PCR検査を陰でコントロールしていると噂されている国立感染症研究所。
その名の通りの「研究所」なので、残念ながら国民には目が向いていない。
前身は厚労省所管の予防衛生研究所であり、「所掌事務」によると、こう書かれている。
・病原及び病因の検索並びに予防及び治療の方法の研究及び講習を行うこと。 ・予防、治療及び診断に関する生物学的製剤、抗菌性物質及びその製剤、消毒剤、殺虫剤並びに殺そ剤の生物学的検査、検定及び試験的製造並びにこれらの医薬品及び医薬部外品の生物学的検査及び検定に必要な標準品の製造を行うこと。 ・ペストワクチンその他使用されることがまれである生物学的製剤又はその製造が技術上困難な生物学的製剤の製造を行うこと。(Wikipedia) |
決して問題があるわけではないのだが、数か月前にすでに今回のCOVID-19は、「論文紹介|新型コロナウイルスが3つのタイプに分けられる【JOCV Day271】」という記事が出ていた。
その後、大量の感染者が現れ、PCR検査によって多くの患者の遺伝子情報が集まり、その分析結果を発表した。
「無症状者が気づかぬまま感染つないだ可能性 感染研分析」
「無症状などの人が感染に気づかないまま、感染を静かにつないでいた可能性があると指摘。経済活動の再開に伴い、流行が収束しきらなかった感染者群が起点となって6月下旬以降、東京だけでは収まらず「全国拡散へ発展してしまった可能性が推察された」と分析している。」 https://t.co/xJ9L62DoRj
— Hironobu SUZUKI (@HironobuSUZUKI) August 6, 2020
まあ変異が多めだろうが少なめだろうが、3月から4、5月に掛けて広まったヨーロッパ系統の株(こちらは追跡できてる)とはちょっと異なる系統、つまり検体としてほとんど採取されずにひっそりと感染を連鎖させていた株が存在し、それが6月中旬に見つかったと。https://t.co/59366eUX2m
— 彫木?環??????(安倍首相、お疲れ様でした) (@CordwainersCat) August 6, 2020
まあ、正直に言えば「感染拡大防止」には役立ってはいない。
さて、悪評の「感染拡大キャンペーン」に関しては着々とその「成果」を挙げており、すでに感染者「ゼロ」という県はなくなってしまった。
しかし、キャンペーンの音頭取りの観光庁では、こんな隠ぺい工作が行われていた。
「『GoTo』参加宿での感染者数は『公表せず『観光庁』VOVID-19」
政府の観光支援策「Go To トラベル」事業で、観光庁は5日、事業に参加する宿泊施設で新型コロナウイルスの感染者がどれくらい発生しているかの情報を公表しない方針を示した。同日開かれた国会の野党ヒアリングで明らかにした。 観光庁幹部は理由について、ホテルで感染したのか、別の場所で感染したのかなど線引きが難しく「公表することで風評被害が広がる恐れもある」と説明した。野党側は地域別ではなく全国での数字で構わないと譲歩したが、観光庁側は応じない方針だ。 そもそも観光庁は感染状況をつかみ切れていない。前日のヒアリングでは、「Go To」に参加する長野県のホテルが従業員の感染を公表したのに観光庁が把握できていなかったことが発覚。観光庁は情報把握が遅れていることを認めた上で、感染情報を集約する厚生労働省から情報提供を受ける仕組みづくりを始めたと弁明した。 また、観光庁は、7月下旬に感染が判明した福井県の6人が旅行先の沖縄で宿泊したホテルが「Go To」参加事業者だったと明らかにした。前日に野党から問い合わせを受けたが、把握できていなかった。 |
たしかに、このような情報を正直に公表されれば、明らかに政府の「愚策」を認めることになるからであろう。
やましいことがなければ堂々と公表すればいいものを、「野党から突っ込まれるような情報は徹底的に隠せ」という安倍政権の隠ぺい体質が隅々にまで及んでいるという証でもある。
その政権のトップの男は、自分の考えを口にすれば直ちに批判を浴びることが明白なので、「物言えば唇寒し」の心境から、官僚が用意した原稿の範囲内でしか物が言えなくなってしまっている。
したがって、「壊れたテープレコーダー」のように毎回同じ内容をしゃべることが続いている。
さらには、こんな指摘もある。
「安倍首相の引用データ不正確、GoToで宿泊増の沖縄「医療体制すでに逼迫」」
国会が開かれていないので、せめてイベント参加後の記者会見では思いっきり質問をぶっつけたいと思うのはメディアに携わるジャーナリストとしては当然であろう。
そんな素朴な当然な行為を政権側が制止するということは異常なのである。
安倍首相の会見で官邸職員が朝日新聞の記者の腕をつかむ - 朝日新聞社は抗議
