昨夜、日本代表がW杯アジア2次予選で、遠いサウジアラビアでシリア代表と戦っているころ。こんなことが起きていたらしい。
日本の平和な空を みんな見ていた
— ono hiroshi (@hiroshimilano) November 21, 2023
そろそろ寝る時間と枕にもたれて
笑ったらあかん笑ったらせつなくなるだけ
アホーミタイ 狼アラート
窓から離れてあんた言うけど
アホーミタイ 衛星が何かさえ
わからんようになったんか
嘘つき議員の 汚ねー政府やね
税金をみんな チューチューしに来るから pic.twitter.com/lVY0lJrkZ6
北朝鮮が軍事偵察衛星を発射すると予告していたのにテレ東を含むメディア総ぐるみでまるで沖縄が弾道ミサイルで狙われたみたいな騒ぎですね。これを機に沖縄の軍事要塞化を一気に進めようという政府の思惑ですかね。しかし歩調を合わせて一斉に危機を煽る日本のメディアは本当にヤバいね😑 pic.twitter.com/U076tgxA9o
— Siam Cat_036 (@SiamCat3) November 21, 2023
こんなつぶやきも聞こえてくる。
👀・Jアラートくだらない。 内閣支持率が下がると飛ぶよね。 まぁ壺経由で資金流してるから日本政府とグルなんだろって私は思ってる 👀・岸田首相、北朝鮮による発射を非難 明日のワイドショーやニュースは北朝鮮ミサイル一色。 自民党の不祥事が薄まっちまった… 👀・北朝鮮が「主張していた軍事偵察衛星」を発射 韓国軍(2023年11月21日) 衛星と言いながら落下の恐れを伝える政府ってなんだろう 衛星と言いながらミサイルっと言い続ける放送局って 結局は誰も政府もマスコミも信じられないってことか 👀・この物価高に乗じて4万円程度の端金で票稼ぎに腐心して墓穴を掘って 支持を落として苦悶する無能総理大臣の方が全国民に降り掛かる脅威ですよ。 👀・首相 北発射は「重大事態」と非難 2023年11月22日 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6482510 「支持率が最低まで落ちこんだ状況で行われる北の人工衛星打ち上げは ミサイル発射でなければならない! これは重大事態でなければならないのだ! いいかみんな、断固たる決意で支持率回復にいかすのだぞ!!」(晴 天 と ら 日 和より) |
さて、政治資金収支報告書に過少記載したことは明らかな政治資金規正法違反になり、明確な罰則規定もある。
国会でも明らかにされたのだが、あくまでも報告書を訂正したというレベルでは、空き巣が現金を盗んだが捕まり「金返せばいいんだろう」と平然としていることとなんら変わりがない。
「パーティー収入、自民5派閥が過少記載…「派閥の長」の岸田首相、「事務総長」を経験した閣僚の説明責任は」
【東京新聞より】
20231121 衆院予算委#収支報告書不記載#新藤義孝 大臣#平成研究会 としての説明責任は適切になされている
— 🌈ラナンキュラス(川上 真二) (@Lanikaikailua) November 21, 2023
閣僚として発言控える#本庄さとし 委員
では、事務総長として説明するか
大臣
我々の団体は説明責任果たしている
本庄委員
いつどこでどのように
大臣
政治団体に問い合わせいただきたい pic.twitter.com/CtQOwu3laR
自民5派閥パー券収入不記載問題。600万円の不記載で告発された平成研究会(茂木派)事務総長を務める新藤義孝経済再生相は、21日の衆院予算委で立憲・本庄議員の質問に対し「政府の立場として回答を控える」の一点張り、挙げ句半ギレ。閣僚になったら都合の悪いことは答弁しなくていいそうです pic.twitter.com/D0otglf4j7
— MOMENT powered by Nikkan gendai (@MOMENTbygendai) November 21, 2023
まさに国民から見ればこの連中の言動は「オヤオヤ?ヤレヤレ!!」といった脱力感を与えてくれるのだが、ジャーナリストの有田芳がこんな記事を書いていた。
