アイトワ・森小夜子先輩から絵葉書が届きました。ニュージーランド・バンガレーの友人宅で心と体の栄養補給中とか、3月19日~25日の松屋銀座の個展に向けてエネルギーを蓄えておられるのでしょうね。毎年新作発表されて人形にそそぐ愛情は作品が物語っています。楽しみに待たれているファンの方々に応えるのも大変なお仕事だとお察しいたします。帰られたらみんなで工房お見舞いにおじゃましたいものです。♪お誘いしますね。
今日は作品に魂を吹き込むお話です。私は中学校美術の担任・垣内先生から、小さな絵でも何でも、自分が描くこの絵に何を表現したいか?訴えたいか?メッセージをもって描くのと描かないのとでは、出来上がった時の絵の迫力が違うと教えられました。見て感じたまま表現する事の大切さ、そこから作品が生まれる事を学びました。先日、103歳で大往生された片岡珠子日本画家が、「自然と真摯に向き合い描いていれば、自然は応えてくれる。」とかおしゃっていました。芸術って媚びたり打算が入ると作品の生命力がなくなります。自分の感性を磨き自己を求め続けていけば必ず人の魂を打つ作品にたどりつくのではないかと、小夜子先輩の人形人気の秘訣と重なり考えてしまいました。何より大事なのは作家としてよりも人柄かしらとも・・・思ったりしてcyicyikatsuko