エンクロージャーを作るようになってからよく聞くのは”真空管アンプはやっぱりいい”とか、”音が柔らかい”ということです。
少し前、ボランティア仲間でHiFiマニアのESさんのお宅で真空管アンプでレコードやCDを聴かせてもらおました。
本人も気に入っている音とのことですが私が聴いてもいい音です、柔らかい音です、そして長く聞いていても疲れない音です。
アンプもスピーカーもかなり高級ということもありますが、うまい表現はできませんが素晴らしい音を聴かせてもらいました。
自分も真空管アンプがほしくなり、どうせならキットで組み立てることにしました。ネットでいろいろ探した結果、価格が安いということでラジオ少年の 6AQ5プシュプル 7W+7W ステレオアンプキット にすることにしました。
このキットは安いということもあり、同梱書類は全くなく推奨配線図があるだけです。あとはHPの製作記事を参考にするだけですが、50数年前のことを思い出し、四苦八苦しながらも楽しく配線作業の半田付けをしました。
PP回路ということもあり中継箇所も多く、途中こんがらかったこともありましたがなんとか完成。
電源を入れるときは心配しましたが一発で音が出た時は感動しました。
また、心配した真空管特有のハムもほとんどなく安心しました。
音の方ですが、少し柔らかい音かなというぐらいです。30時間はエージングした方がいいというのでしばらく待ってみたいと思います。
あとアンプの切換えスイッチを作り、トランジスターアンプと真空管アンプの違いがわかるようにしたいと思っています。