「2024年に自民党を襲う特大スキャンダル。解散できない岸田総理の道連れで選挙大敗、ブタ箱送りも」
■年内解散総選挙を決断できず。ついに見えた岸田政権の終わりの始まり 岸田総理が年内の解散、総選挙を断念したと『朝日新聞』(1面)とNHKニュースが報じたのは、11月9日だった。 政権が驚愕したのは、毎週1人(山田太郎文科政務官、柿沢未途法務副大臣、神田憲次財務副大臣)の辞任も反映して、世論が離れているからだ。 11月13日に公表されたフジテレビと産経新聞の世論調査では、内閣支持率が27.8%(前回は35.6%)、不支持率が68.8%(前回は59.6%)だ。 もはや危険水域に入り、「春にも電撃退陣」と断定して煽るメディアまで現れている。菅義偉政権が選挙を前にして退陣したのと同じ空気が流れている。 私の実感としては、2009年夏の政権交代選挙に至る麻生政権のときのようだ。9月にリーマンショックが起き、世界経済に波乱が襲い、日本経済も先行き不透明になった。 麻生政権の支持率も低下し、いつ解散、総選挙に向かうかと、毎日のように観測情報が流れた。 私は「新党日本」公認、「民主党」推薦で東京11区(板橋)で立候補する予定で、毎日毎日地元を歩いていた。 私にとっては初めての衆議院選挙だった。参議院選挙と違って、いつ解散があるかは総理の腹次第だった。正直にいって毎日のように不安と不満が溜まっていった。「早く解散してくれ」という思いだ。 いままた多くの予定候補者の心境がわかる。勝利するか敗北するかではない。時間が延びれば勝つ条件ができていくというレベルではないのだ。 ■選挙の臨戦態勢を取っていた創価学会 岸田文雄総理は今年夏の通常国会明けに解散と総選挙を想定していた。公明党も維新との対抗でそう望んでいた。 実際に支援団体の創価学会は夏からつい最近まで選挙の臨戦態勢を取っていた。組織は北海道から沖縄まで13の方面がある。とくに兵庫に2区と8区は1996年に小選挙区制になってから、2009年の政権交代選挙での8区を除けば公明党が勝ってきた。 大阪と同じく創価学会にとっては「常勝関西」なのだ。だから公明党=創価学会は維新が候補者を立てる兵庫で浸透が進まないうちに総選挙をやってもらいたかった。 「12月10日」「12月17日」と具体的な投票日まで創価学会は想定していた。 ところが岸田首相はまったく煮え切らない。所得減税の経済対策を打ち出しても、支持率は上がらないどころか低下していった。 2000年の森喜朗政権のときには支持率が16%台にまで低下した。それでも解散、総選挙を行ったが自民党は微減で済んだ。世論調査一般と現実の投票行動は違う。あとは総理の覚悟なのだ。 岸田総理にはそれがない。野党の候補者擁立が進まず、連携が取れていないいま。挑戦無くして勝利なし。岸田総理にはこれからも厳しい道が続く。 ■2024年、自民党を襲う大スキャンダル 公明党=創価学会だけではない。来年になると自民党に大スキャンダルが襲う気配がある。 派閥パーティーで得た資金を政治資金規正法で適正に報告していないことを指摘され、東京地検に告発されている問題があるからだ。 1回のパーティで20万円を超える購入者を収支報告書に記載することは義務付けられている。2018年から21年では5派閥で約4,000万円が記載されていなかったことが明らかになったのだ。 清和政策研究会(安倍派)約1,900万円、志帥会(二階派)約950万円、平成研(茂木派)約600万円、宏池会(岸田派)約200万円。パーティ券を購入した団体が収支報告書に記載しているのに、買ってもらった団体が記載していないのだ。 昨年12月に薗浦健太郎議員(当時)が、政治資金の過少記載で略式起訴され、公民権停止となったように、悪質なケースは立件される。 この疑惑を知った岸田総理は年内解散に進まないと来年は危険だと判断した時期があった。しかし解散を断念した。 来年9月の総裁選までに総選挙に打って出ることを総理なら考える。1月の通常国会冒頭は難しい。6月の会期末なら東京都知事選と重なる。そうすると予算成立の3月末が想定される。そこで覚悟できないならば、岸田退陣の動きは加速する。 |
