五十ウン歳のお雛様です。今年も愛でて父を偲ぶですかね。小さなお雛様ですが、父が33歳の春に(安給料から?)精一杯の気持ちを込めた寿!のお祝いの品です。真心が込められた私の大切な宝物です。青春時代の10年間をお国のために戦争に借り出され、誰も待ってなんかいない僕が生きて帰ってきた。と口癖のように言っていた父。人生は皮肉なもの、よく戦争の話もしてくれました。もちろん私はファザコンですが、父のような男性は何処にもいない・・・が実感です。まさに男女の産みの親育ての親は、小言は少なく子供の好きなように自由に生きさせてくれました。女たるものは・・・何て固いことは何も無し。「一度の人生好きに生きてこそ!」がモットーな父でした。「女の子は器量より愛想・心がべっぴんさんで無いとあかん」とよく言われました。その意味もわからないままに大きくなって、歳を重ねる内に上手に言い表わしていることに気付きました。三十路の私を手放す時の涙は今も忘れられません。「いつまでも生きてられないから・・・」ポツリと言った言葉に真実が。今も父の愛情を感じつつ熱く生きてる私です。あの世で元気にしてるかな~?cyicyikatsuko
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年一回会うお雛様、でも思い出は山盛りですね!