールで「ブラジル代表やドイツ代表の選手たちの一部」が残っているところを確認したのだろうか。
 
多くの国では4年後も全く同じメンバーで参加するということはありえないので、「4年後の戦い」のため物価の高いカタールにあえて残る必要など全くなかったと思われる。
 
昨日未明の決勝戦を最後までみていれば、こんな駄文なんかを書く必要がなかったはずである。
 
<社説>熱戦のW杯閉幕 強豪連破、日本新時代へ
 
アルゼンチン優勝で幕を閉じたサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会。決勝もPK戦にもつれ込むなど白熱した試合が多く興奮の渦が世界をのみ込んだ。
 日本は悲願の8強に進めなかったが、見守った多くの人々の胸を打ち、新時代の到来を予感させたのではないか。
 一次リーグでドイツ、スペインの歴代優勝国に次々と勝利。初出場を目前に最終予選で散った「ドーハの悲劇」から29年、日本サッカー界の原点とも言える地で確かな進化を披露し、「悲劇」を「歓喜」に変えたのだから。
 W杯に初出場した24年前、3連敗に終わったフランス大会は代表選手全員が国内組だった。今回は代表26人中、19人が海外チーム所属。日本を飛び出して活躍する世代には「世界」へのコンプレックスは過去のものだ。
 ドイツ戦でも体格差のある相手に気後れせず、堂々と渡り合った。代表のうちドイツでプレーするのは8人。その一人の浅野拓磨選手は身長190センチ超の守備選手に競り負けることなくドリブルを続け決勝ゴールをねじ込んだ。
 新たな世代の選手たちを森保一監督が対話重視の姿勢でつなぎ合わせた。スペイン戦では違和感を口にする選手の意見を聞き入れ、フォーメーションを変更して臨んだと聞く。強烈なリーダーシップやカリスマ性でチームをまとめた従来の監督像とは一線を画す。主役は選手たちと肝に銘じ、力を存分に発揮させる。新たなスタイルの指揮官の出現もまた、時代の要請のように感じる。
 W杯で戦えるようになるためにグローバル化が宿命だった日本サッカー界は、30年近くかけて世界に通用するまでになった。外側へと視線を向け、さらなる高みを見続けたからこそ、大きく成長することができたのだろう。世界という枠組みの中で生き抜く術が、その過程に詰まっている。
 中東初開催となった今回は華やかさの一方で、高額な大会費用や出稼ぎ労働者などを巡り批判も噴出。影の部分が見え隠れしたことも指摘しておかねばなるまい。