最近、岸田文雄という人間は一体何を考え、何をしたいのかという声が多方面から聞こえてくる。
ことの良し悪しは別として、学力も常識も希薄な岸信介の孫の安倍晋三は、明確に「自分の内閣で憲法改正を」と言い続け、できもしない「アベノミクス」も成果がないことを追求されると「まだ道半ば」といいながら「アホノミクス」と揶揄されながらも最後(死ぬまで?)しがみ付いていた。
オジサンの「つぶやき」でも安倍晋三の批判記事が最も多く、ブログへの訪問者も多かった。
しかしながら岸田文雄は「首尾一貫」していないことにかけてはあまりにも柔軟しすぎると揶揄されてしまう。
そんな空気を見事にこの御仁は表現していた。
「第285回:ふにゃふにゃの人(鈴木耕)」
岸田文雄という人 ぼくには「岸田文雄」という人物像が、どうしてもうまく結べない。というより、まるででふにゃふにゃな空気人形を掴もうとしているみたいで、まったく手応えがない。まあ、空気であれば、掴めるわけもないのだが。 まず、言うことに一貫性がない。 首相就任直後には「新しい資本主義を目指す」と言って、なにか新政策をぶち上げるのかと期待させたのだが、それもふにゃふにゃ。だいたい「分配なくして成長なし」と意気軒高だったのが、財界周辺から不評だったとみえて、いつの間にか「成長なくして分配なし」と、順序が逆転してしまっていた。 つまり、まず賃上げを最初に行なって、それによって景気をよくして成長につなげる、というはずだったのが、日銀との経済政策すり合わせ等によって景気回復させ、その後で賃金上昇を図るという順序になってしまったのだ。明らかに、賃上げを渋る財界の圧力によるものだったろう。 根本的な経済政策を、こんなに簡単に引っくり返してしまうのだから、あとは推して知るべし。岸田氏に知恵をつけていたのが、木原誠二官房副長官であったのは周知のことだ。それが例の一件で官邸から去って、“浅知恵”をつける人物さえいなくなった。となれば、後は行き当たりばったり、何が何だか分からなくなる。 ことに問題なのは、考えなしに政策を乱発することだ。 まず、最初に「防衛費43兆円」をぶち上げてしまったことから躓いた。むろん、党内極右派の安倍派への目配りから発したことだろうが、これが実質的に岸田首相の手足を縛る結果となった。 こんな莫大な金を絞り出すには「増税」しかない。要するに、岸田内閣は誰が見ても「増税内閣」だ。それを捻出するために、社会保障費の縮小、医療保険料や介護保険料の値上げなどが目白押し。消費増税すら検討された。 そこで誰言うともなく付いたあだ名が「増税メガネ」。これはかなり効き目があった。いつの間にかそれが「増税クソメガネ」にまで格上げ(?)され、岸田首相は大いに気にし始めた。周りの者たちに、しきりに「アレをなんとかしろ」と怒鳴りまくっていたらしい。だが、それは自分が蒔いた種、どうしようもない。 「減税」の後の「増税」 そこで、急遽言い出したのが「減税」である。 しかし、これも訳が分からない。来年6月までに法改正をして、ひとりあたり4万円の定額減税し、さらに低所得層には7万円と現在支給中の3万円を合わせて10万円を支給するというのだ。さあどうだ、これで「減税メガネ」に変わるだろうという目論見だったのだが、これが余計に批判に火をつけた。「そんなら何も法改正しなくても、定額給付すればいいだけじゃないか。そうすれば来年6月まで待つ必要もない」というわけだ。まったくの正論である。 ではなぜ法改正までして「減税」にこだわるのか。それは、選挙対策で「減税の岸田」のイメージを有権者に植え付けようという魂胆だったのだ。ところがあまりにミエミエなのがバレてしまった。どうせその「減税」をした後で、防衛費43兆円についての「増税」が待ち構えているのだから、有権者だってそう簡単には騙されない。 そのくらい、分からないかなあ…と、ぼくでさえ思ってしまう。ぼくにも分かることが、一国のリーダーであるはずの岸田氏に分からないのだから悲劇的だ、いや、絶望的だ。岸田氏のかけているメガネは曇りっぱなしで、まるで世間が見えないらしい。キャッチフレーズだった「聞く耳」なんか、どこへ行ってしまったのか。 