新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

立憲民主党が国民のハートを動かすには何が必要なのか?

2024年09月05日 12時03分52秒 | 衆院選挙

自民党総裁選挙は各出馬予定者が日替わりで出馬表明会見やら政策発表やらでメディアを集めているが、それぞれ、大した話をするわけではない。あと数週間で日本の首相になろうという覚悟も緊張感もなく、簡単なスローガンをまとめたようなペーパーを配り、10分ほど所信を語り、質問を受け付ける。満を持して首相になるための階段を上がったという張りつめたものがどこにもない。
 
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それでは、人気だけが先行しているこの輩はどうなのか。
 
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■誰に操られるのか。小泉進次郎という着ぐるみの中身
7月の東京都知事選は、過去最多の56人もの候補者が林立して注目を集めたことで、投票率は前回の55%から5ポイント上昇して60%に達しました。しかし、それでも有権者の10人に4人は投票へ行かなかったわけで、結果的には日本人の政治への無関心ぶりを再確認することとなってしまいました。しかし現在、日本のメディアは、連日のようにアメリカの大統領選や自民党の総裁選を報じまくっていて、SNSなどでもこの2つの選挙に関する話題が踊っています。
日本人の約半数は、自分に投票権のある選挙には無関心なくせに、どうして自分に投票権のない選挙には興味津々なのでしょうか?あたしには理解できない感覚ですが、テレビのワイドショーは視聴率のために、この2つの選挙を面白おかしく取り上げ続けています。挙句の果てには、自民党の総裁選に出馬を宣言した議員の顔写真を並べたパネルを作り、街頭で人気投票まで始める始末。そして、まだ正式に出馬会見もしていない小泉進次郎が、街頭アンケートで1位になったと報じました。
こんなアンケートに何の意味があるのか?…という疑問よりも、あたしは小泉進次郎に投票したおばさんの「爽やかなイメージだから」という選択理由を聞いて、座っていたイスから崩れ落ちそうになるほど脱力してしまいました。小泉進次郎と言えば、2019年の「COP25」で石炭火力発電からの脱却を示せない能天気な演説をして世界からボロクソに批判され、国際環境NGOから「温暖化対策に後ろ向きな国」として不名誉な「化石賞」を贈られたことを始めとして、何ひとつ国民のための仕事などして来ていません。それなのに世の中の人たちは「見た目」を重視って、もう溜息しか出ません。
そこで今回は、8月27日(火)の文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ』で、隔週レギュラーの政治学者、中島岳志さんが語った「小泉進次郎という政治家を分析する」というタイトルのラジオコラムを文字起こししました。意味不明なポエムをつぶやくだけで、イマイチ何を考えているのか分からない小泉進次郎という世襲バカボンについて、すべて本人の過去の発言からその人物像を可視化した秀逸な内容です。以下、ぜひ最後のオチまでお読みください。
