ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国で公開中の映画 <NAVER映画>の人気順位 [11月17日(木)現在] ►年内に観る予定いっぱい!たまたま猫関係の映画多し(=^・^=) ►「子猫をお願い」、見逃してた人はこの機会にぜひ!🐈

2022-11-19 23:54:11 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
▶今回の記事中で注目の韓国映画そしてその他の外国映画は、残念ながらありません。
 そこで日本で年内に公開予定の韓国及びその他の外国映画中、私ヌルボが観る予定の作品を挙げておきます。もちろん個人的な基準で選んだものなので、これを真に受けて観たら全然おもしろくなかったということも当然あろうかと思います。そんな場合も恨まないでくださいね(笑)。

[韓国映画]
「子猫をお願い 4Kリマスター版」(→公式サイト) 12月17日公開
  ポン・ジュノ監督の「吠える犬は噛まない」(2000)で注目されたペ・ドゥナがその翌年主演したこの作品は「82年生まれ、キム・ジヨン」(2019)に繋がる#MeToo映画の先駆とも言えるでしょう。監督も女性のチョン・ジェウン監督で、これがデビュー作。脚本も自身の書下ろしでした。また20世紀末までは韓国では不吉な動物と見られていた猫に対する眼差しが変わってきたのもこの時期だったようです。
「猫たちのアパートメント」(→公式サイト) 12月23日公開。
  上記のチョン・ジェウン監督が約20年後撮ったドキュメンタリーも猫の映画。ソウルの老朽化したアパート団地の再開発・移転に際して、アパートの住民たちがその敷地一帯にいた約250匹もの野良猫たちの引っ越し作業を進める話。いろんな点が日本と違う感じですが猫好き社会になってる点は同じ。

[その他の外国映画]
「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」(→公式サイト) 12月1日公開。
  猫の絵で広く知られるイギリスの画家ルイス・ウェインの人生を描いた伝記映画。主演は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」ベネディクト・カンバーバッチ
 アラ、ここまで猫の映画ばっかりになっちゃった(笑)
「グリーン・ナイト」(→公式サイト) 11月25日公開。

[特集上映]
 現役日藝生による映画祭 領土と戦争(→公式サイト) ユーロスペース 12月2~8日
  内外の名作(旧作)14作品を上映。私ヌルボ、これまで観たのはやっと半分程度かな? この際観てない作品まとめて観ちゃいますか。

  ★★★ NAVERの人気順位(11月17日(木)現在上映中映画) ★★★
    ※[記者・評論家による順位]とも①など右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。
     初公開から1年以内の作品が対象。「初登場」とは本ブログでの初登場。

     【ネチズンによる順位】

①(-) トップガン マーヴェリック(米)  9.76(42,322)
②(1) 初戦[CHOSEN](韓国)  9.47(34)
③(新) 閑山 REDUX(韓国)  9.46(37)
④(2) 映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園(日本)  9.31(1,362)
⑤(4) 劇場版呪術廻戦 0(日本)  9.24(1,710)
⑥(3) 人生は美しい(韓国)  9.24(7,659)
⑦(7) スープとイデオロギー(日本)  9.21(73)
⑧(新) ブローバック(米)  9.20(10)
⑨(6) 私を殺して(韓国)  9.19(113)
⑩(-) (8) 劇場版 キジのかあさん:都市へ行ったひなキジ家族(韓国)  9.15(183)

 ③と⑧の2作品が新登場です。
 ③「閑山 REDUX」は、今夏観客動員数726万人を記録して第1のヒット作となった「閑山:龍の出現」に21分15秒追加した監督拡張版。追加されたのは海戦シーンと義兵たちの話とのことです。「閑山:龍の出現」は、豊臣秀吉が朝鮮に大軍を派遣した1592年の文禄の役(韓国では壬辰倭乱)、その日本軍(の一部)を閑山島海戦討ち破った韓国史上の代表的英雄とされている李舜臣[イ・スンシン]将軍が主人公で、パク・ヘイルが演じています。(→コチラ)の過去記事参照。) 原題は「한산 리덕스」です。
 ⑧「ブローバック」はアメリカのアクション&スリラー。
 ニック(キャム・ギガンデット)には入院中の娘がいます。彼女は難病で、命を救うには費用のかかる治療が必要です。しかしライドシェアのドライバーの給料ではとても払いきれません。そこでニックは銀行に保管されているマフィアの物件を盗むためにチームを作ります。ところが仲間の裏切りで銃で撃たれ、盗んだものまで奪われたニックはなんとか九死に一生を得て復讐を決意します。そして訪ねた人物は盗んだものの所有者であるマフィア、バレンティ。つまり彼の意図はマフィアと手を組んで裏切り者を探し出すということです・・・。原題は「블로우백」。日本公開は未定のようです。(なさそう、かな?)

     【記者・評論家による順位】

①(1) 別れる決心(韓国)  8.71(14)
②(2) 塔(韓国)  8.50(2)
③(-) トップガン マーヴェリック(米)  8.44(9)
④(3) エブリシング・エブリホエア・オール・アット・ワンス(米)  8.33(9)
⑤(5) 私は最悪(ノルウェー)。  8.00(9)
⑥(新) 同じ下着を着るふたりの女(韓国)  8.00(8)
⑦(6) 小説家の映画(韓国)  8.00(3)
⑧(8) シン・エヴァンゲリオン劇場版(日本)  7.50(2)
⑨(9) 水滴を描く男(韓国)  7.25(4)
⑩(10) 昼間は暑く夜は寒く(韓国)  7.00(6)

 このランキングでは⑥「同じ下着を着るふたりの女」が初登場ですが、この作品については→ひとつ前の記事で詳述しました。

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