就任直後にこれ見よがしに持ち出していた「岸田ノート」には、いったい何が書かれているのか。実際は白紙のまんまか。いや、「こんなメガネが欲しいなあ」というメガネのイメージ画のスケッチばかりだったりして。 ところで、毎年年末恒例の「流行語大賞」に、なぜか「増税メガネ」がノミネートされていない。へえ、「忖度」ってまだ健在なんだな、と妙に感心した。 薄っぺら 言葉ばっかりが先行する政治スタイルも不評に輪をかける。 「異次元の少子化対策」などというフレーズもたびたび口にするけれど、具体的な政策はまったく出てこない。それどころか、鳴り物入りで任命した加藤鮎子こども政策担当相は、就任早々、母親がらみの政治資金スキャンダルでほとんど仕事になっていない。「こども担当」どころか「自分担当」もできない状態では、とても大臣など務まるまい。 そういえば「女性ならではの感性で閣僚の仕事を…」などと、まるで女性はお添え物みたいな発言で物議を醸した岸田首相だが、この言葉もまったく薄っぺらだった。内閣改造で5人の女性閣僚を任命して鼻高々だった岸田氏だが、「何が女性ならではの感性だよ」と一斉批判を浴びたのが、次に任命した副大臣と政務官54人にひとりも女性が含まれていなかったからだった。 これだって「女性ゼロ」が批判されることなど、誰にでも分かりそうなものなのだが、岸田首相にはそれが理解できなかったようだ。 なんでこの人は、次々に批判されるようなことばかりやるのだろうと、ぼくは首をかしげる。この人、どうにも理解できない。 しかも、任命した人たちが次々にスキャンダル。おい、もう少し人間を見極めてから登用しなよ、と陰ながら気の毒になるほどだ。 まず、山田太郎文科政務官が女性スキャンダルで辞任。 続いて柿沢未途法務副大臣が木村弥生江東区長に選挙法違反のネット広告を指示したことが発覚して辞任。しかもその件を直属の上司の小泉龍司法務相が、本人が辞任するまで知らなかったというお粗末ぶり。 ♪悪事は続くよ どこまでも~♪ というわけで、お次は神田憲次財務副大臣のお出まし。この人、税理士の資格を持っているにもかかわらず、税金滞納で4回も所有ビルを差し押さえられたと週刊文春が報じた。本人も認めざるを得ない事実。 だいたい税の元締めの財務副大臣なんだぜ、この人。本人は「辞めるつもりはない」と頑張っているが、岸田首相はなぜかずばりと断を下せない。ふにゃふにゃの人。 「さっさと辞めさせるべきなのに、どうしようもねえなあ」と党内からも批判の声。いったい岸田文雄って人、何を考えているのかさっぱり分からん。いや、首相の地位にしがみつくこと以外は、何も考えていない、というのが本当のところか。 やっと13日に、神田氏が「辞表提出」で、とんずら。これも、岸田首相により「罷免」ではなく、辞表提出でケリというお粗末。自分で任命したヤツを、自分でクビにすることもできない。ふにゃふにゃの2乗…。 さらに、あの杉田水脈(コイツには敬称をつける気にならない)が何度もやらかす。法務局から繰り返し「人権侵犯」を指摘されながら、ツイッター(x)で「法務局の認定には罰則などない」「私は差別主義者と闘っている」「在日特権は存在する」などと繰り返し発言。だが岸田首相は、こんなヤツを野放しにしたまま何もできない。ふにゃふにゃの3乗4乗5乗……。 なんでいま給与増額? それでも国民の気持ちを逆撫でするアホさは失わない。そこだけは立派なもんだ。 首相らの給与を引き上げる「国家公務員特別職の給与改正案」を10日、衆院内閣委員会で可決してしまった。 この法案改定で、首相は46万円、閣僚は32万円の増額となる。国民が相次ぐ値上げと実質賃金の目減りに苦しんでいる最中に、自分らはお手盛りで給与を上げる。非難殺到は当然だろう。なんでそんなことが分からない? あまりの炎上に、松野官房長官は記者会見で「首相らは給与の増額分すべてを国庫に返納する」と釈明した。それなら最初からそんな法案を通さなければいいじゃないか、と思うのが普通の感覚だが、どうやら彼らの考えは違うらしい。 ともかく、なんでこんな国民の気持ちを無視したことばかりやるのか、ぼくにはどうしてもそんな岸田首相の気持ちが分からないのだ。もし、彼に当たり前の感情というものがあれば、の話だけれど…。 