昨日のフジテレビ社長の会見の余りにもの他人事のような木で鼻をくくったようなひどさに、こんな声が聞こえてきた。
「テレビ局なのにカメラを拒否するフジテレビ社長の会見って、何の冗談のつもりなんでしょうね。フジテレビの報道局がこの状況をただ黙って見過しているのも、おかしな話なんだね。
何か事件が起きれば、家にまで押しかけてカメラを向けるくせに、自分たちの不祥事には蓋をする。もはや、報道を名乗る資格なんてありません。
漏れ聞こえてくるフジテレビ社長の発言の中で、けっこう衝撃的なのが、中居正広の性加害事件を2023年6月の時点で既に知っていたってことだ。てことは、週刊誌の報道がなければ、口をつぐんだままほったらかしにしようとしていたってことになるんじゃないのか。(くろねこの短語)
「【記者会見詳細】フジテレビ社長 記者とのやり取りQ&A」
「みなと会」を結成し、女子アナ上納システムを作った、港浩一社長本人が、調査チームの座長だそうです。
— 笹原 俊 (@shun_sasahara) January 17, 2025
マフィアのボスに、マフィアの犯罪調査をやらせるようなものですね。https://t.co/FqFrzHkloz
これは衝撃、かつ極めて大問題!
— 白坂和哉|Kazuya Shirasaka (@shirasaka_k) January 17, 2025
というのも、フジテレビの港浩一社長は、中居正広氏の性加害トラブルを事件発生直後から知っていたからだ!
にもかかわらず、世間にバレないことをいいことに、中居氏をテレビに出演させていたことになる。
──これは確信犯だ!… pic.twitter.com/WxtX244EWQ
フジ問題の深刻さ。松本人志の上納も衝撃だったが、今回は中居正広のみならず①大企業で報道機関の②幹部が③女性社員を④罠にはめて⑤2020年代になっても⑥大物タレントや芸能事務所を性接待⑦PTSDなど深刻な被害も?⑧初動で「関与せず」とウソの広報⑨外圧でやっと調査へ⑩記者会見は排他的で撮影NG
— 藤井セイラ (@cobta) January 16, 2025
自らが報道機関なのに他社に報道制限求めるとはこれいかに。上層部としてはどうにか逃げ切れたつもりなのかもしれないけど、報道機関としてのフジテレビは今日終わったのかもしれないなあと。一問一答を他記事で読んだが酷いもんだった。さてこんな会見見させられたスポンサーと株主はどうするのかな https://t.co/db69IxLpf4
— ガイチ (@gaitifuji) January 17, 2025
ゴミ出しで揉める「ご近所トラブル」のような軽い扱いの有名芸能人の「女性とのトラブル・示談金9000万円」問題ではなく最近の表現では「不同意性行為」と呼ぶらしいが、その昔風に言えばあきらかな「強姦罪」であろう。
しかしこれは単なる個人的な事件ではなく、長年続いている組織的な問題らしい。
「これは『フジテレビだけ』の話なのか…中居正広の女性トラブル問題で、キー局現役アナウンサーが明かした“女子アナ上納文化”の「深すぎる闇」
■フジテレビが会見 「ウチの局もヤバイですよ。本当に中居問題を報道していいのか…。懸念している局員は大勢います」 キー局に勤める30代の男性アナウンサーはそう話す。 中居正広(52)の女性トラブルを巡り、テレビ関係者の胸中は穏やかではないようだ。 今年に入って続報を打つ「週刊文春」がフジテレビの編成部長A氏に“献上させられた”という女子アナの証言を報じると、話題は同社の日常的な“女子アナ上納文化”へと発展している。 フジテレビは17日、1月度の定例社長会見を開催。同社の港浩一社長(72)が、社内の番組打ち上げなどで行われる女性局員を伴っての会食について、「自由参加だった」との見解を示した。また、週刊誌報道にある中居のトラブルに同社の男性社員が関与していたかどうかについては、「私はなかったと信じたいと思う」とした上で、調査委員会に委ねるとした。 だが、中居問題を報じ始めたテレビ局内から聞こえてくるのは、「火の粉が降りかからないか」という心配の声だ。前出のキー局男性アナが重い口を開く。 「フジテレビの次はウチが刺される」。この懸念は、「週刊文春」が報じたテレビ局の“女子アナ上納文化”が深く関係している。 「正直、アナウンサーによる接待はどこの局でも日常的に行われていると思うんです。少なくともウチは普通にやっています。中居さんのような大物相手はもちろん、スポンサーの社長、そして中堅芸人やタレントにも、です。大抵は、プロデューサーから『今日、〇〇さんと飲むから来て』などと言われるといい、僕と同期の女性アナウンサーによると、月に数回はそうした会に参加しているそうです」 また、この男性アナは、あくまでも「参加した女子アナから聞いた話ですが」と前置きしたうえで、会について次のように明かす。 