中島さん「世論調査では総理大臣になってほしい人ということで石破茂さんと1位を争ってる小泉進次郎さんですが、僕は5年くらい前に『自民党 価値とリスクのマトリクス』という本を書きました。自民党の総理になりそうな政治家9人を取り上げて、それぞれの過去の発言などを分析して、この人はこういうビジョンで政治家をやっているんだということ書いた本です。その中で小泉進次郎さんのことも分析したのですが、この人は本などまとまったものを書いていないので、分析が難しかった。
そこで、過去のいろんな発言を繋げて行って、どういう考え方なのかを探って行きました」
■「上の議員の言いなりになる」という行動原理
中島さん 「彼を分析する上でかなり重要なのが、彼の生い立ちというか、学校生活なんですね。彼は小学校から大学まで関東学院というところに行っていたんですが、中学と高校が野球部なんですね。で、ここで徹底した上下関係というものを学んだんだと言うんです。先輩が言ったことは間違っていても絶対に『はい』だったと。先輩から頼まれたことは絶対に断わらないと。こういう社会だったと言うんですね」
中島さん 「じゃあ、そういう社会が嫌で政治家になったのかと言うと、違うんですよ。この経験とか行動原理が政治家になっても生かされていると言うんですね。『え?』と思いながら私はそのインタビュー記事を読んだんですが、彼はこういうふうに言っているんですね。
『たとえそれが理不尽な要求であろうと、あの上下関係の中で耐え抜いて来たというか、あの上下関係を学んで来たということは、私は政治の世界にまだ半年ちょっとですけど、体育会系で生きていなかったら、いろんな悩み、また理不尽な感じに対して、もっとストレスを感じていたことが多かっただろうと思います』と。体育会系の上下関係が自分を鍛えてくれて良かったと言ってるんですね」
小島慶子さん 「いわゆるそうしたシゴキだとか、先輩が絶対だという風土は、軍隊からの流れがあるものだと言われてますよね」
中島さん 「そうですね。ですから彼は上の議員から言われたこと、お世話になっている人から言われたことは、ちょっと違うなと思っても『はい』、これが自分の行動原理だと言っているんですね。もしもこういう人が総理大臣になって人の上に立った場合、一体どうなるのかな?と考えてしまいます」
小島さん 「下に対してそれを求めたりね」
中島さん 「そうですね。そしてさらに、自分を支えてくれる人の言いなりにもなる、ということですよね。それからもう1つは、彼は大学を出たあとにアメリカに行って、コロンビア大学の大学院に行って、ここでジェラルド・カーティスさんという日本政治の専門家の方につくんですけど…」
小島さん 「日本のメディアにも良く出られてた方ですよね」
中島さん 「はい、日本でもお馴染みの方です。進次郎さんは3年間留学したんですけど、3年目にCSISという組織、戦略国際問題研究所というんですけど、ワシントンにあって、アメリカの陸海軍の直系のシンクタンクなんですね。ここにジャパンハンドラーと呼ばれる日米関係を動かしている人たち、たとえばアーミテージやマイケル・グリーンなど、日本との外交を牛耳っている、その大元になってる人たちがいるところなんですね。進次郎さんはここに1年間入るんですよ。
そして徹底的にジャパンハンドラー、アメリカで日本を動かしている人たちのもとで、いろいろと修行するんです。ですから、その後の彼の政治的スタンスというのは、完全に親米なんです。アメリカの言いなり。ここは石破茂さんとかなり違う点ですよね」