 
五輪ビジネス同様、FIFA(国際サッカー連盟)の商業主義も見え隠れしており、国際的なスポーツイベントには必ず「光と影」があることはいうまでもないことである。
 
さて、話は大きく変わるが、残念ながら「影」の部分が多すぎるのが日本の政界であろう。
 
安倍氏に習った手口か。“大軍拡”を先に『閣議決定』する岸田首相の大暴走
    
■岸田首相「防衛政策大転換」会見、あまりに酷く最悪だった中身
冒頭にお話申し上げようと思いますのは、つい先ほどまで、いや、まだやっていますか、もう終わりましたかね、6時半からでしたか、岸田総理の官邸での記者会見がありました。きょうの臨時閣議で、例の、防衛関係の3文書をかえるということで、それについて閣議決定をしたようです。
これ、内容的にはこれまで言われてきたことプラスアルファですが、基本的には戦後の防衛政策の大転換。2015年、安倍元総理が推進した例の安保法制、あれこそ、戦後防衛政策、安全保障政策の大転換そのものだったわけですが、それに勝るとも劣らない、非常に大きな変化をこれから我が国はやろうとしていることになってしまいます。
もっとも、自民党内でもかなり大きな反発を呼んでいる、とりわけ財源論のところですが、来年の統一地方選を控えて増税の話とは何事かというタッチの、いかにも議員らしい発想の批判もあるようですし、閣内でも高市さんとかね、あるいは与党内、公明党はどうだかよく分かりませんが、批判があります。
もちろん、年明けから始まる通常国会の中で、野党からのそれはそれは厳しい批判を浴びることになるでしょう。日本維新の会とか国民民主党などは基本的な反撃能力云々に関して、これ、あとでお話し申しますが、その部分については賛成のようですので、そのような批判ではないのかもしれませんが、少なくとも立憲民主党や共産党やその他の政党に関しては、戦後の憲法違反の政策だというタッチになると思います。
後でご紹介する本会議プレーバックのなかでも、もしかしたら語られているかもしれませんが、なかなか人が集まらないというね、いわゆる反対運動を組織しようとしてもなかなか人が集まらない状況になっているという。これはコロナの影響もありますけれど。そのもとで大衆的な反対運動が起こるかどうか、なんとも言えないですが、論議の内容そのものについては大変危ういというか、岸田さんという人はいったいどういう人なのだろうかという感想を今日も…。
私、クルマを運転しながら岸田さんの、例によって途切れ途切れになるような不思議なしゃべり方の会見を聞いていたのですが、ある場所で危なくブレーキを踏みそうになりましたよ。非常に、酷い会見でしたね。どういうことだったかというと、基本的に安全保障環境が大きく悪化していると。ごく一般論としては正しいと思います。中国の力による現状変更というような話とか、北朝鮮がミサイルをバンバン撃っている、しかもそのミサイルがロフテッド軌道だったり、飽和攻撃だったり、つまり防衛しづらい状況になっている。つまり日本の国の領土と国民の生命・くらし・財産、こうしたものが脅かされているのだということです。で、安全保障の考え方を変えなければいけない、そういうことだと思われます。
で、例の安全保障3文書を改訂したということで、その中のキモの部分というのは例の「反撃能力」という奴で、ちょっと前までは「敵基地攻撃能力」だったわけですが、遠くからミサイルを撃って相手のミサイル基地を叩くという話ですね。ある意味荒唐無稽と言ってもいい訳ですが、それは言い過ぎだと言われるかもしれませんが、強調されているのは、それによって攻撃を思いとどまってほしいのだと、日本を攻撃したら酷い目に遭いますよと。いわゆる「抑止論」ですね。しかし、仮にそれが発動されてしまい、相手が攻撃をしてきたときにこちらから反撃をした…で話が終わればいいですが、終わりませんよね。今のロシアとウクライナの間のことを見ても分かるとおり、どんどんエスカレートする危険さえある。力の限り戦うということでは、ロシアがそうなりつつありますね。ロシア軍は相当追い詰められた状況で、何をするか分からないところに来ているのではないかという気がします。