こうした会に参加した結果なのか、同局では、「あの子は飲み会で〇〇さんに気に入られたから番組が決まった」といった噂話が出回ることもあるという。 「まあ、野心のある女子アナはいいのですが、問題はそうではない子たちですよね。プロデューサーから飲み会に誘われたら断りづらいし、断った後の自分の立場を考えて渋々参加してしまうといった声もよく聞きますから…もし、彼女たちの声が報じられたら、スキャンダルはさらに拡大するでしょう」 接待に駆り出されるのは、女子アナだけに限らない。男性アナも参加を求められるという。 今年に入って続報を打つ「週刊文春」がフジテレビの編成部長A氏に“献上させられた”という女子アナの証言を報じると、話題は同社の日常的な“女子アナ上納文化”へと発展している。 また、週刊誌報道にある中居のトラブルに同社の男性社員が関与していたかどうかについては「私はなかったと信じたいと思う」とした上で、調査委員会に委ねるとした。 「女子アナはもちろんですが、年配の女性タレントが相手の際は、我々男性アナウンサーが一緒に飲むこともあります。私も以前、大御所の女性芸人を囲む会に参加して、隣に座って相手をしました。その方は日本酒を飲んでいたのでお酌をしていたのですが、酌のタイミングが悪かったという理由でもの凄く怒られて、グーで殴られたんですよ」 どう考えてもパワハラ案件だが、男性アナは「一般社会とは常識が違うのかもしれません」として、こう続ける。 ちなみに、僕が殴られた場面では、別のタレントさんがなだめてくださったおかげで、なんとか場は収まりました。でも、たかだか酌のタイミングが早いか遅いかだけで殴られた時は、タレントとアナウンサーの力関係の差を痛感しました。中居さんのトラブルも、そうした力関係の差が大きかった故に拒むことができず、起きてしまったと想像しています」 「前に大物芸人が『女子アナは顔が可愛いし口が堅いから最高だ』と話していましたが、タレントからしたら本当にそうで、素人の女性と飲むよりもはるかに安全だから、女子アナは重宝される。 普通の会社だと、男性を接待する場合、女性が接客をする夜のお店に行ったりしますが、テレビ局には容姿端麗なアナウンサーが数多く存在します。彼女たちはアナウンサーの前に会社員なので、大切なお客様との飲み会も仕事のうち。飲み会で女子アナがアテンドするといった文化ができた一番の理由はここにあります」 「一つ先輩の女性アナが『私たちは電波芸者じゃなくて、ただの芸者だ』って言っていて、そうした立場に嫌気がさす人も一定数います。ただ、彼女の言う芸者にならなければタレントにもプロデューサーにも可愛がられず、結果としてアナウンサーとして大成しない…という悪い流れがあるのは確か。そうしたことをせず、アナウンサーとしての仕事に純粋に取り組んでいる子ほど報われないんです。今回のフジの件で、業界の悪習が少しでも改善すればいいのですが」(前同) 「中居さんと仲の良いプロデューサーからの誘いで参加しました。松本人志さんも来ていて、場所はホテルの一室です。正直、芸能人の飲み会に女子アナが呼ばれた意味…みたいなことを考えざるを得ませんでした。私自身はそうした会に参加することに抵抗はありませんでしたけど、みんなが私と同じような考えではないはずです。この問題を機に、業界の文化が変わればいいなとは本当に思います」 会見で社内の番組打ち上げなどで行われる女性局員を伴っての会食について、「自由参加だった」との見解を示したフジテレビの港社長。だが、今回取材に応じたテレビ局員の話では、「自由」とは名ばかりの業界独特の文化と構造の影響があった可能性は否めないのではないか。 昨年12月、タレントの中居正広(52歳)が「女性との性的トラブルで9000万円の示談金を支払った」ことが週刊誌で報じられた。1月9日には、中居はトラブルを認めた上で謝罪する声明を発表している。 奇妙なことに、この声明が発表されるまで、各局は中居の問題をほとんど報じなかった。その「舞台裏」について、日テレ関係者はこう語る。 ところが9日に発表された中居の声明には、結婚に関する記述が全くなかった。これによって、「当初の説明はウソだったのか」と局幹部たちは激怒したという。 各局に謝罪行脚をしたという中居だが、お世話になってきた人々に騒動の真実を誤魔化したことで火に油を注いだ。 |
ひと昔は「面白くなければテレビじゃない」と豪語していたフジテレビだったが、腐った経営陣のため、コネ入社が増え、まともなテレビドラマを制作できなくなってきていると噂されている。
そうなれば満足にに歌も歌えなかった3流芸能人らを使ったワイドショー的お手軽な番組作りとなりMC気取りの芸人が増え、彼らの忖度から闇の女子アナ上納文化が生まれてしまったのだろう、とオジサンは思う。