小島さん 「コロンビア大学のジェラルド・カーティスさんという人も、自民党の重鎮と呼ばれる人たちと、かなり深い親交があった人ですよね」
■小泉純一郎や菅義偉と非常によく似た主張
中島さん 「そうですね、まあ、そういう人脈もあって進次郎さんはコロンビア大学へ行ったのかもしれませんが、それが彼の土台でした。で、彼が最初に当選したのは2009年、民主党政権になり、自民党にものすごい逆風が吹いていた、そういう選挙で、確か自民党の初当選は4人しかいなかったんですが、彼はそのうちの1人なんです。最初の彼の政治家としてのスタートは野党だったんです。
そのため、民主党に対して『俺は違うぞ』ということを強調する姿勢が土台にあって、だから民主党政権がセイフティーネットを分厚くしましょうと、再配分を分厚くして社会的にみんなを大切にして行くという政策を進めた時に、『それは違う!自助こそが大切だ!』と明言したんです。自己努力、自己責任というものがとにかく重要なんだと、まずは自助なんだと、それでダメだったら民間と一緒に共助をやると、それでも無理な最終的な手段が公助であると、だから民主党は甘いと、こういうふうに彼は言っているんです」
中島さん 「この考え方はお父さんと非常に良く似ているし、彼のバックにいると見られている菅義偉さんとも非常に良く似てますね。菅さんもはっきりと公助よりも自助や共助なんだと言っていた人ですからね」
小島さん 「確か菅さんて総理大臣になった時に、家族のことを聞かれて『自分には息子が2人いるが運動部で鍛えてもらって良かった』と発言したのを覚えてます。その辺りの価値観が良く似てますね」
中島さん 「似てますね。同じ神奈川県選出ということで、この2人は非常に強い繋がりを持ってますが、進次郎さんは『とにかく日本は死に物狂いで頑張らなければいけない』と、『ほどほどの努力ではほどほどの幸せも掴めない』と、当時言ってるんです。『とにかくがむしゃらに頑張らなくてはいけないんだ』と。何かこれは、ここまで自分が努力して来て掴んだ地位みたいなものに対する自負心みたいなものが現われた言葉だと思います」
小島さん 「でも進次郎さんて『That’s 二世』じゃないですか?二世どころか三世ですよね?」
中島さん 「なのでそれを他の人にも投影するというところが、政治家としてのスタンスにあるんですね。彼が政治の中心的なところに入って来たのが2015年ぐらいからなんですけど、初めは自民党の農林部会の会長になったんです。当時、安倍内閣はTPPの問題を抱えていて、このTPPと農業はバッティングするわけですが、そこで安倍さんは進次郎さんを日本の農家向けの顔として立てたんです。
進次郎さんは一貫してTPP賛成でしたが、これはやはりアメリカのジャパンハンドラーとの繋がりもありますし、新自由主義的な自由貿易の方向へググッと傾斜したんです。進次郎さんは『日本の農家は甘えている』と、『競争原理こそがとにかく重要なんだ』と、『強い農業を目指せ』と、農業の構造改革を唱えたんですね。『とにかく儲かる農業をやらなくてはいけない』と、『アグリカルチャーではなくアグリビジネスだ』と」
中島さん 「企業がどんどん農業に参入して、日本の農業を大きく変えて行かないといけない。進次郎さんは『攻めの農業』を提案したんですけど、これはほとんど成果をあげられなかった。さらにその後、社会保障の問題に手をつけて行って、彼は『子ども保険』を導入するべきだと。彼は若い世代の代表のように見られていたので『子育て世代は支援しなきゃいけない』と言ったんですけど『そのためには増税が必要だ』と。さらに『年配の人たちに負担を求めましょう』と言ったんですね。
『負担は現役世代』というそれまでの考え方を変えて、もっと年上でも働ける人はどんどん負担してくださいと、財政再建が必要なのでそれは増税で補う、これが彼の考えなので、財務省にとってはすごく嬉しい話ですね。税金を上げましょうと言ってくれるのですから」
■アンケートで石破茂を選んだ人が知らない過去の物騒な発言
中島さん 「一方、価値観の問題については、ちょっと良く分からないんですね。歴史認識の問題とか、選択的夫婦別姓をどう考えるのかとか、こうした問題に関してはあまり積極的ではなくて、ここもお父さんと良く似てるところです。ですから、お父さんの純一郎さんと政治家のタイプとしては良く似てますし、彼がすごくお世話になっている菅義偉さんとも、非常に良く似ている。
だから、彼がもしも総理大臣になったりした場合には、そのバックに菅さんがいるわけですけど、進次郎さんは上下関係が大切だと言ってますから、菅さんから注入されると言うか、菅さんに小泉進次郎という着ぐるみを着せたような内閣になってしまうんじゃないかなと思ってます」
…というわけで、今回、中島岳志さんが伝えてくださった小泉進次郎の過去の発言の数々は、多くの国民が知らなかったことじゃないでしょうか。少なくとも街角アンケートで「爽やかなイメージだから」などと言っていたおばさんを始め、小泉進次郎を選んだ人たちはまったく知らなかったと思います。そして、街角アンケートで石破茂を選んだ人たちは、以下の石破茂の過去の発言など、まったく知らないのでしょう。
石破茂 「アメリカの若者は世界の戦地で血を流しているのに、日本の若者は血を流さなくて良いのか?」
石破茂 「日本は絶対に脱原発してはいけない。原発があれば『いつでも核兵器を開発できる』という意味で敵対国への抑止力になるからだ」
石破茂 「秘密保護法に反対するデモはテロと同じだ」
はぁ~、街角アンケートの1位と2位がこのアリサマですから、日本は引き続きお先真っ暗ですね…。


