先週はじめ頃から、えへん、えへん、なんか喉にひっかるなぁ。
人込みに行ったり、周りにそんな人もいなかったのに、まさかこんな手強い菌が着々と巣くい始めていたのか、気づかなかった。不覚だった。
自覚した頃はすでに遅し、もう風邪菌が体全体に回っていました。
考えるてみると、えへんと言い始めてから、一週間過ぎる頃には咳による大量の菌排出。お風呂掃除していた頃は、酷くならないうちに収束するのではないか、なんて楽観していたけれど、一昨夜は大咳で、なかなか寝けません。
まさしく家族にばい菌扱いされ、そろそろ誰かに伝染させて、こちらが回復し始める頃となるのじゃないかな、とカレンダーを目で追っています。
基本的に風邪で医療機関に掛かるという概念はなく、自己免疫ができるまで耐え、2週間位で回復するというパターンが自分の中に出来上がっています。今回もその例に漏れず、回復曲線に入ったと思っていますが・・
思えば小学校5年生のとき、熱が出て初めて学校を休みました。それが風邪だったのかインフルエンザだったのか、定かではありませんでした。熱にうなされ、食欲がなくなるという事を初めての経験をしたのがこのときです。医者にはかかりましたがね。
ですから皆が言う、”風邪をひいた”という症状を経験したことがなく、どういうことが”風邪をひいた”というのか、不思議でした。それが高校1年生の冬、これが風邪をひいたということなのが、という咳や鼻水に苛まれ、非情に苦しい思いをしましたが、2週間ほどで回復しました。来るべきものが来た~という感じでした。その後、毎年、一冬に一度、恒例の風邪ひきさんになってしまいました。
風邪くらい、と思っても苦しいもので、風邪は予防できるものという知識を学んだのはもっと後のことでした。今ほど衛生観念や予防医学の知識が低かったのでしょう。
経験から言えることですが、うがいを丁寧にするだけでかなりのパーセンテージで風邪が予防できます。手洗いも大切ですが、うがい重視で励行しましょう。
昨夜は粉末の咳止めを飲んでから床に着こうとしたのですが、失敗して粉を気管に入れてしまいました。血管が破れなかったのが不思議なくらい咳き込みました。死ぬ思い、というのはこういうことでしょう。弱り目に祟り目ってありますね。