で、その敵基地…いきなり敵と言ってしまうのも凄い話なのですが、NHKのアナウンサーを含め、皆、躊躇無く「敵」とスッと言うのでドキッとするのですが。まあ、攻撃してきた相手だから敵になるのでしょうが、そこの基地を叩いたとして、その能力を持ったと言うことで終わらない話。結果として安全保障につながらない危険が非常に大きいのではないかと思います。単純に、軍拡の論理に入ってくるという話だと私には思えました。
で、ウクライナかどうかはまだ分からないですが、ロシア領内のウクライナを爆撃して、巡航ミサイルでウクライナの生活インフラを散々攻撃してきていますけれど、それに使った爆撃機をおそらくはウクライナ領内から飛んできた自爆型の無人機が攻撃。損害が出て、ロシア兵も3人死んだ。
それと今度の話をごっちゃにする人もいて、10ヶ月間、ロシアの一方的な侵攻、砲撃によって始まり、テレビ塔をいきなり砲撃されたりしているわけですが、10ヶ月戦い、ロシア軍に10万の死者、ウクライナ軍に8万から9万、民間人2万人の犠牲者を入れるとやはり10万人以上の方、併せて20万人以上が亡くなるか深刻な怪我を負うという状況。その戦争のまっただ中の今の局面で起きた、ウクライナ軍によると思われる攻撃、これはウクライナの自衛権の延長に位置することだというのは間違いが無いと思いま
そこに関してアメリカのブリンケン国務長官が…ハイマースで使うロケット弾の射程の問題がありましたよね。ものすごく長い射程のものもあるのに、それをウクライナに供与してしまうとロシア領内を攻撃することになり、アメリカ軍が供与した兵器によってロシアを攻撃したことになり、大変具合が悪い。それは供与しない、射程が比較的短い、といっても70キロくらいあるわけですが、そういうものを供与してきた。だから、ブリンケン長官は、「ウクライナがロシア領を攻撃するよう促してはいないし、意図もしていない」と言っている。
オースティン国防長官の方は、「ウクライナがロシアを攻撃することを阻止するかというと、それはノーだ」と。結局、アメリカはロシアと直接戦争をするということを避ける振る舞いですが、その事件。仮にウクライナ軍の攻撃だとしても、それが今ここで言われているような先制攻撃とは意味が全く違うと思いますね。そのように言いたい方もいらっしゃるようですが、私は違うと思います。
それから岸田さんの会見の中で、例の財源の話ですね。これはまた凄い話で、特に与党の議員からすると「おいおい勘弁してくれよ」と言いたい人も大勢いるようで、先ほども言いましたが、増税をやって選挙に突入というわけにはいかないだろうということだと思います。2%を実現するために、2027年度以降ですかね、結局4兆円不足すると。5年間で43兆円というのは凄い大軍拡ですが、そのうちの多くは歳出改革等でなんとかなる(本当かな?)らしいです。あと5年くらいすると足りない部分が出てきて、そのうち1兆円は増税をしなければならない。その検討をしろという指示を与党の税調に出したのが12月8日ですので、真珠湾攻撃の日だね。
(税調は)わずか1週間でまとめさせられた。増税の項目がたばこ税・法人税・復興税。復興税については税率を下げ、その分を新しい税として徴収。税率を下げられた復興税は期間を延ばすことによって必要な金額は確保するという計算らしい。
驚いたのは、官邸の取材をやっている記者さんたちが会見に出ていて、幹事社が読売新聞とかもう一社くらいあったかな。それが差し障りのない質問をしていたのですが、ジャパンタイムスの女性記者が「反撃能力は憲法違反ではないか」というタッチの質問をした。その質問に対して岸田さんの答えは、結局繰り返しだったのですが、それを言うときに、なんかちょっとしどろもどろになってしまい、もとから能弁な人ではないのですが、やっぱり言いたくなさそうでした。
それはそうでしょう。少なくとも戦後我々が選んだ道というのは、憲法9条とかどうとか言う前に、なんとしても戦争を避けようという共通了解があると思います。(今度の大軍拡は)その精神からはほど遠い話で、反撃能力、敵基地攻撃能力にせよ、容易に先制攻撃に結びつく。専守防衛とは水と油、の考え方だと思います。またそのような大転換を、安倍さんに習ったやりかたなのかもしれませんが、閣議決定でやっちゃってその後に国会に諮るということですが、いかにも乱暴な気がします。
 