 
お先真っ暗の日本の野党の声も無視はできない。
 
小泉進次郎は脅威だが、すぐ『ボロが出る』…立憲民主党「ミスター年金」長妻昭が、自民党総裁選を語る
 
9月に自民党総裁選が迫っている。

林芳正内閣官房長官や茂木敏充自由民主党幹事長、「コバホーク」と呼ばれる小林鷹之元経済安全保障大臣などが名乗りを上げ、群雄割拠の様相を呈している。その中でも、小泉進次郎氏の優勢が報じられるなど、注目度も高い。
まるで小泉進次郎氏が「勝ち確」のようにもてはやされる自民党総裁選に対して、野党第一党である立憲民主党でも、同時期に代表選が行われようとしている。旧民主党政権では厚生労働大臣を務め、「ミスター年金」と呼ばれた立憲民主党の長妻昭政調会長いわく、代表選は次の首相を決めるための「準決勝」だという。
その言葉の真意や、自民党総裁選についての考えなどを聞くべく、インタビューを行った。
■小泉進次郎氏は「脅威」
――自民党総裁選では、小泉進次郎氏の優勢が報じられています。
あれは脅威ですよね。どうしてもお父さん(小泉純一郎)の小泉劇場を思い出してしまいますから。私もあの時(2005年、第44回衆議院議員選挙)は小選挙区では落選し、比例でギリギリ当選した記憶があるので、「小泉劇場第2幕」を警戒していかないといけないと思います。
ただ、本当に2匹目のドジョウがあるかどうか。もし小泉(進次郎)さんが自民党総裁、ひいては首相になったら、おそらく予算委員会を開かず、すぐに解散すると思います。また、テレビ討論会にもあまり出ないのではないかな。一人で喋っている分にはボロが出ないですからね。
■蓮舫氏が「都知事選3位」の要因
――都知事選では蓮舫氏が3位という結果になり、代表選への影響も少なからず出ていると思います。小池百合子氏、石丸伸二氏に及ばなかった要因はなんでしょうか。
一番大きいのは、やはり争点化ができなかったことです。我々もいくつかの争点を問題提起をしましたが、あの都知事選を振り返っていただくと、多くの都民の方々にとって「都知事選はここがポイントだよね」ということがなかった。
蓮舫さんが都知事になっていたら代表選についてのコメントもしていたでしょうし、全く異なる状況になっていたでしょうね。
■代表選挙は次の首相を決める「準決勝」
――立憲民主党代表選では、注目される人物があまり出ていません。自民党総裁選では、小林鷹之氏や小泉進次郎氏などがメディアでもかなり取り沙汰されていますが、その差はどこにあるとお考えでしょうか。
まず分母が少ないことです。人数が自民党の3分の1以下で、人材はいますけれどもなかなか層が厚くはありません。推薦人20人のハードルは高いと言われていますが、前回の代表選挙は女性を含めて4人出ていて、その中の大半が初めての出馬でした。今回は、初めて出る方が一人しかいないのは少し残念ですが、吉田はるみさんをはじめとして、優秀な人たちが手を挙げているので、楽しみですね。
――長妻さんご自身としては、いま名前が挙がった吉田はるみ氏を推薦するお考えはありますか。
いま誰を応援しているかは明かせませんが、党内では1期生などは盛り上がっていますし、推薦人もかなり集まっているのではないかと思いますね。そういうふうに、新しい人への待望論はあります。
一方で、今回の代表選挙は次の首相候補を決める「準決勝」だと思っています。「決勝」に当たる衆議院議員選挙がおそらく11月の3日前後ではないかと思っておりまして、ある意味では、今回の代表選は次の首相候補を決める選挙でもあると見ているんですね。
立憲民主党は政権交代を目指しているので、次の代表は本当に首相になると考えています。もちろんフレッシュさは重要ですけれど、日本をガバナンスできるかが問われてもいます。今度は、我々は絶対に失敗はできないですから。
