昭和のレイシストであった石原慎太郎の死去に際しこの御仁のツイートに対するネトウヨ連中からも攻撃が凄まじかったらしい。
「社民党の大椿裕子副党首、石原慎太郎さんを『レイシズム、性差別』と批判 炎上し反論」
石原慎太郎氏が死去 89歳 東京都知事や運輸相など歴任 | 訃報 | NHKニュース
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) February 1, 2022
今後、追悼番組が放送されるだろうが、称賛で終わるのではなく、彼が撒き散らしたレイシズム、性差別、障害者差別等についても、なかったことにしないでもらいたい。 https://t.co/51UBog6IG1
頼もしいのは、誹謗中傷ツイートに対しても最大限、反論しているところである。
このようなコメントがたくさん寄せられています。石原慎太郎さんに関しては、お元気な間に、ご自身がなされた外国人、女性、障害者、性的少数者等に対する差別発言の数々について、反省の言葉や謝罪の言葉が聞きたかった、それがなかったのは非常に残念だという気持ちを持っています。 https://t.co/Omo6uxSyRg
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) February 1, 2022
こういうコメントをたくさん頂いております。著名な政治家が亡くなられた後、その政治家の人生を振り返る特集が組まれます。政治家には功罪、どちらもあるでしょう。「功」だけでなく、「罪」の部分(石原さんの場合は差別発言など)に向き合うことが、これからの政治を考える上で大事だと思います。 https://t.co/nQk86daVRE
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) February 1, 2022
すぐに「日本から出て行け」とか、「外国人の旦那の国に移住しろ」(←余計なお世話です)という発言が出る人は、自分の中のレイシズムに向き合ってください。 https://t.co/obxQS83HG7
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) February 1, 2022
都民ではないので、お目にかかる機会もなく、面と向かって言う機会はありませんでしたが、差別発言がある度に「それは差別発言だ」と声は上げてきました。 https://t.co/BPagdMhGPq
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) February 1, 2022
まだまだ低俗な偏見に満ちたツイートがあったが、一つずつ丁寧に反論していた。
もちろん、好意的なツイートも散見された。
同感です。
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) February 1, 2022
石原慎太郎さんは、橋下徹さんと共に日本維新の会の共同代表をしていたことがありました。差別を差別として指摘せず、矮小化する、その傾向は、大阪でもすっかり定着してしまいました。石原節、橋下節の名のもとに、人権を否定された人たちがどれだけいたでしょうか。 https://t.co/KQHsol5EcW
弱小野党の名も知られていない、しかも選挙で落選した女性というかなり弱い立場の者と見くびった浅はかな連中の低レベルなコメントだったのだが、こんなNHKの提灯報道に対しては、かなりまともな批判コメントがあった。
「石原慎太郎氏が死去 89歳 東京都知事や運輸相など歴任」
◆「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」」「業病のALS」といった暴言・問題発言を歯に衣着せぬ発言と表現するのは止めてほしい。
◆不謹慎だと言われようが、冥福を祈る気持ちに一切ならない訃報は久しぶりだ。こいつの発言や政治でどれだけはらわた煮え繰り返されたことか。
◆石原慎太郎・東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。
◆ヘイトスピーチのコモディティ化についてこの人ほど寄与の大きい人はなかなかいないだろう。都政も負の功績が多いし、差別をばら撒く人がこの世から一人減ったのも間違いないしなあ。
◆我欲三昧の結果、残されたのは息子の完全落選。奴の死に、イギリス人に習って祝杯をあげよう(はてブ始めてから一貫して反慎太郎な俺がお悔やみ申し上げますとかの方がおかしいし
◆五輪招致も豊洲騒動も藪の中。DNAなる血統主義、患者の詐病扱い、女性蔑視、外国人蔑視、その大言壮語は綿々とネット軍師らに引き継がれたわけだがね。
◆石原批判に「品性ガー」のマナー講師が散見されるが、口先だけでなく本質で誰より品性を否定し、否定し続けたのはレイシスト石原当人だろう。そんな自称中立の語る"品性"の薄っぺらさ。
大椿裕子に対するヘイトまがいのツイートに比べれば、正確に石原慎太郎の「罪」の深さを忘れてはいない者ならではのコメントである。