 
まだまだある岸田文雄の言動が暴かれている。
     
増税は賃上げするから負担感なし?週1ペースで相次ぐ失言&高級すき焼き煽りの岸田首相に『人をイラつかせる天才』と呆れる声が噴出
 
防衛費増額のため、1兆円強の増税を強いるとしている岸田文雄首相が、記者会見で「賃上げするから負担感なし」といった趣旨の発言をしたことが、国民の怒りの火に油を注ぐ格好となっているようだ。
報道によれば、2037年までだった復興特別所得税の課税期間を最長13年も延長するという話に関し、記者から実質上の所得増税ではないかとの声があがったのだが、それに対し「これについては(経済政策として2037年までの)15年先まで経済成長と賃上げの好循環を実現し、持続可能性をしっかりと回復しなければいけない。経済全体の中で負担感を払拭できるよう、政府として努力をしていく」と説明。
“賃上げに向けて努力するから、負担感はなくなるはず”だという、そんな岸田首相による“空手形”に等しい発言に、国民からは怒りやそれを通り越した呆れの反応が渦巻いており、「先に賃上げしてから言え」といった声もあがっている状況だというのだ。
■「国民の責任」発言も事務的ミスだと責任転嫁
防衛費増額の財源のうち1兆円強を、今夏の参院選公約で明記されていなかった増税で補うと表明して以降、猛批判に晒され続けている岸田首相。
現に17・18日の週末に行われた毎日新聞の世論調査では、岸田内閣の支持率は25%と政権発足以降で最低の数字を記録。それに対してSNS上などでは「逆に25%も支持者がいるのか」という声があがっている始末である。
発足時には「所得倍増」などいったことも掲げておきながら、そちらのほうはおざなりなままで、その真逆ともいえる増税への動きは迅速ということで、大いに反感を呼んでいる岸田首相だが、それと併せて最近では、今回の件も含めた不遜かつ無神経な発言の数々でも、国民の神経を逆撫でしているといった印象。
そんな“逆撫で発言”の最たる例といえば、今回の増税に関して13日の自民党役員会で話したという「国民が自らの責任として対応すべきもの」というコメントだ。
「国民は負担を受け入れて当然なのか」「責任転嫁だ」との批判がSNS上で殺到するなか、その翌日に松野官房長官が「国民の皆さまにご協力をお願いする趣旨だった」とフォローしたものの、ネット上のみならず党内からも問題視する声が噴出。
その結果、自民党側はホームページで公開している13日の会見内容について、首相側の申し入れを受け、「国民が自らの責任として」ではなく「我々が自らの責任として」という文言に修正するという、なんとも力業な方法で事態の収拾を図ろうとしたのだ。
岸田首相はこの件に関して「事務的なミスが原因と思っている」と釈明したが、ここでも増税同様に“責任転嫁”に終始したといえそうである。
■増税に道筋を付けた直後にはすき焼きで一献
いっぽう、今回の「賃上げするから負担感なし」発言があった直後、都内ホテルで開かれた自民党内の会合に出席したという岸田首相。そこでは、すき焼きと福島産の日本酒に舌鼓を打ちながら「皆さんのおかげで年を越せそうだ」と笑顔であいさつしていたと報じられたのだが、これにも批判の声が殺到する格好に。
 

 
こちらは発言云々というよりも“呑気にすき焼きなんぞ食ってる場合じゃねー”という批判が主のようだが、確かに最近は白菜こそ安いものの、物価高の影響で牛肉はもちろんのことだが、すき焼きに欠かせないタマゴも値上がりし、庶民にとっても以前以上の高嶺の花といったメニューになってしまった。
ちなみに、岸田首相が食べたとされるすき焼きだが、 ホテルニューオータニ内の高級すき焼き店「岡半」のもののようで、恐らく1万9,800円のコースではないかとの推測もあがっている。国民が物価高で苦しむ最中、さも大増税に道筋を付けた“自分へのご褒美”と言わんばかりの“すき焼きで一献”だけに、国民の生活など1ミリも考えてないと怒りの声があがるのも同然の話だろう。

このように、ここ数日の間だけでも続々と浮上する余計な発言、さらにはムーブの数々で、国民をあたかも煽り続けている岸田首相に対して、SNS上からは「人をイラつかせる天才」との声もチラホラ。
岸田首相が、防衛費増額のための増税をここまで急いだのは、年明けに訪米の日程、いわゆる“バイデン詣で”が控えているからだというのが濃厚な線のようだが、それと引き換えに国民からの信用は、枯渇するレベルで目減りしてしまっているといったところのようだ。

 
偽らざるネット民の怨嗟の声・・・・。
 
   
  
「バイデン詣」が控えているからといって、防衛費増額のための増税をこんなに性急に決めてしまうとは、まったく国民の声を無視している」売国奴」と言われても仕方がない岸田文雄であろう、とオジサンは思う。
 

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