「官邸職員、朝日新聞記者の腕つかむ 首相会見の質問制止」
「だめだよもう。終わり終わり」って会見を何だと思ってんだ。安倍は会見後11時57分広島発のJAL便に乗ったが官邸到着後の15時35分の会議までに、次の12時45分発のANA便、13時15分発のJAL便でも余裕で間に合った。今は席に余裕あるはず。案の定会見を嫌ってるだけ。#安倍やめろ https://t.co/2NT13mbzFa
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) August 6, 2020
その富永健嗣というのは官房長官会見での報道室長かと思います
— SHIN∞1?? (@shin19infinity) August 6, 2020
首相会見では違う方かと…
普段だと、長谷川榮一首相補佐官が司会をしていますが、今回は違う人がやっていた感じがします pic.twitter.com/wRdbClXav4
自社の記者が官邸職員に不当な取材妨害を受けたにも関わらず、記事の締めは「両論併記」で終わっています。自社の問題なのですから最後の部分は「…と答えた」でなく「…と嘘をついた」と書くべきだと思うのですが…。
— 大野たかし (@koredeiinoka) August 6, 2020
商業マスコミの権力への忖度ぶりは度を過ぎています。https://t.co/WecUD2cI9X pic.twitter.com/1499qROUgy
以上の記事とコメントは昨晩まで内容が中心なのだが、翌日には他紙も報道した。
「首相会見「官邸職員が記者の腕つかむ」朝日新聞社が抗議 官邸側は否定」
朝日新聞は6日の安倍首相の記者会見で、追加質問をしようとした同社の記者が首相官邸報道室の職員から右腕をつかまれたとして抗議しました。https://t.co/lzTE6gfmaj
— 毎日新聞 (@mainichi) August 6, 2020
記者の質問から逃げ回る首相。自ら立案・判断していないから、突然の質問には答えられない。7年半、ずっと「紙」を読み続けてきた。有事においても、その態度は変わらない。悲しいと言うよりも、個人的には情けなく感じるhttps://t.co/F5vgmZLlfr
— 三浦英之 「日報隠蔽」文庫化 (@miura_hideyuki) August 6, 2020
安倍首相が広島で記者会見。しかし「事前に通告した計4問に限られ、追加質問は認められないまま15分で打ち切られた」。記者席から「なぜ50日間も正式な会見を開かないのか」と声が飛んだが、応じることなく東京へ戻り午後は官邸で過ごしたという。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) August 6, 2020
納得せよという方が無理だ。https://t.co/H1Fm6u9ZiH
“記者会見”
— 但馬問屋 (@wanpakuten) August 6, 2020
安倍首相
「直ちに緊急事態宣言を出すような状況ではない」
「GoToキャンペーンを引き続き進める」
「お盆休みの帰省については自粛を求めない」
「基本的な感染防止策を徹底するよう呼びかけ」
要するに、今まで通り政府は何もしないということだな。
意味のない記者会見だよ!!?? pic.twitter.com/gsk2EGRd5r
#官邸 職員は何の権限で記者の腕を掴むのか。言語道断だが、こうなるまで好きにさせてきたマスコミも問題だ。
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 6, 2020
首相会見 官邸職員が記者の腕つかむ 朝日新聞が抗議
質問が終わった後、記者が右手を挙げ「まだ質問があります」と呼びかけたところ、職員が質問制止、右腕つかむ https://t.co/QGIYmPB9Kw
首相官邸の報道規制はとうとうこんなことをするまでになったのか。
— 真山勇一 参議院議員 (@MayamaMia) August 6, 2020
唖然としてしまう。許せない。
元報道現場にいたものとして危機さえ感じる。
首相会見 官邸職員が記者の腕つかむ 朝日新聞社が抗議 - 毎日新聞 https://t.co/qbUQYm3FA7
「代表撮影」のカメラマンであれば、もちろん記者の腕を官邸報道室の職員が掴んだ瞬間も撮っているはずなので公開すべきなのだが、そもそもこんな状況を招いたのは誰なのか?ということ。
権力と闘うのがメディアの仕事のはずなのに、平和ボケしてちょっと怠けてる間にこうなったのではないだろうか。
安倍政権がぐらつき始めている今こそ、闘ってジャーナリスト魂を蘇らせてほしい、とオジサンは思う。