そこへ来て「維新万博」がひどいことになっている。「万博中止」の声が日に日に高まっている。メキシコなど5カ国がすでに「万博不参加」を決めている。これからますます不参加国は増えるのではないかと予想される。 ところが岸田首相は「国を挙げて万博成功のために全力を尽くす」と言ってはばからない。予算がほぼ2倍に膨らんでも意に介する気配もない。増税が迫っている中で、またしても2350億円(そんなもので済むはずがない)という巨額な金が注ぎ込まれるアホ万博を、なぜ止めようとしないのか。これは、維新に恩を売るためだという説が有力だ。すり寄ってくる改憲政党に少しは蜜を吸わせておこうということらしい。 国会で、350億円もかかるという円形木造構造物の正当性を問われた自見英子万博担当相は「夏の酷暑を避けるための大屋根として必要で妥当なもの」と答えて失笑を買った。万博が終われば壊してしまう「日除け」に350億円? ええ加減にせえ、と大阪人だって言いたくなるのではないか。 ふにゃふにゃ外交 国内問題だけならまだしも、国際的にも日本外交への疑問はかなり高まっている。 ガザへのイスラエル軍の侵攻は、いつの間にか本格的な地上戦に発展した。ガザ住民に凄まじい数の死亡者が出ている。 ガザ地区の2つの大きな病院は、イスラエル軍の激しい攻撃で機能停止。保育器も燃料不足で使用できず、未熟児たちが次々に亡くなっている。イスラエルがいくら「病院地下にはハマスの司令部がある」と言い立てても、だからと言って子どもを死に追いやるリクツにはなるまい。微かに漏れてくる子どもたちや負傷者の惨状の写真や動画を見て心を動かされない者がいるとすれば、その人らには「ひとでなし」という言葉が相応しい。 国連のグテレス事務総長が、顔を真っ赤にして「ガザは子どもたちの墓場になった」と、イスラエルの無差別爆撃を非難している。しかし日本はいまだに「ハマスのテロを非難する」を主眼に置いた発言に終始している。 なぜ、即時停戦を訴えないのか。 国連では安保理事会がほとんど機能停止に陥っているが、それでも国連総会は10月26日に「人道的停戦を求める決議」を賛成121カ国の多数で採択した。ところが日本は棄権に回ったのだ。それには、世界各国から失望の声が漏れた。 日本はこれまで、パレスチナとも良好な関係を保ってきた。アメリカのイスラエル一辺倒にそれほど引きずられることなく、独自の姿勢を保ってきた。それはアラブ諸国からの石油輸入が裏にあったからではあったが、それなりの評価を受けてきたのだ。だがそれも、このふにゃふにゃ外交で大暴落。 各国では「パレスチナ連帯」の大デモが繰り返されている。イスラエルによる病院や学校への爆撃が連日報じられ、ことに子どもの死者数が4000人を超えるという状況になってきて、デモの高まりは激しさを増している。ロンドンでは11日、30万人を超える大デモがあった。英労働党は、イスラエルを支持するスターマー党首に対して反対の声が強く、党分裂の危機さえささやかれている。 そんな世界状況の中で、ぼ~んやりの岸田首相はなんの具体的な動きも見せず、年内の解散総選挙は諦めました…なんて頭の中はからっ風。 ぼくには、この岸田さんという人がよく理解できないのです。 このところ、地方選挙では市長選で自民推薦候補の敗戦が目立ち、地方議会選挙でも自民党の退潮が著しい。 永田町ではとうとう、岸田降ろしの風が吹き始め、次の総裁候補は誰かと騒がしくなってきた。「アホ万博」の大失敗が目に見え始めて、維新の勢いにも陰りが見え、最近の調査では維新支持率もじり貧である。 こんな時こそチャンス到来、野党が勢いづかなければならないのに、立憲泉健太代表は、連合芳野友子会長に首根っこを押えられてものも言えない。 ぼくには、この泉さんという人もよく理解できないのです。 |
自分の頭で考えられない岸田文雄は、最初は国民の受け狙いをしたが、財界からの批判によりあっさりと方針変更し、米国のバイデン大統領から要求され莫大な防衛費をぶち上げ、それが不評になり、今度は財源もない状態で減税するという、まさにタイトルのようなつかみどころがない「ふにゃふにゃの人」なのだろう、とオジサンも思う。