あえて言えば「死んでも決して仏になれない」石原慎太郎に贈る、「死者に対する愛の鞭」であったのだろう。
石原慎太郎ほど「大物」ではないが、その立場上の大きな権力を使って税金を私物化している筆頭は、現存している安倍晋三であることは今さら言うまでもない。
取り巻き官僚のささやきから実現した、「小さい」、「汚い」、「使えない」と最悪な製品として三拍子そろった「アベノマスク」。
本人は国民のため、当時のマスク不足の解消に役立ったと今でも思い込んでいるから始末に負えない。
その全世帯2枚配布すべきマスクがなぜか大量に残り、または返品され莫大な管理費により在庫されていた。
当初は岸田文雄は「廃棄処分」の方針であったが、そのために新たに6000万円の税金が必要との試算が明らかになり、希望者に配布することになったのだが、実際の応募件数は約37万件であり、安倍晋三が「2億8000万枚の希望があった」という希望枚数とは3桁違う。
最小単位を「100枚」としたことで積み上がった数字で、都合のいいデータを切り取るイカサマは相変わらずである。
昨年12月24日から年明け1月28日まで。岸田文雄が「今年度内廃棄」を決め、まさに「愚策」の烙印を押され、キングメーカー気取りの安倍晋三はイライラを募らせていたという。
ところが一変したのは1月27日の安倍派の会合だったらしい。
ゴキゲンで現れた安倍晋三は「皆さまにご心配をおかけしておりました、安倍政権当時に国民の皆さまに配布をいたしました布マスクでございます。通称別の名前がございますが、あえて私が言うとそこだけ切り取られますので言いませんが」と冗舌。ご満悦で2億8000万枚希望を報告すると、笑いと共に拍手が沸き起こったという話が伝わっていた。
「“費用は税金”アベノマスク配送料に10億円 廃棄なら6000万円」
厚労省のホームページ「自治体・個人・団体からの布製マスクの配布希望の申出について」にはこう記してある。
〈布製マスクの配布希望の申出 について、令和3年12月 24 日(金)から令和4年1月28 日(金)まで 受け付けたところ、合計で約37万件の申出がありました。
配布希望の枚数については、現時点でサンプル調査に基づいて推計すると、約2.8億枚以上となり、国の在庫約8,000万枚を上回る見込みであることから、売払いは実施しないこととし ます。〉
今後は1カ月程度で配布枚数などを精査し、その結果や配布方法を公表。3月上旬をメドに配送を順次開始する見込みだという。
会計検査院の報告によると、アベノマスクは調達契約に442億6338万円を要したが、その後汚れ付着や毛髪混入などの発覚による検品業務委託に7億75万円、在庫の配送・保管費用(昨年3月まで)に6億96万円を計上。
さらに在庫の「不良品率15%」を判明させた検品費用20億9000万円、処分費用6000万円、今年3月までの保管費用9億円ほどを追加したのだが、これに配送料が乗っかれば、約490億円になる。
まさに絵にかいたような「世紀の愚策」につぎ込まれた血税を思えば、過去にもこれほど酷い「総理大臣」は記憶がない。
破棄なら6000万円が、送付すると10億円程度かかるとの試算です。率直に言って送付は税金の無駄以外の何物でもなく、わざわざそんな事をする理由は、安倍元総理や自民党の対面を保つため以外には考えられません。それは余りにも残念な行政執行のあり様だと言わざるを得ませんhttps://t.co/p4CnxxowTr
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) February 2, 2022
廃棄処分する筈だったアベノマスク8千万枚は欲しい人にあげることになった。その費用は10億円と言われる。20億円かけて検査して1100万枚が不良品だったので廃棄処分にしたのではなかったのか。廃棄処分は6千万円。捨てるのは無駄と言われないためだろうが、10億円かけて送付する方が無駄ではないのか。
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) February 2, 2022
いくら、本来のマスクの用途として使いようがないモノでも、配送までしてくれてタダでくれるのであれば、取り敢えずもらっても損はない、という程度の話。それを「何億枚も申込があった」などと自慢げに話すのは、「国会で平然と嘘をつく」のと同様のメンタリティか。https://t.co/shAJ4M0nPh
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) February 2, 2022
まあいくらこんな風に批判されても安倍晋三にとっては「馬耳東風」であろう。
オジサンの知っているNPO法人が経営しているコミニュティーカフェでは、このアベノマスクの紐を外しマスク部分を「台ふき」にするという。
現実的にはこのオミクロン変異株の旋風下では、アベノマスクは全くの役立たずでむしろ危険であろう。
生きている間に、このような愚策を繰り返し「負のレガシー」を積み上げている安倍晋三は「仏」になっても、厳しい鞭を浴び続けることだろう、とオジサンは思う。