例えば、新しい首相が3ヵ月で「できませんでした」となったら、日本は永久に政権交代ができなくなります。そのため、「安定的に首相が務まる」という要素も必要だと考えています。当選回数が少なく、一度も大臣や閣僚、党の役職の経験をしていない場合、それで総理大臣という一国を束ねる仕事をすることはなかなか難しいのではないかと見ている人が多いのではないかと思いますね。
――それでは、次の代表にもとめられることは経験値や安定感だと。
もちろんフレッシュさも重要ですが、国民の皆様の立場から見れば実質的にやってくれないと困るわけです。誰であろうが、ちゃんといい政治をして社会をよくしてくれる人であればいいのではないかと思います。
■政権交代の勝算はある
――政権交代のためには、何が必要だと思われますか。また、勝算はどの程度だとお考えでしょうか。
勝算はかなりあると思っています。政権交代を実現するためには、政策や目指す社会像を分かりやすく、キャッチーな言葉で訴えることが一つ。
また、私は人間は「脳みそ・ハート・腹」の三層構造になっていると思っています。脳みそだけではなくてハートを動かすことが大事。腹落ちさせるのはなかなか難しいですが、せめて国民の皆様のハートを動かすことができれば、熱を持って応援してくださいます。
そして、前の民主党政権のときの教訓を我々は胸に刻んでいます、ということをちゃんとアナウンスして安心感を持ってもらう。
この三つが揃ったときに、勝負ができると思います。過去10年調べると、先進7か国で日本以外では全部政権交代をしているんです。ところが、日本では自民党独擅場の政治になっている。アベノミクスの失敗や統一教会の問題など、自民党政権の問題点が明らかになった今、機は熟していると思います。
■自民党総裁選は「意味がない」
――岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明しました。
岸田さんは、不出馬を前から考えていたというようなことを仰いましたけれど、私としては、「どう考えても次は受からないので、早めに撤退してキングメーカーになろう」という趣旨だと思います。だから、そんなに褒められたことではない。
今回の裏金の問題でも、岸田さんにチャンスはたくさんあったと思います。自民党の危機だから裏金議員は公認しない、使い道を言わない人には税金を使わせない、などと言えば大変な人気になっていたでしょう。
総裁選の候補者でも、そのようなことを言った人は誰もいません。そういう意味では、何をかいわんやの自民党総裁選だと思います。自民党の表紙を変えても体質が変わらないと意味がない。
――今後、政治家として何が重要になってくると思われますか。
今、ネットが非常に存在感を持っているときに、我々政治家は特に「自分が考えていることは、本心から考えていることなのか」と点検する必要があります。エゴサーチというんですか、自分の名前を検索していくと評判が分かる。SNSで人気が出るからこの政策を打ち出そうとか、そういった危険があるんです。
それが進んでいくと、「このコミュニティで人気が出るからこういう意見を言おう」と、一方の意見に凝り固まってしまう。分断社会を作らないために、本当に自分の本心から根拠に基づいて考えたことなのか精査することが重要です。


 
「党の表紙を変えても体質が変わらないと意味がない。」ということは多くの賢明な国民は見抜いている。
 
そして自民党の「表紙」だけでなく「中身」を変えるためには権力の座から引きずり降ろさなければならない。
 
「政権交代の勝算はある」のなら、立憲民主党の代表選は次の首相候補を決める「準決勝」であるのなら、そして「今度は、我々は絶対に失敗はできない」というのなら、自民党の総裁候補連中が口にできない政策を代表選で大いに議論すべきであろう、とオジサンは思う。   

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